第3回ジャパンフットボールリーグ
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(1994年のJFLから転送)
シーズン | 1994 |
---|---|
優勝 | セレッソ大阪 |
昇格 |
セレッソ大阪 柏レイソル |
得点王 | ホルヘ・ルイス・デリー・バルデス (33得点) |
← 1993 1995 → |
第3回ジャパンフットボールリーグは1994年度に開催されたジャパンフットボールリーグ(JFL)のリーグ戦である。セレッソ大阪が優勝した。
概要
[編集]今シーズンから2部制を廃し16クラブによる一つのリーグ戦として開催される事になった。
今シーズンは柏レイソルの他にセレッソ大阪、PJMフューチャーズ、京都パープルサンガが準会員として新たに承認され、4クラブによる昇格争いに焦点が当たったが、最終的にC大阪と柏が日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)への昇格を果たした。
また今シーズンは1994 FIFAワールドカップ開催に伴い、6月の第15節終了後、2か月程度の休みが取られた。
大会概要
[編集]- 16クラブで2回戦のリーグ戦で行われた。
参加クラブ
[編集]このうち本田技研、PJMフューチャーズ、コスモ石油、川崎製鉄、西濃運輸、甲府クラブは1993年度J2からリーグ再編による昇格、NEC山形が地域リーグからの昇格クラブである。3クラブが組織変更し、ヤンマーディーゼルサッカー部はセレッソ大阪に、中央防犯サッカー部は中央防犯FC藤枝ブルックスに、京都紫光サッカークラブは京都パープルサンガになった。
- ☆=1994年の開幕時においてJリーグ準会員に認定されていたクラブ
- ★=1994年のシーズン途中にJリーグ準会員に認定されたクラブ
呼称 | 正式名称 | 監督 | 主なホームゲーム会場 | 前年度成績 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
東芝 | 東芝サッカー部 | 川崎市等々力陸上競技場 | J1 3位 | |||
大塚製薬 | 大塚製薬サッカー部 | 徳島市球技場 | J1 4位 | |||
☆柏レイソル | 日立FC柏レイソル | 日立柏サッカー場 | J1 5位 | |||
富士通 | 富士通サッカー部 | 大和市営大和スポーツセンター競技場 厚木市荻野運動公園競技場 |
J1 6位 | |||
☆セレッソ大阪 | セレッソ大阪 | 長居第2陸上競技場 | J1 7位 | ヤンマーディーゼルサッカー部改め | ||
東京ガス | 東京ガスサッカー部 | 国立西が丘サッカー場 江戸川区陸上競技場 |
J1 8位 | |||
藤枝ブルックス | 中央防犯FC藤枝ブルックス | 藤枝市民グラウンドサッカー場 | J1 9位 | 中央防犯サッカー部改め | ||
★京都パープルサンガ | 京都パープルサンガ | 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 | J1 10位 | 京都紫光サッカークラブ改め | ||
本田技研 | 本田技研サッカー部 | 本田技研都田サッカー場 | J2 1位 | リーグ再編による JFL(旧J1相当)昇格 |
||
★PJM | PJMフューチャーズ | 佐賀県総合運動場陸上競技場 | J2 2位 | 本拠地を静岡県から佐賀県に移転 | ||
コスモ石油 | コスモ石油サッカー部 | 四日市中央緑地陸上競技場 三重県営鈴鹿スポーツガーデンサッカーラグビー場 |
J2 4位 | |||
川崎製鉄 | 川崎製鉄サッカー部 | 岡山県総合グラウンド陸上競技場 | J2 5位 | |||
NTT関東 | NTT関東サッカー部 | 鴻巣市立陸上競技場 川越運動公園陸上競技場 |
J2 7位 | |||
西濃運輸 | 西濃運輸サッカー部 | 大垣市浅中公園陸上競技場 長良川球技メドウ |
J2 8位 | |||
甲府クラブ | 甲府サッカークラブ | 山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場 | J2 9位 | |||
NEC山形 | NEC山形サッカー部 | 山形県総合運動公園陸上競技場 山形市陸上競技場 |
東北1部1位 | 全国地域リーグ決勝大会2位ののち 入れ替え戦の結果により昇格 |
年間順位
[編集]順位 | チーム | 勝利 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 得失差 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | セレッソ大阪 | 26 | 4 | 85 | 33 | +52 |
2位 | 柏レイソル | 25 | 5 | 82 | 29 | +53 |
3位 | 藤枝ブルックス | 24 | 6 | 61 | 32 | +29 |
4位 | PJMフューチャーズ | 22 | 8 | 70 | 47 | +23 |
5位 | 京都パープルサンガ | 18 | 12 | 63 | 47 | +16 |
6位 | 大塚製薬 | 18 | 12 | 63 | 46 | +17 |
7位 | 東京ガス | 18 | 12 | 55 | 43 | +12 |
8位 | 川崎製鉄 | 13 | 17 | 36 | 46 | -10 |
9位 | 本田技研 | 12 | 18 | 49 | 62 | -13 |
10位 | 富士通 | 11 | 19 | 39 | 52 | -13 |
11位 | 東芝 | 11 | 19 | 56 | 71 | -15 |
12位 | NTT関東 | 10 | 20 | 37 | 46 | -9 |
13位 | NEC山形 | 10 | 20 | 30 | 57 | -27 |
14位 | 甲府クラブ | 9 | 21 | 36 | 74 | -38 |
15位 | コスモ石油 | 7 | 23 | 33 | 67 | -34 |
16位 | 西濃運輸 | 4 | 26 | 29 | 72 | -43 |
Jリーグ昇格 |
得点ランキング
[編集]順位 | 選手名 | クラブ | 得点数 |
---|---|---|---|
1 | ホルヘ・ルイス・デリー・バルデス | 東芝 | 33 |
2 | ネストール・オマール・ピッコリ | 藤枝ブルックス | 29 |
3 | マルキーニョス | セレッソ大阪 | 21 |
4 | アントニオ・ワグネル・デ・モラエス | 大塚製薬 | 20 |
アマラオ | 東京ガス | ||
5 | カレッカ | 柏レイソル | 19 |
表彰
[編集]賞 | 選手名 | 所属クラブ |
---|---|---|
得点王 | バルデス | 東芝 |
新人王 | 沢田謙太郎 | 柏レイソル |
ベストGK賞 | 武田亘弘 | セレッソ大阪 |
ベスト11
[編集]ポジション | 選手名 | 所属クラブ |
---|---|---|
GK | 武田亘弘 | セレッソ大阪 |
DF | 沢田謙太郎 | 柏レイソル |
トニーニョ | セレッソ大阪 | |
神田勝夫 | ||
MF | 森島寛晃 | |
マルキーニョス | ||
久高友雄 | ||
FW | バルデス | 東芝 |
カレッカ | 柏レイソル | |
ワグネル | 大塚製薬 | |
ピッコリ | 藤枝ブルックス |