麗水臨時要塞
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麗水臨時要塞(れいすいりんじようさい)とは、朝鮮半島・麗水の防備のため設置された大日本帝国陸軍の要塞である。
概要
[編集]朝鮮半島西岸の航路を確保するため、全羅南道の麗水に臨時要塞を設けることが計画されていた。事前に設計、資材の調達について準備し、兵器は近くの要塞に保管を行い、小規模な要塞の設置を図るものである。
1940年10月、麗水要塞司令部が設置された。
兵備
[編集]歴代司令官
[編集]- 多田勇夫 大佐:1942年8月1日 -
- 宮永蓋世 大佐:1943年8月2日 -
臨時要塞計画
[編集]朝鮮半島沿岸において本要塞のほか、有事の際に次の臨時要塞を設置することが計画されていた。
参考文献
[編集]- 浄法寺朝美『日本築城史 : 近代の沿岸築城と要塞』原書房、1971年12月1日。NDLJP:12283210。
- 歴史群像シリーズ『日本の要塞 - 忘れられた帝国の城塞』学習研究社、2003年。
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。