こんぴら温泉郷
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(金毘羅温泉から転送)
こんぴら温泉郷 | |
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温泉情報 | |
所在地 |
香川県仲多度郡琴平町 |
座標 | 北緯34度11分27.8秒 東経133度49分13.2秒 / 北緯34.191056度 東経133.820333度座標: 北緯34度11分27.8秒 東経133度49分13.2秒 / 北緯34.191056度 東経133.820333度 |
交通 |
空路 - 高松空港 鉄道 - JR四国 琴平駅・琴電 琴電琴平駅 車 - 高松自動車道 善通寺IC |
泉質 | 塩化物泉・重炭酸土類泉 |
宿泊施設数 | 12 |
外部リンク | 琴平町観光協会 |
こんぴら温泉郷(こんぴらおんせんきょう)は、香川県仲多度郡琴平町の温泉街である。以前は金毘羅山の門前町であって温泉は無かったものの、掘削を行い温泉を掘り当て、1997年以降に温泉地としての整備が開始された。
泉質
[編集]- ナトリウム・カルシウム - 塩化物温泉
- ナトリウム - 塩化物温泉(旅館1軒のみ)
- 含食塩重炭酸土類泉(旅館1軒のみ)こんぴら温泉湯元八千代
温泉街
[編集]金倉川河畔から金刀比羅宮参道周辺までの宿泊施設群のうち、12軒が温泉を保有している。
歴史
[編集]現在のJR琴平駅から金刀比羅宮までの間は、江戸時代から参拝客向けの門前宿場町として栄えてきた。しかし、特に1990年頃からは日本におけるレジャーの多様化に伴い、琴平周辺の宿泊需要が落ち込みを見せていた。
当地で宿泊施設を経営していた近兼孝休は巻き返しを狙い、1997年に自己保有地内で温泉の掘削を試み、源泉を得た[1]。さらに彼は、この湯を近隣の宿泊施設にも供給して、温泉街を形成した[2]。2000年からは毎年1月に「こんぴら温泉まつり」と銘打った催しを行い[1]、温泉街の振興を図っている。2007年に源泉からの供給契約が切れるため、琴平町は町有地で新たな泉源を求めて、採掘を行う決定がなされた[3]。この琴平町の試みは成功し、2007年以降は、新たな源泉から琴平町が配湯を開始した[1]。なお、いずれの泉源も自噴ではなく、ポンプで汲み上げて利用している[注釈 1]。この2つの源泉は泉質が少し異なるため、施設によって泉質が異なる場合が出てきた。
アクセス
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 山村 順次 『47都道府県・温泉百科』の224ページに、1997年に得た泉源と、2007年に得た泉源の両方の記述が有る。加えて、山村 順次 『47都道府県・温泉百科』の287ページによれば、2013年現在の香川県内で温泉として利用されている泉源は、全てポンプを使って汲み上げており、自噴してはいない事が読み取れる。以上の事から、近兼孝休が1997年に得た泉源と、琴平町が2007年に得た泉源が、いずれもポンプで汲み上げている事は、自明である。
出典
[編集]- ^ a b c 山村 順次 『47都道府県・温泉百科』 p.224 丸善出版 2015年12月30日発行 ISBN 978-4-621-08996-5
- ^ 観光カリスマ百選 近兼孝休 Archived 2008年10月28日, at the Wayback Machine.
- ^ 琴平町の独自温泉源、22日にも掘削開始へ 2007年2月21日四国新聞