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オール・アイ・ウォント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
All I Wantから転送)
「オール・アイ・ウォント」
オフスプリングシングル
初出アルバム『イクスネイ・オン・ジ・オンブレ英語版
B面 Way Down the Line
リリース
規格 レコード[1]コンパクトカセット[2]CD[1]
録音 1996年
ジャンル スキャットパンク英語版
時間
レーベル コロムビア・レコード,[2] エピタフ・レコード (Europe)[2]
作詞・作曲 デクスター・ホーランド
プロデュース デイヴ・ジャーデン英語版
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オール・アイ・ウォント」(: All I Want) は、オフスプリングのパンク・ロック・ソング。1997年に発売された4枚目のスタジオアルバム「イクスネイ・オン・ジ・オンブレ英語版」の10曲目で、1996年12月にファーストシングルとして発売された。

イギリスで31位を記録し、またオーストラリアでは15位を獲得した。またアメリカでは、モダン・ロック・トラックスで13位を記録した。

概要

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この曲はオフスプリングの『グレイテスト・ヒッツ』(2005年)にも収録されている[3]

このシングルは1分55秒であり、オフスプリングのシングルで一番短い。

トラック・リスト

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[4]

CDシングル

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#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「All I Want」  
2.「Way Down the Line」  
3.Smash It Up(The Damnedのカバー)  

Europe 7" green vinyl

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#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「All I Want」  
2.「Way Down the Line」  

Promo CD

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#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「All I Want」  

概要

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この曲は元々デクスター・ホーランドが、エピタフレコード内での作曲コンペの一環として(おそらくは皮肉を込めて)「プロトコル」の名でバッド・レリジョンへ書かれた曲である。

この曲の歌詞は、元々ほかのバッド・レリジョンの曲のように複雑な語彙で構成されていた。

だが、デクスターがバッド・レリジョンのギタリストでエピタフのオーナーでもあったブレット・ガーヴィッツに演奏を申し出た時、彼は「後でアコースティックで演奏するよ」と発言した。デクスターはこれを却下されたと感じ、その歌詞をオフスプリング風の曲に変えた[5]

ミュージック・ビデオ

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この曲のミュージック・ビデオが作られた際、ビデオの監督をジーザス・リザードデヴィッド・ヨウ英語版に依頼した。

内容は、バンドで歌う若者が社会に反抗する様子を描いている。

バンドが表示されている間、ビデオは極彩色になっていることが多い。

若者は町を駆け抜けながらジーンズを脱ぐ。

最後に彼は野原に到着し、泥の水たまりに落ちる。

バンドのショットと走る若者のショットの間には、自転車レース、納屋に激突する飛行機、群衆の中に耕すレースカーなど、さまざまな状況からの白黒のクリップが表示される。

DVD

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このミュージック・ビデオは、2005年に発売されたDVD『Complete Music Video Collection』に収録されている。

チャート

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チャート (1996年~1997年) 最高位
オーストラリア (ARIA)[6] 15
オーストリア (Ö3 Austria Top 40)[7] 25
カナダ ロック/オルタナティヴ (RPM)[8] 6
フィンランド (Suomen virallinen lista)[9] 6
オランダ (Dutch Top 40)[10] 37
オランダ (Single Top 100)[11] 51
ニュージーランド (Recorded Music NZ)[12] 27
ノルウェー (VG-lista)[13] 6
ポーランド (LP3)[14] 15
スコットランド (Official Charts Company)[15] 29
Spain (AFYVE)[16] 4
スウェーデン (Sverigetopplistan)[17] 36
UK シングルス (OCC)[18] 31
UK ロック・アンド・メタル (OCC)[19] 2
アメリカ合衆国 ビルボード・ホット・モダン・ロック・トラックス 13
アメリカ合衆国 ビルボードホット・メインストリーム・ロック・トラックス 18

日本での流行

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セガのアーケードゲーム及び家庭用ゲーム「クレイジータクシー」の挿入歌として使われた。また、同曲の歌詞「All I want」が「ドラえもん」と聞こえる(いわゆる空耳)ことから、それを使ったFlash動画が作成された[20]

また、セガの音楽ゲーム『チュウニズム』にも初期曲として入っていた[21]が、後に削除された[22]

DDTプロレスリング所属のプロレスラー・小嶋斗偉が初代入場曲として使用していた。

脚注

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  1. ^ a b Offspring, The – All I Want”. Discogs. July 11, 2013閲覧。
  2. ^ a b c All I Want”. Rate Your Music. July 11, 2013閲覧。
  3. ^ Greatest Hits - The Offspring”. Allmusic. 2012年7月29日閲覧。
  4. ^ The Offspring – All I Want”. Allmusic. July 11, 2013閲覧。
  5. ^ The Offspring - Greatest Hits Bonus DVD (2005).
  6. ^ "Australian-charts.com – The Offspring – All I Want". ARIA Top 50 Singles.
  7. ^ "Austriancharts.at – The Offspring – All I Want" (in German). Ö3 Austria Top 40.
  8. ^ "Top RPM Rock/Alternative Tracks: Issue 7856." RPM. Library and Archives Canada. February 27, 2019閲覧。
  9. ^ "The Offspring: All I Want" (in Finnish). Musiikkituottajat – IFPI Finland.
  10. ^ "Nederlandse Top 40 – week 9, 1997" (in Dutch). Dutch Top 40 February 27, 2019閲覧。
  11. ^ "Dutchcharts.nl – The Offspring – All I Want" (in Dutch). Single Top 100.
  12. ^ "Charts.org.nz – The Offspring – All I Want". Top 40 Singles.
  13. ^ "Norwegiancharts.com – The Offspring – All I Want". VG-lista.
  14. ^ (Polish) Notowanie nr799. LP3. (March 10, 1997). http://lp3.polskieradio.pl/notowania/?numer=799 February 27, 2019閲覧。. 
  15. ^ "Official Scottish Singles Sales Chart Top 100". Scottish Singles Top 40. October 3, 2018閲覧。
  16. ^ Salaverri, Fernando (September 2005). Sólo éxitos: año a año, 1959–2002 (1st ed.). Spain: Fundación Autor-SGAE. ISBN 84-8048-639-2 
  17. ^ "Swedishcharts.com – The Offspring – All I Want". Singles Top 100.
  18. ^ "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. October 3, 2018閲覧。
  19. ^ "Official Rock & Metal Singles Chart Top 40". Official Charts Company. October 3, 2018閲覧。
  20. ^ 「Hatten」「ゴノレゴ」「ムネオハウス」――“Flash黄金時代”が生み出したもの”. ねとらぼ. 2019年3月14日閲覧。
  21. ^ アーケード音楽ゲーム『CHUNITHM(チュウニズム)』稼動開始! 50曲以上の人気曲がいきなりプレイ可能!”. ファミ通.com (2015年7月16日). 2019年12月17日閲覧。
  22. ^ CHUNITHMのバージョンアップにともなうお知らせ” (2018年2月26日). 2019年3月14日閲覧。

外部リンク

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