間人漁港
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間人漁港 | |
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所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 京都府京丹後市丹後町間人 |
座標 | 北緯35度44分18.5秒 東経135度5分34.1秒 / 北緯35.738472度 東経135.092806度座標: 北緯35度44分18.5秒 東経135度5分34.1秒 / 北緯35.738472度 東経135.092806度 |
詳細 | |
管理者 | 京丹後市 |
種類 | 第2種漁港 |
間人漁港(たいざぎょこう)は、京都府京丹後市丹後町間人にある港。漁港漁場整備法(昭和25年5月2日法律第137号)第1章第5条に規定する第2種漁港である。
概要
[編集]沿革
[編集]- 古くから沖合漁業が盛んだった[1]。近世の間人港は日本海沿岸で五指に数えられるほどの良質な避難港だった[1]。
- 明治初期頃 - 漁民が自主的に積石防波堤を築造。
- 1907年(明治40年) - 港内8,540 m3を浚渫[1]。係船柱60本が完成[1]。
- 1912年(大正元年) - 初めて動力漁船を建造[1]。京都府における動力漁船の先駆となった[1]。
- 1916年(大正5年) - 東防波堤(55 m)を築造[1]。
- 1927年(昭和2年) - 事業費10万1000円で中央防波堤(85 m)と西防波堤(71.5 m)を築造[1]。
- 1948年(昭和23年) - 小泊防波堤(27 m)を築造[1]。
- 1949年(昭和24年) - 赤岩防波堤(42 m)を築造[1]。
- 1951年(昭和26年) - 黒岩防波堤(40 m)を築造[1]。
- 1951年(昭和26年)8月21日 - 第2種漁港に指定[2]。
- 1948年9月のアイオン台風、1949年6月のデラ台風、1951年10月のルース台風などで被害を受けるが復旧工事が完成[1]。
間人ガニ
[編集]→詳細は「間人ガニ」を参照
間人漁港で水揚げされたズワイガニの一部は「間人ガニ」というブランドで出荷されている[3]。2006年(平成18年)には特許庁の地域団体商標を取得している[4][5]。 京都府のズワイガニ漁は11月6日から始まり、メス(コッペガニ)の漁期は12月31日まで、オス(間人ガニ)は3月20日までが漁期である[6]。
主な魚種
[編集]主な漁業
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m 丹後町 1976, pp. 449–450.
- ^ a b c d “京丹後市の漁港”. 京都府. 2021年2月15日閲覧。
- ^ “カニ漁師に聞いた! 京都で捕れる幻のカニ「間人ガニ」はこだわりが詰まっていた!”. じゃらんニュース (2019年11月6日). 2021年2月15日閲覧。
- ^ “間人ガニの紹介”. 京都府. 2021年2月15日閲覧。
- ^ “商標登録第5002133号 間人ガニ(たいざがに)”. 特許庁. 2023年10月15日閲覧。
- ^ 寺脇毅 (2018年11月7日). “お待たせ 冬の味覚”. 朝日新聞
- ^ 川口祐二『島へ、浦へ、磯辺へ:わが終わりなき旅』ドメス出版、2020年、233頁。ISBN 9784810708530。
参考文献
[編集]- 丹後町『丹後町史』丹後町、1976年3月。 NCID BN08799166。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 京丹後市の漁港 - 京都府
- 京都の水産 - 京都府
- 京丹後の高級ブランドガニ「間人ガニ」 - 京丹後ナビ(京丹後市観光公社)
- 間人漁港 - 山陰海岸ジオパーク推進協議会