須賀川駅
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須賀川駅 | |
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駅舎(2022年2月) | |
すかがわ Sukagawa | |
◄鏡石 (6.3 km) (6.7 km) 安積永盛► | |
所在地 | 福島県須賀川市中山63-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東北本線 |
キロ程 | 215.1 km(東京起点) |
電報略号 | カハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
2,019人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1887年(明治20年)7月16日[2] |
備考 |
業務委託駅[3] みどりの窓口 有 |
須賀川駅(すかがわえき)は、福島県須賀川市中山にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1887年(明治20年)7月16日:日本鉄道の駅として開業[2]。
- 1905年(明治38年)2月16日:電報の取り扱いを開始[4]。
- 1906年(明治39年)11月1日:鉄道国有法により、国有化[2]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称の制定により、東北本線の所属となる。
- 1963年(昭和38年)10月31日:電報の取り扱いを廃止[5]。
- 1971年(昭和46年)3月20日:当駅に特急「ひばり」1往復が停車することとなり、特急停車駅となる(この後東北本線を走る特急列車の増発が相次いだこともあり、最も多い時期には5往復の特急列車が当駅に停車した)。
- 1974年(昭和49年)4月1日:みどりの窓口の営業を開始[6][新聞 1]。
- 1979年(昭和54年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の扱いを廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる[2]。
- 1991年(平成3年)10月1日:駅舎改築工事のうち、駅施設部分の使用を開始[7]
- 1992年(平成4年)4月1日:駅舎改築工事のうち、須賀川市コミュニティ施設が完成し、駅全面オープン[7]。
- 1993年(平成5年)11月30日:特急「あいづ」の廃止により、当駅に停車する優等列車がなくなる(なお、当駅に停車する急行列車は、臨時列車を除き、1985年〈昭和60年〉3月のダイヤ改正で消滅していた)。
- 2002年(平成14年):東北の駅百選に選定される。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 1]。
- 2011年(平成23年)
- 2025年(令和7年)春:橋上駅舎および東西自由通路の供用を開始(予定)[報道 2][新聞 2]。
駅構造
[編集]単式ホーム2面2線を持つ地上駅である[1]。2番線は旧3番線である。旧2番線(中線)は線路のみ残っているが、本線とは接続されていない。かつては当駅発着の列車があった[8]。
郡山駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが駅業務を受託する業務委託駅である[3]。
駅舎は、1993年(平成5年)供用開始の福島空港へのアクセス駅として、1991年(平成3年)に駅部分が、1992年(平成4年)に併設のコミュニティ施設が供用を開始した、鉄骨造り2階建て延べ床面積約1,330平方メートルのものである。約4分の1が駅施設、残りが地元須賀川市の施設である。地元のボタン園を駅舎のイメージコンセプトとしている。総工費は約3億8000万円であった[7]。しかし、現在は空港への交通手段が存在せず、郡山駅などからのリムジンバスなどになる。
構内にはみどりの窓口、Suica対応自動券売機、指定席券売機、簡易Suica改札機、NewDays(Suica利用可能)があり、須賀川市コミュニティプラザが併設されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■東北本線 | 上り | 新白河・黒磯方面[9] |
2 | 下り | 郡山・福島方面[9] |
-
改札口(2021年10月)
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ホーム(2021年10月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は2,019人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
---|---|---|---|---|
年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 2,311 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 2,378 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 2,344 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 2,337 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 2,323 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 2,285 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 2,328 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 2,272 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 2,257 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 2,257 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 2,247 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 2,095 | [利用客数 13] | ||
2012年(平成24年) | 745 | 1,559 | 2,305 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 741 | 1,603 | 2,344 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 733 | 1,590 | 2,324 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 748 | 1,577 | 2,325 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 746 | 1,561 | 2,307 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 742 | 1,582 | 2,324 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 735 | 1,558 | 2,294 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 686 | 1,565 | 2,252 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)375 | 1,340 | 1,715 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)430 | 1,382 | 1,812 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)539 | 1,347 | 1,887 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)623 | 1,396 | 2,019 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]- 須賀川駅前郵便局
- 須賀川市立第二中学校
- 福島県立須賀川桐陽高等学校
- 福島交通須賀川営業所
- 上人壇廃寺跡
- 米山寺経塚
- 釈迦堂川
- 国道4号
- 福島県道54号須賀川三春線
- 福島県道187号須賀川停車場線
- 福島県道355号須賀川二本松線
- イオンタウン須賀川
- ヨークベニマル須賀川西店
- ドン・キホーテ須賀川店
バス路線
[編集]「須賀川駅前」停留所にて、須賀川市内循環バス[注 1]や福島交通(須賀川営業所)の路線バスが発着する。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
福島交通 | |||
須賀川市内循環バス | 「あおば循環バス」は平日のみ運行[13] |
なお、高速バス「須賀川」停留所および「須賀川営業所」停留所は、福島交通須賀川営業所構内にある。
その他
[編集]- 「花の町を演出するステンドグラスが印象的な駅舎」として、東北の駅百選に選定された。
- 須賀川市がウルトラマンシリーズの生みの親・円谷英二の出身地であることから、駅前広場にはウルトラマンの像が建てられている。
- 「釈迦堂川全国花火大会」開催日は臨時改札口が設けられる。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]- ^ 運行は福島交通須賀川営業所に受託。
出典
[編集]- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 13号 仙台駅・船岡駅・松島海岸駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月4日、21頁。
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、399頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b JR東日本東北総合サービス株式会社が運営する受託駅一覧 - JR東日本東北総合サービス.2022年1月2日閲覧
- ^ 『逓信省告示第28号』明治38年2月2日官報第6475号41ページ
- ^ 『東北電信電話史資料 事業史39-10』東北電気通信局、1964年、202頁。
- ^ 国鉄監修『交通公社の時刻表』1974年5月号
- ^ a b c 「福島空港開港にむけて東北本線須賀川駅を改築」『鉄道ジャーナル』第310号、鉄道ジャーナル社、1992年8月、102頁。
- ^ 時刻表(交通新聞社版)1992年3月号 p.561(東北本線のページ)
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(須賀川駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v “須賀川駅前 - 行先 - 福島交通”. 福島交通. 2024年11月19日閲覧。
- ^ a b c “須賀川駅前 - 時刻表 - 福島交通”. 福島交通. 2024年11月19日閲覧。
- ^ a b c d “須賀川駅前 - 時刻表 - 福島交通”. 福島交通. 2024年11月19日閲覧。
- ^ a b c d “令和5年4月1日 須賀川市内循環バス” (PDF). 須賀川市内循環バス/須賀川市公式ホームページ. 須賀川市 (2024年9月20日). 2024年11月19日閲覧。
報道発表資料
[編集]- ^ 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2020年5月24日時点におけるアーカイブ 。2020年5月25日閲覧。
- ^ 『東北本線「須賀川駅」東西自由連絡通路・駅舎改築工事を行います』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社/東北建設プロジェクトマネジメントオフィス、2022年8月29日。オリジナルの2022年8月29日時点におけるアーカイブ 。2022年8月29日閲覧。
新聞記事
[編集]- ^ 「小牛田駅など七駅にも」『交通新聞』交通協力会、1974年3月31日、3面。
- ^ 「新須賀川駅舎のイメージ図発表 東西のアクセス向上図る 福島県須賀川市」『福島民報』2021年5月25日。オリジナルの2021年5月25日時点におけるアーカイブ。2021年5月25日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月10日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(須賀川駅):JR東日本