鍾繇体
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鍾繇体(しょうようたい)は、古代中国、三国時代の魏の書家、鍾繇の字体。
概要
[編集]- 鍾繇体は隷書と楷書の中間のような書体であるが、三国時代には楷書という言葉がなく、後世の書家によって楷書に分類されたものである。鍾繇は楷書が特に後世知られており、王羲之をはじめ非常に多くの書家が学んでいて、現代でもよく学ばれている。
- 鍾繇は、呉の皇象・劉纂・岑伯然(しん はくねん)、魏の胡昭・邯鄲淳・宋翼(そうよく)・衛覬・韋誕等と共に同時代の能書家として知られている。
収拾代表作
[編集]- 宣示表(せんじひょう)
- 急就章(きゅうしゅうしょう)
- 薦季直表(せんきちょくひょう)
- 賀捷表(がしょうひょう)
- 墓田丙舎帖(ぼでんへいしゃじょう)
- 上尊号奏(じょうそんごうそう)
- 力命表(りきめいひょう)
- 還示帖(かんじじょう)
外部リンク
[編集]- 日本インターネット書道協会・書家人物事典 [1]