62丁目/ニュー・ユトレヒト・アベニュー駅
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駅情報 | |||||||
住所 |
New Utrecht Avenue & 62nd Street Brooklyn, NY 11219 | ||||||
区 | ブルックリン区 | ||||||
地区 | ベンソンハースト、ボロー・パーク | ||||||
座標 | 北緯40度37分34秒 西経73度59分52秒 / 北緯40.626086度 西経73.997887度座標: 北緯40度37分34秒 西経73度59分52秒 / 北緯40.626086度 西経73.997887度 | ||||||
ディビジョン | Bディビジョン(BMT) | ||||||
路線 |
BMTシー・ビーチ線 BMTウェスト・エンド線 | ||||||
運行系統 |
D (終日) N (終日) W (ラッシュ時) | ||||||
接続 | ニューヨーク市バス: B9 | ||||||
駅階数 | 2層 | ||||||
その他の情報 | |||||||
バリアフリー設備 | (障害者対応工事中) | ||||||
利用状況 | |||||||
乗客数 (2014) | 1,716,638 (複合駅全体)[1]人 3.7% | ||||||
順位 | 277位(421駅中) | ||||||
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62丁目/ニュー・ユトレヒト・アベニュー駅(62ちょうめ/ニュー・ユトレヒト・アベニューえき、英: 62nd Street/New Utrecht Avenue)はニューヨーク市地下鉄の複合駅で、堀割に設けられたBMTシー・ビーチ線ニュー・ユトレヒト・アベニュー駅と高架上に設けられたBMTウェスト・エンド線62丁目駅が駅舎を共有している。ブルックリン区ベンソンハーストのニュー・ユトレヒト・アベニュー - 62丁目の交差点にあり、終日D系統(ウェスト・エンド線)およびN系統 (シー・ビーチ線)が停車する。また、ラッシュ時にはW系統も停車する。
1910年代に両線が地下鉄化されるまでは、この場所はバス・ジャンクション(Bath Junction)と呼ばれており、ここで両線が接続されてシー・ビーチ線の列車がウェスト・エンド線を通ってコニー・アイランド駅まで乗り入れ、ブルックリン橋やマンハッタン中心部にあった高架鉄道ターミナルのパーク・ロウ駅との間を結んでいた。
歴史
[編集]バス・ジャンクションは現在駅が建っている場所の近く(ニュー・ユトレヒト・アベニュー - 62丁目交差点付近の地上)にあった。ニューヨーク & シー・ビーチ鉄道(New York & Sea Beach Railway, NY&SB)とブルックリン・バス・コニーアイランド鉄道(Brooklyn, Bath Cony Island Railroad, BB&CI)が接続することから、NY&SBはバス・ジャンクションと呼び、BB&CIはシー・ビーチ・ジャンクションと呼んでいたが、そのうち名前が統一されてバス・ジャンクションとなった。
バス・ジャンクションには両線の渡り線が用意されており、NY&SBの列車がBB&CIの線路を通ってブルックリンまで乗り入れることもできた。さらに9番街駅でBMTカルバー線と合流し、その先でBMT5番街線およびBMTマートル・アベニュー線とも接続していた。
その後、両線ともブルックリン・マンハッタン・トランジットの地下鉄路線として建て直されることになり、バス・ジャンクションの名前は使われなくなった。接続線は、たとえ(非現実的ではあるが)ウェスト・エンド線が単独でマンハッタンまで乗り入れできるようになるとしても必要性が乏しくなったため、ウェスト・エンド線は高架線、シー・ビーチ線は堀割線に振り分けられた。そして、両線の乗り換えができるよう多層構造の複合駅が作られたのである。
2015年よりエレベーター4基の設置工事が開始され、2017年11月より両線間の改札内連絡通路が閉鎖[2][3][4]、その後しばらくは改札外での無料乗換となっていた。2019年7月にエレベーターの設置が完了し、改札内連絡通路も供用が再開された[5][6]。
駅構造
[編集]2F ウェスト・エンド線ホーム |
北行緩行線 | ← ノーウッド-205丁目駅行き(55丁目駅) |
島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く
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混雑方向 急行線 |
(北行:9番街駅/南行:ベイ・パークウェイ駅) | 定期列車なし|
島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く
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南行緩行線 | ウェスト・エンド線経由スティルウェル・アベニュー駅行き(71丁目駅)→ | |
1F | 改札階 | 改札、駅員詰所、メトロカード自動券売機 |
G | 地上階 | 出入口 |
B1 シー・ビーチ線ホーム |
相対式ホーム、右側ドアが開く | |
北行緩行線 | ← アストリア-ディトマース・ブールバード駅行き(フォート・ハミルトン・パークウェイ駅) | |
