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飛騨神岡駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
飛騨船津駅から転送)
飛騨神岡駅*
駅舎(2006年9月)
ひだかみおか
HIDAKAMIOKA
神岡鉱山前 (1.2 km)
(1.0 km) 神岡大橋
地図
所在地 岐阜県飛騨市神岡町船津1409
北緯36度19分52.19秒 東経137度17分39.53秒 / 北緯36.3311639度 東経137.2943139度 / 36.3311639; 137.2943139座標: 北緯36度19分52.19秒 東経137度17分39.53秒 / 北緯36.3311639度 東経137.2943139度 / 36.3311639; 137.2943139
所属事業者 神岡鉄道
所属路線 神岡線
キロ程 18.1 km(猪谷起点)
電報略号 フナ(飛騨船津駅時代)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1966年昭和41年)10月6日[1]
廃止年月日 2006年平成18年)12月1日
備考 路線廃止に伴う廃駅
* 開業時の駅名は「飛騨船津」。1984年に「飛騨神岡」へ改称。
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飛騨神岡駅(ひだかみおかえき)は、岐阜県飛騨市神岡町船津にあった神岡鉄道神岡線

神岡線の廃線により、2006年平成18年)に廃駅となった。

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線を有する高架駅であった。線路は急傾斜を避けるべく山肌に敷かれているため、谷あいに開けた神岡中心街の上を鉄橋で越えており、鉄橋の両端に迫る山をトンネルで抜けていた。ホームはその鉄橋の上に設けられ、ホーム上にはその他恵比寿の木像を祀る祠が建てられていた。ホームの下には神通川水系高原川の支流山田川が流れており、二つのトンネルを橋で直接結び山田川を渡る形になっていた。

ホームの猪谷方の端から階段を降りたところに駅舎が置かれていた。コンクリート造り一階建てで、内部には待合所やトイレのほか、駅事務室部分を改装した美容室があり営業を行っていた。当駅は完全な無人駅であり、美容室では乗車券の販売などは一切行われていなかった。駅舎はホームよりは低いものの街より高い位置にあり、駅舎を出るとさらに階段を下りて外に出る。

駅周辺

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旧神岡町中心街および旧町役場の最寄り駅で、徒歩約300 mで中心市街に出る。そこから高原川を渡ると旧神岡町役場に出る。当駅周辺には人家が多くあり商店などもよく見られる。

当駅の階段を下るとすぐに幸土泉水という湧き水があり、昔から清水が湧いていたと伝えられている。山肌に沿って造られた国道41号バイパス工事によって水源の断たれることが危惧されたが、枯れることを免れ今も清水を湛えている。

当駅下に濃飛バスの停留所があり、飛騨古川駅高山駅方面と神岡町を結ぶ路線バスが運行されている。

駅の北にあるトンネルの上を国道41号が山田川に沿って走り、対岸の神岡中心部の端を国道471号が走っている。

隣の駅

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神岡鉄道
神岡線
神岡鉱山前駅 - 飛騨神岡駅 - 神岡大橋駅

脚注

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  1. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、173頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「通報 ●北陸本線野々市駅及び神岡線飛驒神岡駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年9月29日、5面。

関連項目

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