foobar
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foobar
foobar
はfoo
およびbar
の2つに分けて使用されることも多い。3つ目が必要な場合はbaz
が使われる。
語源諸説
[編集]foobar
の正確な語源は不明であるが、この語が使われだした時期は1930年代からである。
ここに、幾つかの起源についての説を挙げておく。
どれが現在の用法としてのfoobar
の語源であるかは不明である。
なお、IETFのRFCで foobar に関して発行されているRFC 3092[1]は、エイプリルフールの日に発行されたRFCであることにも注目すること。
伝統語説
[編集]- FUBAR説
- 第二次世界大戦時代に陸軍で「どうしようもなくめちゃくちゃ」を意味するスラングとして用いられていたFUBAR (Fucked Up Beyond All Recognition) という言葉からfoobarへと変化したという説。しかし、逆にFUBARという語の方がドイツ語で"恐怖"を意味するfurchtbarに影響されてfooから変化したという説もある。[2][3]
- Smokey Stover説
- 1930年から1952年までの間に連載されたSmokey Stover(スモーキー・ストーヴァー)という漫画内では"Where there's foo, there's fire"などといった、fooを用いたナンセンスな言葉が幾つか登場している。また、Warner Brothersによると、この漫画の著者であるBill Holman氏は中国製の小立像に書かれていた"幸福"あるいは"福"という"fu"と発音する言葉からfooという言葉を導出したらしい。
- foo fighters説
- 第二次世界大戦中に於いて米軍のレーダーのオペレーターによって、一種の神秘的または見せ掛けの奇跡に対して使われた語"foo fighters"(フー・ファイター)から来ているとする説。このfoo fightersという語は後にUFOと呼ばれるようになる。
しかし、この語のfoo自体が前述のSmokey Stoverから来ているという説が濃厚である。
コンピュータ用語説
[編集]- .bar説
- .barとは、ファイルの形式について何も暗示しない一般的拡張子である。
- BAR説
- Base Address Register或いはBuffer Address Registerの略とする説。
- FOO説
- Forward Observation Observer(偵察隊将校)の略語とする説と、File Open for Output.(出力のためにファイルを開くこと)の略とする説がある。
脚注
[編集]- ^ “RFC 3092 Etymology of "Foo"”. 2019年5月25日閲覧。
- ^ 豊沢聡、ペスカ一実『IT系のわかるようなわからないような英語のお話』、109頁。ISBN 978-4877833725。
- ^ “RFC 3092 日本語訳”. 2015年11月14日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 技術文書に頻出する「foobar」って何だ? (ASCII.jp 今さら聞けないIT英語)