北行急行線 | 定期列車なし | |
南行急行線 | 路盤のみ | |
南行緩行線 | シー・ビーチ線経由スティルウェル・アベニュー駅行き(18番街駅)→ ラッシュ時:86丁目駅行き(18番街駅)→ | |
相対式ホーム、右側ドアが開く |
BMTウェスト・エンド線
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コニー・アイランド方面ホーム | |||||||
駅情報 | |||||||
ディビジョン | Bディビジョン(BMT) | ||||||
路線 | BMTウェスト・エンド線 | ||||||
運行系統 | D (終日) | ||||||
構造 | 高架駅 | ||||||
ホーム数 |
島式ホーム 2面 対面乗り換え(通常は設定なし) | ||||||
線路数 | 3線(通常運用は2線) | ||||||
その他の情報 | |||||||
開業日 | 1916年6月24日 | ||||||
次の停車駅 | |||||||
北側の隣駅 |
55丁目駅 (各駅停車): D 9番街駅 (急行): 定期運行なし | ||||||
南側の隣駅 |
71丁目駅 (各駅停車): D ベイ・パークウェイ駅 (急行): 定期運行なし | ||||||
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62丁目駅(62ちょうめえき、英語: 62nd Street)はBMTウェスト・エンド線の急行停車駅で、1916年6月24日にウェスト・エンド線の初期開業区間の終端駅として開業した[7][8]。
島式ホーム2面3線を有し、中央の急行線は経路変更や営業外運行(回送など)にのみ使われる。改札は2か所あり、終日営業しているのは駅北端の62丁目側改札で、BMTシー・ビーチ線への乗り換え口にもなっている。駅南端の60丁目側改札は時間営業だが、こちらは1971年の映画『フレンチ・コネクション』の有名な追跡シーンの最後に登場した。現在では改装されて自動改札機が設置されている。以前は有人改札があった場所は、現在ではほとんど何もない空間になっていうる。メザニンの窓と照明は新しくなり見栄えもよくなったが、通りからメザニンに上がる階段には未だに木の踏板が残っている。BMTシー・ビーチ線の駅舎左側には新聞スタンドとドア2か所が設けられた。2010年10月から2012年5月まで改修工事が行われ、改札が2か所新設されホームの屋根やホーム縁が新しくなり、側壁や梁の再塗装も行われた。
北側エントランスはニュー・ユトレヒト・アベニューを背にして建っている。また、62丁目からも見えるが、その手前にMTAの所有地があって通りからは隔てられている。この土地はバス転回場やMTAの保線係員などの職員用駐車場になっている。エントランスから階段で駅舎2階に上がると、シー・ビーチ線ホームの西端に出られる。
BMTシー・ビーチ線
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コニー・アイランド方面ホーム | |||||||
駅情報 | |||||||
ディビジョン | Bディビジョン(BMT) | ||||||
路線 | BMTシー・ビーチ線 | ||||||
運行系統 |
N (終日) W (ラッシュ時) | ||||||
構造 | 掘割 | ||||||
ホーム数 | 相対式ホーム 2面 | ||||||
線路数 | 4線(通常運用は2線のみ) | ||||||
その他の情報 | |||||||
開業日 | 1915年6月22日[9] | ||||||
次の停車駅 | |||||||
北側の隣駅 | フォート・ハミルトン・パークウェイ駅: N W | ||||||
南側の隣駅 | 18番街駅: N W | ||||||
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New Utrecht Avenue Station (Dual System BRT) | |||||||
座標 | 北緯40度37分34秒 西経73度59分52秒 / 北緯40.6261度 西経73.9979度 | ||||||
複合資産 | New York City Subway System MPS | ||||||
NRHP登録番号 | 05000678[10] | ||||||
NRHP指定日 | 2005年7月6日 |
配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ニュー・ユトレヒト・アベニュー駅(New Utrecht Avenue)は相対式ホーム2面4線をもつBMTシー・ビーチ線の駅である。ホームは駅の北側にメイン階段を越えて延びている。駅の大部分は掘割に設けられており、ホーム両端はトンネルにかかっている。ホーム北端には2本の階段があり、終日営業の有人改札に出ることができ、ここから高架上のBMTウェスト・エンド線に乗り換えることができる。15番街-63丁目にあるホーム南端には自動改札機が設けられている(かつては有人改札もあった)。ホーム北端の階段の壁には変わった煉瓦があるが、これはホーム延長時に階段を作り直したときの名残である。開業当時のエントランスには1本しかホーム行き階段がなかったが、ホーム延長時に煉瓦の壁を設けて階段をT字型に作り直したのである。ホームのこの部分は2005年にアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定された[11]。
