ピンツガウ地方線
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(230号線 (オーストリア)から転送)
ザルツブルク地方鉄道 | |
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路線番号 | 230 |
路線総延長 | 53 km |
軌間 | 760 mm |
最大勾配 | 27 パーミル |
最高速度 | 80 km/h |
ピンツガウ地方線(ドイツ語: Pinzgauer Lokalbahn)は、ザルツブルク地方鉄道の鉄道線の名称である。路線番号は230。
運行形態
[編集]快速「レギオナルエクスプレス(REX)」
[編集]平日のみ、一日1往復の運行。クリムル方面は、200号線のザルツブルク発快速から接続を受ける。
2015年以前は、ツェル発クリムル行片道1本のみの運行であった。
普通
[編集]- ツェル - クリムル
- 一時間に1本の運行。この他、ツェル~ニーダーンシル間の区間便も平日のみ一時間に1本運行していて、この区間は合わせて1時間に2本の運行となる。また、夏季のみ週1便、ツェル - ミッタージル間に蒸気機関車が運行していて、各駅に停車する。
- 過去の運行形態
- 2018年以前は、ニーダーンシル以東の区間運転が季節運行であった。夏季の蒸気機関車の運行も週3便で、ツェル - クリムル間の運行であった。
- 2018年末に、ニーダーンシル以東の区間運転が定期運行となった。夏季の蒸気機関車の運行は週2便となり、各駅停車となった(ただしクリムル方面行はラーンジードルングを通過)。
- 2020年末に、夏季の蒸気機関車の運行が週1便となり、再びクリムル方面行がラーンジードルング停車となった。
- 2024年度より、夏季の蒸気機関車の運行区間がミッタージルまで短縮された[2]。
駅一覧
[編集]以下では、230号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
- 種別
- REX:快速
- R:普通
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ●印:一部通過
- ∨▲印:ツェル行は停車、クリムル行は通過
- ○印:一部停車
- |印:全列車通過
路線名 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | REX | R | 接続路線 | 所在地 | |
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230 | ツェル・アム・ゼー駅 | - | 0.0 | ■ | ■ | 200号線 | ザルツブルク州 | ツェル・アム・ゼー郡 |
シュットドルフ・ティシュラーオイスル駅 | 1.5 | 1.5 | ■ | ■ | ||||
シュットドルフ・キッツシュタインホーン通り駅 | 0.7 | 2.2 | ■ | ■ | ||||
シュットドルフ・アーライト線駅 | 0.5 | 2.7 | ∨▲ | ■ | ||||
ブルックベルク駅 | 0.3 | 3.0 | ■ | ■ | ||||
ツェラースモース駅 | 0.6 | 3.6 | ∨▲ | ■ | ||||
ブルックベルク・ゴルフ広場駅 | 0.2 | 3.8 | ∨▲ | ■ | ||||
フュルト・カプルン駅 | 2.9 | 6.7 | ■ | ■ | ||||
ピーゼンドルフ駅 | 1.8 | 8.5 | ■ | ■ | ||||
ピーゼンドルフ温泉駅 | 1.0 | 9.5 | ∨▲ | ■ | ||||
ヴァルヘン・イム・ピンツガウ駅 | 1.7 | 11.2 | | | ■ | ||||
イェスドルフ・ベルクフリート駅 | 2.7 | 13.9 | | | ■ | ||||
ニーダーンシル駅 | 1.4 | 15.3 | ■ | ■ | ||||
レングドルフ駅 | 1.5 | 16.8 | | | ■ | ||||
ウグル・シュヴァルツェンバッハ駅(休止中 *1) | (19.4) | | | | | |||||
ウッテンドルフ・シュトゥーバッハタル駅 | 4.3 | 21.1 | ■ | ■ | ||||
ウッテンドルフ・イム・ピンツガウ・マンリッツブリュッケ駅 | 0.9 | 22.0 | | | ■ | ||||
ピアテンドルフ駅 | 1.6 | 23.6 | | | ■ | ||||
シュトゥールフェルデン・ジードルング駅 | 0.4 | 24.0 | | | ■ | ||||
シュトゥールフェルデン駅 | 1.1 | 25.1 | ■ | ■ | ||||
ハイルバト・ブルクヴィース駅 | 1.3 | 26.4 | | | ■ | ||||
ブアク駅 | 1.0 | 27.4 | | | ■ | ||||
ミッタージル・エシガー駅 | 0.5 | 27.9 | | | ■ | ||||
ミッタージル駅 | 0.7 | 28.6 | ■ | ■ | ||||
レッテンバッハ駅 | 2.5 | 31.1 | | | ■ | ||||
ホラースバッハ駅 | 2.3 | 33.4 | ■ | ■ | ||||
ホラースバッハ・パノラマ線駅 | 0.9 | 34.3 | | | ■ | ||||
ドルフ・パストゥアン駅 | 1.6 | 35.9 | | | ■ | ||||
ミュールバッハ・イム・ピンツガウ駅 | 1.2 | 37.1 | | | ■ | ||||
ヴェンス駅 | 1.5 | 38.6 | | | ■ | ||||
ブランベルク駅 | 0.8 | 39.4 | ■ | ■ | ||||
シュタイナハ駅 | 0.6 | 40.0 | | | ■ | ||||
ハーバハタル・ヴァイヤーホフ駅 | 2.2 | 42.2 | | | ■ | ||||
フォアシュタドル駅 | 1.5 | 43.7 | | | ■ | ||||
ノインキルヒェン・アム・グロスフェネディガー駅 | 1.2 | 44.9 | ■ | ■ | ||||
ズルツバハテラー駅 | 2.2 | 47.1 | | | ■ | ||||
ローゼンタル駅 | 1.3 | 48.4 | | | ■ | ||||
ヴァルト・イム・ピンツガウ駅 | 1.3 | 49.7 | ■ | ■ | ||||
ラーンシードルンク駅 | 1.8 | 51.5 | | | ■ | ||||
クリムル駅 | 1.2 | 52.7 | ■ | ■ |
- (*1): かつて普通列車が停車していたが、2022年12月改正の時刻表には駅の記載が無い[3]。
主な出来事
[編集]2021年8月、ザルツブルグ州一帯が集中豪雨に見舞われ、各地で土砂災害や水害が頻発。バルト・イム・ピンツガウ駅に停車していた車両も被害に遭い土砂に埋没した[4]。
脚注・出典
[編集]- ^ Fahrplanbilder
- ^ Nostalgiefahrten 2024 - von Zell am See bis Mittersill
- ^ Zell am See - Krimml Fahrplan 2023
- ^ “土砂に埋もれた列車 オーストリア西部で洪水被害”. AFP (2021年8月18日). 2021年8月18日閲覧。