青雲
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(青雲のうたから転送)
青雲(せいうん)は、株式会社日本香堂が1965年より販売している線香のブランド名である。
沿革
- 1965年 - 「毎日香」大ヒットの影響から孔官堂との関係が決裂。孔官堂から許諾を受けていた「蘭月」「仙年香」「松竹梅」等の全ブランドの販売権を返還。「青雲」を発売。当初は東日本を中心として販売していた。
- 1981年 - 「青雲」の全国展開を開始。コマーシャルソングの「青雲のうた」が起用される。
製品
- 青雲
- 現在はあまり店頭では売られていない。
- 青雲バイオレット
- 現在の主力製品の一つ。
- 青雲クリーン
- 燃焼時に出る灰が少ない。
- 青雲アモーレ
- 青雲ゴールド
- 青雲 黒
- 沈香青雲
- 青雲 赤
- 青雲 紫
- 青雲なごみ
青雲のうた
「青雲のうた」 | ||
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森田公一の楽曲 | ||
リリース | 1981年 | |
ジャンル | J-POP (コマーシャルソング) | |
時間 | 30秒 | |
作詞者 | 伊藤アキラ | |
作曲者 | 森田公一 | |
その他収録アルバム | ||
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「青雲」のコマーシャルソングとして、1981年から放送されている楽曲[1]。当初のCMでは作曲者である森田公一が歌っていた[2]。その後1990年からは尾崎紀世彦[2]、2010年からは錦織健[2]、2020年からは林家たい平[3][注 1]が同曲をカバーするCMが放送されている。
森田版の音源は2007年発売のCD『心と耳にのこるCMのうた』や2010年発売のCD『GOLDEN☆BEST 森田公一 ヒット&シングルコレクション』に収録。
なお、お笑いコンビサンドウィッチマンのスピーチの練習というネタで、このCMソングのパロディが使われている。そのほか、埼玉西武ライオンズに所属するプロ野球選手・川越誠司は本曲を2020年シーズンから登場曲として用いている[5]。
フィクション作品においても、漫画「ちいかわ」の登場キャラクター「ハチワレ」の好きな歌であるという設定になっている[6][7]。アニメの第199話では櫻井真一によって歌唱された同曲が挿入歌として使用された。
CM
通常のCMでは、「青雲のうた」に乗せて連凧が登場している。
CM出演者
現在
- 林家たい平(「青雲のうた」歌唱)
- 山田和樹(「青雲のうた」指揮)※林家たい平と共演。演奏は日本フィルハーモニー交響楽団[8]
- 窪田等(ナレーション)
- 里アンナ(「アモーレ」歌唱)
- さだまさし(「白秋歌」歌唱)
過去
- 三遊亭楽太郎(後の6代目三遊亭円楽)
- 三遊亭貴楽
- 三遊亭五九楽
- 三遊亭楽大(現・伊集院光)
- 尾崎紀世彦(「青雲のうた」歌唱)
- 森田公一(「青雲のうた」歌唱)
- 錦織健(「青雲のうた」歌唱)
脚注
注釈
出典
- ^ 「ひげまろの昭和CMソングMEMORIES 青雲のうた(4)」、『デイリースポーツ』2012年9月14日付、21面、12版。
- ^ a b c 「ひげまろの昭和CMソングMEMORIES 青雲のうた(5)」、『デイリースポーツ』2012年9月15日付、25面、12版。
- ^ 『青雲の歌』10年ぶりのリニューアル!山田和樹氏 指揮、日本フィルの演奏をバックに林家たい平師匠 大熱唱の舞台裏を動画公開!、PRTIMES(株式会社日本香堂)、2020年2月14日 10時00分。
- ^ 「ひげまろの昭和CMソングMEMORIES 青雲のうた(3)」、『デイリースポーツ』2012年9月13日付、21面、12版。
- ^ 森下知玲 (2020年6月10日). “【西武】川越誠司、「青雲」それは開幕アピール弾…山川が登場曲に選曲「意外と良かった」”. スポーツ報知 (報知新聞社). オリジナルの2020年6月10日時点におけるアーカイブ。 2020年6月10日閲覧。
- ^ Twitter ちいかわ💫アニメ金曜 午後6:45 · 2021年12月2日
- ^ Twitter ちいかわ💫アニメ金曜 午後8:55 · 2021年12月3日
- ^ “林家たい平『青雲の歌』新CM歌手に抜てき 約10年ぶりの新録「天国の父に届け」”. ORICON NEWS. オリコン株式会社 (2020年2月3日). 2023年4月23日閲覧。