青木の法則
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(青木方程式から転送)
青木の法則(あおきのほうそく)または青木方程式(あおきほうていしき)[1]とは、元自由民主党参議院議員で内閣官房長官を務めた青木幹雄が提唱したとされる、内閣の安定度を示す[2][3][4]経験則[5]。2種類の「青木の法則」が存在する[6][7]。
青木の第一法則
[編集]内閣支持率(パーセント)と与党第一党の政党支持率(パーセント)の和(この和を青木率[8][2]またはアオキレシオ[9]という)が50ポイントを下回ると、政権が倒れる、または政権運営が厳しくなるとするもの[10]。
青木の第二法則
[編集]国政選挙の際、与党第一党の現有議席に、直近の「青木率」をかけた数の近似値が獲得議席となるとするもの[6][7]。
脚注
[編集]- ^ “退陣の「方程式」も 支持率「内閣+自民<50」”. 日本経済新聞. (2018年3月26日) 2018年4月16日閲覧。
- ^ a b 小笠原泰: “安倍政権の今後を合理的に考える――異端的論13”. ハフィントンポスト (2015年8月23日). 2017年1月16日閲覧。
- ^ 新井好典: “【政治デスクノート】好調自民に死角 囁かれる「2018年問題」”. ZAKZAK (2015年4月6日). 2017年1月16日閲覧。
- ^ 高橋洋一: “支持率急低下の安倍政権“維持可能性”を検証する”. ダイヤモンドオンライン (2015年7月30日). 2017年1月16日閲覧。
- ^ “再び吹き始めた解散風を後押しする「ドンの法則」 「50」「85」の意味するものとは…”. 産経ニュース (2017年3月6日). 2018年4月17日閲覧。
- ^ a b 大濱崎卓真: “岸田内閣支持率低下で注目の「青木率」とは 知られざる「第二法則」と世論調査の見方”. Yahoo!ニュース (2022年9月1日). 2023年6月29日閲覧。
- ^ a b 平井文夫: “岸田内閣の支持率「続落」で〝青木率75%〟の意味 「参院のドン」の経験則にみる「解散」と「岸田おろし」は紙一重!?”. ZAKZAK (2015年4月6日). 2023年6月29日閲覧。
- ^ 高橋洋一: “解散するなら「今でしょ」! 「青木率」から分析する自民党が勝つためのタイミング”. 現代ビジネスプレミアム. 講談社 (2014年11月10日). 2017年11月11日閲覧。
- ^ “マーケットレポート 内閣支持率低下の中、政策転換の可能性を考える~自民党総裁選挙を控えた候補者の経済政策は?~” (PDF). 三井住友トラスト・アセットマネジメント. p. 1 (2018年4月27日). 2021年11月4日閲覧。
- ^ “(天声人語)総裁選とドタバタ”. 朝日新聞. (2021年9月2日) 2021年11月4日閲覧。