シー・ビーチ線の9駅を改修する計画があり、当駅もマンハッタン方面ホームが2016年1月18日から2017年5月22日まで改修された[12]。2017年7月31日からはコニー・アイランド方面ホームの改修工事が行われ、2019年7月1日に終了した。
脚注
[編集]- ^ “Facts and Figures: Annual Subway Ridership”. New York City Metropolitan Transportation Authority. 2015年4月26日閲覧。
- ^ “Two elevators coming to the N line during massive rehabilitation” (October 4, 2013). March 13, 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。May 24, 2014閲覧。
- ^ “Transfer passageway will be closed for elevator installation”. Metropolitan Transportation Authority (November 23, 2017). November 23, 2017閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Planned Service Changes for: Monday, November 27, 2017”. travel.mtanyct.info. Metropolitan Transportation Authority. November 23, 2017閲覧。
- ^ “Capital Program Oversight Committee Meeting November 2018”. Metropolitan Transportation Authority. p. 92 (November 13, 2018). November 10, 2018閲覧。
- ^ “MTA Installs Four Elevators, Other ADA Features at New Utrecht Av/62 St Station Complex”. mta.info. Metropolitan Transportation Authority (July 19, 2019). July 19, 2019閲覧。
- ^ “Realty Boom Is Predicted for Borough Park Section”. Brooklyn Daily Eagle. (June 24, 1916) 16 September 2015閲覧。
- ^ “Parade, Pageant Mark Celebration: Borough Park Civic Bodies and School Children Join in Festivities: West End Line Opened: First Train From Manhattan Over New "L" Extension of Dual System to Sixty-Second Street”. Brooklyn Daily Eagle. (June 24, 1916) 16 September 2015閲覧。
- ^ “Through Tube to Coney, 48 Minutes: First Train on Fourth Avenue Route Beats West End Line Eleven Minutes”. Brooklyn Daily Eagle. (June 22, 1915) 29 June 2015閲覧。
- ^ “NPS Focus”. National Register of Historic Places. National Park Service. December 9, 2011閲覧。
- ^ Kings County Listing at the National Register of Historic Places (Structure #05000678)
- ^ “N Line Sea Beach - 2016”. web.mta.info. 2016年1月18日閲覧。
外部リンク
[編集]- nycsubway.org – BMT Sea Beach Line: New Utrecht Avenue
- nycsubway.org – BMT West End Line: 62nd Street
- Station Reporter — 62nd Street/New Utrecht Avenue Complex
- The Subway Nut — New Utrecht Avenue Pictures
- 62nd Street entrance from Google Maps Street View
- 60th Street entrance from Google Maps Street View
- 15th Avenue entrance from Google Maps Street View
- Sea Beach Line platforms from Google Maps Street View