長山桂三
（長山佳三から転送）
長山 桂三（ながやま けいぞう、1976年（昭和51年）5月13日 - ）は能楽師（シテ方観世流）で、重要無形文化財総合認定保持者である[1][2][3]。
概説
[編集]1976年（昭和51年）に、シテ方観世流長山禮三郎（重要無形文化財総合指定保持者）の次男として、兵庫県芦屋市で生まれる[2]。
人間国宝の八世観世銕之亟や、九世観世銕之丞、父の長山禮三郎に師事する[2]。1980年（昭和55年）に初舞台、1996年（平成8年）に能『花月』にて初シテ、2017年（平成29年）には重要無形文化財総合指定保持者の認定を受ける[1][3]。
東京を中心に、パリ・ニューヨーク・モスクワなど海外公演や新作能、復曲能にも出演[2]。
また、能楽の魅力を広めるべく、自身が所有する世田谷区上野毛の能舞台などにて、稽古や体験活動、鑑賞講座にも従事している[2]。
公益社団法人能楽協会、公益社団法人日本能楽会、一般社団法人観世会及び公益社団法人銕仙会の会員で、能・狂言鑑賞の会の会長、桂諷會及び桂諷会を主宰している[3]。
外部リンク
[編集]- "長山桂三". 2024年12月25日閲覧。
脚註
[編集]出典
[編集]- ^ a b "メンバー紹介│長山 桂三". 公益社団法人銕仙会. 2024年12月25日閲覧。
- ^ a b c d e "長山 桂三さん、長山 凜三さんインタビュー｜伝統を受け継ぐ能楽師親子が伝えたいこと". Everything Has A Story｜インタビューWebメディア. 株式会社DINOS CORPORATION. 2022年. 2024年12月25日閲覧。
- ^ a b c "長山桂三 プロフィール". 長山桂三. 2024年12月25日閲覧。