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高ヶ坂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 関東地方 > 東京都 > 町田市 > 高ヶ坂
高ヶ坂
高ヶ坂住宅(高ヶ坂3丁目)
高ヶ坂住宅(高ヶ坂3丁目)
高ヶ坂の位置(多摩地域内)
高ヶ坂
高ヶ坂
高ヶ坂の位置
北緯35度32分23.23秒 東経139度27分32.06秒 / 北緯35.5397861度 東経139.4589056度 / 35.5397861; 139.4589056
日本の旗 日本
都道府県 東京都
市町村 町田市
地域 南地域
面積
 • 合計 1.155 km2
人口
2018年(平成30年)1月1日現在)[2]
 • 合計 10,614人
 • 密度 9,200人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
194-0014[3]
市外局番 042 (相模原MA)[4]
ナンバープレート 多摩

高ヶ坂(こがさか)は、東京都町田市の地名。現行行政地名は高ヶ坂一丁目から七丁目(住居表示区域)。郵便番号は194-0014[3]

地名の読み方について、現地ではこうがさかこがさかのいずれにも読まれてきた[注釈 1]が、2014年7月の住所整理実施に伴い、正式な読み方がこがさかであることが明らかにされた[5]

地理

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町田市中部に位置する。東は西成瀬成瀬南成瀬、西は原町田、南は金森東、北は南大谷と接している。

高ヶ坂三丁目には、東京都住宅供給公社の集合住宅「高ヶ坂住宅」が存在する。

河川

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地価

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住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、高ヶ坂字五号811番1外の地点で15万6000円/m2となっている。[6]

歴史

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地名の由来

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「こうが」は「コゲ」「コウゲ」(芝地のこと)から来ているので、高ヶ坂は芝地の坂を意味する、という説がある[7]

沿革

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  • 1868年明治6年) - 高ヶ坂村が武蔵知県事に属す。その後同年末までに東京府となるものの、多摩地域が横浜に居住する外国人の遊歩区域であるとの神奈川県知事陸奥宗光の上申により神奈川県に移管される。
  • 1873年(明治6年)5月1日 - 区番組制により第八区二番組となる。
  • 1874年(明治7年)6月15日 - 大区小区制により、第八大区二小区となる。
  • 1878年(明治11年)7月22日 - 郡区町村制施行。神奈川県南多摩郡高ヶ坂村となる。
  • 1884年(明治17年)7月5日 - 連合戸長役場制により、高ヶ坂村、金森村、鶴間村、成瀬村、小川村が5ヶ村連合となる。連合戸長役場は鶴間村に置かれる。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行。高ヶ坂村と鶴間村・金森村・成瀬村・小川村が合併し、南多摩郡南村大字高ヶ坂となる。
  • 1893年(明治26年)4月1日 - 神奈川県のうち、西多摩郡、南多摩郡、北多摩郡東京府に移管。東京府南多摩郡南村大字高ヶ坂となる。
  • 1943年昭和18年)7月1日 - 東京都制により、東京都南多摩郡南村大字高ヶ坂となる。
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 町田町と南村が対等合併する。町田町大字高ヶ坂となる。
  • 1958年(昭和33年)2月1日 - 町田町、忠生村鶴川村堺村の1町3村が対等合併し、市制施行。町田市高ヶ坂となる。
  • 1964年(昭和39年)6月1日 - 高ヶ坂、原町田、南大谷、森野、金森のそれぞれ一部で住居表示を実施、原町田一〜六丁目を新設。
  • 2012年平成24年)10月8日 - 高ヶ坂、金森、原町田の一部で住居表示を実施。金森東一〜四丁目を新設。
  • 2014年(平成26年)7月21日 - 高ヶ坂、原町田、南大谷、成瀬の一部で住居表示を実施し、高ヶ坂一~七丁目を新設。

世帯数と人口

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2018年(平成30年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
高ヶ坂一丁目 163世帯 355人
高ヶ坂二丁目 674世帯 1,502人
高ヶ坂三丁目 1,412世帯 2,521人
高ヶ坂四丁目 565世帯 1,433人
高ヶ坂五丁目 516世帯 1,250人
高ヶ坂六丁目 411世帯 1,076人
高ヶ坂七丁目 1,077世帯 2,477人
4,818世帯 10,614人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8]

丁目 番・番地等 小学校 中学校
高ヶ坂一丁目 全域 町田市立町田第二小学校 町田市立町田第二中学校
高ヶ坂二丁目 1~8番
9番36号・40~41号
12番1~6号・8~11号
13~27番
28番1~2号・4号・7~12号
28番15~17号・21~24号
29~31番
9番1~4号・6~7号
9番10~11号・15号・17号
9番19~22号・24~28号
9番31~34号・37~39号・46号
9番49号、10~11番
12番12~13号
28番3号・25~28号、32~43番
町田市立高ヶ坂小学校
高ヶ坂三丁目 20番19~24号、26番10~18号
27番、29~30番
1番1号・33号・35~36号 町田市立町田第二小学校
1番14号・17~20号・23~25号
1番27~29号・31号、2~19番
20番2~8号・10号・15~16号
20番26号、21~25番
26番1~2号、28番、31~37番
町田市立町田第六小学校
高ヶ坂四丁目 1~34番 町田市立南大谷小学校 町田市立南大谷中学校
35~37番 町田市立高ヶ坂小学校 町田市立町田第二中学校
高ヶ坂五丁目 26番11~12号 町田市立町田第六小学校
1~25番、26番1~2号・4~5号
26番19号・30号・33号
27~31番
町田市立高ヶ坂小学校
高ヶ坂六丁目 全域
高ヶ坂七丁目 1番4~8号・10号・12号
2~43番
1番14号・16~20号
1番23号・30号
町田市立南第三小学校 町田市立南中学校

交通

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鉄道

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小田急小田原線・JR横浜線の町田駅、もしくはJR横浜線の成瀬駅が最寄り駅である。

路線バス

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神奈川中央交通東により、以下の路線が運行されている。

道路

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施設

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教育
警察
郵便局
  • 町田高ヶ坂郵便局
商業
公園
神社
  • 熊野神社
  • 祥雲寺
史跡

脚注

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注釈

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  1. ^ 行政においても、高ヶ坂(こうがさか)土地区画整理事業(町田市都市づくり部区画整理課)、高ヶ坂(こがさか)松葉調整池(同市上下水道部上下水道総務課)などのように、両方の読み方が行われてきた。

出典

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  1. ^ 土地・気象 【町田市統計書 第50号2016(平成28)年度発行】”. 町田市 (2017年3月21日). 2018年1月21日閲覧。
  2. ^ a b 町丁別世帯数・人口表”. 町田市 (2018年1月15日). 2018年1月21日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月21日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月21日閲覧。
  5. ^ 新設する町の区域、町名”. 町田市ホームページ (2014年7月21日). 2023年3月11日閲覧。
  6. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  7. ^ 町田の地名のいわれ』町田市立図書館、1993年、14頁https://www.library.city.machida.tokyo.jp/img/bottom/16d3238ac4642ea1f0c2dfc7b4b72c8e_1.pdf2022年10月4日閲覧 
  8. ^ 市立小・中学校の通学区域”. まちだ子育てサイト(町田市) (2018年4月1日). 2018年4月1日閲覧。

関連文献

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外部リンク

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