江戸川区角野栄子児童文学館
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(魔法の文学館から転送)
魔法の文学館 Kiki's Museum of Literature | |
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2023年10月29日 | |
施設情報 | |
正式名称 | 江戸川区角野栄子児童文学館 |
愛称 | 魔法の文学館 |
館長 | 角野栄子 |
建物設計 | 隈研吾建築都市設計事務所 |
延床面積 | 1,613.95平方メートル |
開館 | 2023年11月3日 |
所在地 |
〒134-0085 東京都江戸川区南葛西7-3-1 なぎさ公園内 |
位置 | 北緯35度38分57.3秒 東経139度52分56.1秒 / 北緯35.649250度 東経139.882250度座標: 北緯35度38分57.3秒 東経139度52分56.1秒 / 北緯35.649250度 東経139.882250度 |
最寄バス停 | 魔法の文学館入口(南葛西第二小学校前)[注釈 1] |
プロジェクト:GLAM |
江戸川区角野栄子児童文学館(えどがわくかどのえいこじどうぶんがくかん)は、東京都江戸川区、なぎさ公園内にある文学館。
愛称は魔法の文学館(まほうのぶんがくかん)[2]。館長は角野栄子[1]。
沿革
[編集]2019年9月、角野が2018年に国際アンデルセン賞に選出されたことなどを受け、江戸川区は同区にゆかりのある作家である角野の功績を称える機能、「児童文学」に親しむ機能、想像力や創造力を育む体験機能の3つの機能と、それらを包括して角野作品の世界観と調和した公園づくりをコンセプトとする児童文学館の開設に関する基本構想を発表した[3][4]。
2020年1月15日には、隈研吾の事務所(隈研吾建築都市設計事務所)が設計することを発表[5][6]。総工費は約13億円で、設計費は約1億2000万円[7]。
10月27日のプレスリリースでは、角野栄子の功績や、作品の世界観を伝える〈(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館〉の基本設計内容および施設概要が発表された[3]。
館内
[編集]館内は角野のテーマカラーである「いちご色」に彩られる[9]。展示エリアでは『魔女の宅急便』の舞台「コリコの町」や、角野のアトリエを再現した常設展示室、企画展示室が設置されている[9][10]。読書エリアには「子どもから大人までが読めるおもしろい物語」をテーマに角野が選書した約9000冊を揃える[9]。また、旧江戸川を望む「カフェ・キキ」も併設される[9][10]。
入館料
[編集]- 一般(15歳以上)700円
- 子供(4歳-中学生)300円
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “「魔法の文学館」館長は角野栄子さん 「驚きに満ちた不思議な空間へ遊びに来て!」 10月3日から予約受付開始 ラッピングバスも登場”. 美術展ナビ (2023年10月3日). 2023年10月24日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “児童文学作家 角野栄子さんの世界観紹介する文学館11月開館|NHK 首都圏のニュース”. NHK NEWS WEB. 2023年10月24日閲覧。
- ^ a b “隈研吾設計による〈(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館〉の施設概要を江戸川区が発表 |CULTURE|TECTURE MAG(テクチャーマガジン)”. TECTURE MAG(テクチャーマガジン). 2023年10月29日閲覧。
- ^ “(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館 基本構想”. 江戸川区. 2023年10月29日閲覧。
- ^ “設計は隈研吾さん 江戸川区の児童文学館 角野栄子さんの世界、五感で親しむ場に:東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2023年10月29日閲覧。
- ^ “隈研吾が設計を進め2023年の完成を予定する、東京の「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」の基本設計概要版が公開”. architecturephoto.net (2021年7月2日). 2023年10月29日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年1月15日). “角野栄子児童文学館、設計に隈研吾さん 江戸川区、来年4月以降に着工”. 産経ニュース. 2023年11月10日閲覧。
- ^ “内覧会レポート:隈研吾が設計した魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)が開館 |CULTURE|TECTURE MAG(テクチャーマガジン)”. TECTURE MAG(テクチャーマガジン). 2023年11月10日閲覧。
- ^ a b c d “角野栄子さん「魔法の文学館」が2023年11月オープン 江戸川区が運営資金のクラウドファンディング”. 美術展ナビ (2022年12月16日). 2023年10月29日閲覧。
- ^ a b “扉の奥はいちご色。「魔法の文学館」で『魔女の宅急便』の作者・角野栄子の世界に浸る”. 美術手帖. 2023年10月29日閲覧。