アンドレア・アーノルド
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(Andrea Arnoldから転送)
アンドレア・アーノルド Andrea Arnold | |||||||||||||||||
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2012年 | |||||||||||||||||
生年月日 | 1961年4月5日(63歳) | ||||||||||||||||
出生地 | イギリス、ケント | ||||||||||||||||
職業 | 映画監督、脚本家 | ||||||||||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ | ||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||
『フィッシュ・タンク』 | |||||||||||||||||
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アンドレア・アーノルド(Andrea Arnold, OBE、1961年4月5日 - )は、イギリスの映画監督、脚本家である[1]。『フィッシュ・タンク』を手がけたことで知られている[2]。
経歴
[編集]1961年4月5日、ケントに生まれる[3]。1980年代、『トップ・オブ・ザ・ポップス』などのテレビ番組に出演した[4]。1991年、アメリカン・フィルム・インスティチュートを卒業する[5]。
1998年、短編映画『Milk』で映画監督デビューを果たす[4]。2003年、短編映画『Wasp』を手がける[4]。同作は第77回アカデミー賞にて短編実写映画賞を受賞した[6]。2006年、初長編監督映画『Red Road』が第59回カンヌ国際映画祭にて審査員賞を受賞する[7]。
2009年、ケイティ・ジャーヴィス主演の『フィッシュ・タンク』を監督する[8]。同作は第62回カンヌ国際映画祭にて審査員賞を受賞した[9]。
2011年、大英帝国勲章を受章する[10]。同年、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』を映画化した『Wuthering Heights』が第68回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門にて上映され[11]、撮影賞を受賞。2014年には第67回カンヌ国際映画祭の「批評家週間」部門で審査員長を務めた[12]。
2016年には『アメリカン・ハニー』が[13]、第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され、自身の監督作品としては3度目となる審査員賞を受賞。第19回英国インディペンデント映画賞でも監督賞を受賞した[14]。
2021年、第74回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門で審査員長を務めた。
フィルモグラフィー
[編集]長編映画
[編集]- Red Road (2006年) - 監督・脚本
- フィッシュ・タンク Fish Tank (2009年) - 監督・脚本
- ワザリング・ハイツ 〜嵐が丘〜 Wuthering Heights (2011年) - 監督・脚本
- アメリカン・ハニー American Honey (2016年) - 監督・脚本
短編映画
[編集]- Milk (1998年) - 監督・脚本
- Dog (2001年) - 監督・脚本
- Wasp (2003年) - 監督・脚本
テレビ
[編集]- トランスペアレント Transparent (2015年) - 監督
受賞
[編集]- 2007年 - 第60回英国アカデミー賞 - カール・フォアマン賞(『Red Road』)[15]
- 2009年 - 第12回英国インディペンデント映画賞 - 監督賞(『フィッシュ・タンク』)[16]
- 2016年 - 第19回英国インディペンデント映画賞 - 監督賞(『American Honey』)[17]
脚注
[編集]- ^ “Tribeca Film Festival: A Conversation with Acclaimed Writer/Director Andrea Arnold”. Indiewire (2016年4月26日). 2016年5月31日閲覧。
- ^ “Cannes 2012: Andrea Arnold dismisses Palme d'Or sexism furore”. The Guardian (2012年5月17日). 2016年5月31日閲覧。
- ^ “Andrea Arnold”. AlloCiné. 2016年5月31日閲覧。
- ^ a b c “Real life in the Fish Tank”. The Guardian (2009年8月23日). 2016年5月31日閲覧。
- ^ “AFI Alumni”. American Film Institute. 2016年5月31日閲覧。
- ^ “The 77th Academy Awards - 2005”. Oscars. Academy of Motion Picture Arts and Sciences. 2016年5月31日閲覧。
- ^ “Cannes hops to ‘Barley’”. Variety (2006年5月28日). 2016年5月31日閲覧。
- ^ “Film: Andrea Arnold interview”. The Scotsman (2009年8月28日). 2016年5月31日閲覧。
- ^ “Cannes film festival: Michael Haneke scoops Palme d'Or at vintage year”. The Guardian (2009年5月24日). 2016年5月31日閲覧。
- ^ “New Year honours list: OBEs”. The Guardian (2010年12月31日). 2016年5月31日閲覧。
- ^ “Venice film festival: Britain's big splash at the Lido”. The Guardian (2011年9月11日). 2016年5月31日閲覧。
- ^ “Cannes Film Festival: Where are all the female directors?”. The Independent (2014年5月16日). 2016年5月31日閲覧。
- ^ “First Image of Andrea Arnold’s Latest Film ‘American Honey’”. IndieWire (2016年4月14日). 2016年12月3日閲覧。
- ^ “2016 British Independent Film Awards: Full Winners List”. IndieWire (2016年12月4日). 2016年12月7日閲覧。
- ^ “Film Awards Winners in 2007”. BAFTA. British Academy of Film and Television Arts (2007年2月11日). 2016年5月31日閲覧。
- ^ “Science fiction thriller Moon named best UK Indie film”. BBC News (2009年12月7日). 2016年5月31日閲覧。
- ^ “American Honey shines at British Independent Film Awards”. BBC News (2016年12月5日). 2016年12月7日閲覧。