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ボウリング・フォー・スープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Bowling for Soupから転送)
ボウリング・フォー・スープ
  • セント・アンドリューズ・ホール公演にて(2023年9月14日)。
  • 左からゲイリー・ワイズマン、ロブ・フェリセッティ、ジャレット・リディック、クリス・バーニー。
基本情報
原語名 Bowling for Soup
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 テキサス州ウィチタフォールズ
ジャンル
活動期間 1994年 -
レーベル
公式サイト bowlingforsoup.com
メンバー
旧メンバー
  • ランス・モリール
  • エリック・チャンドラー

ボウリング・フォー・スープBowling for Soup)は、アメリカ合衆国テキサス州にて結成されたポップ・パンクバンドである。メンバーは、ジャレット・リディック、クリス・バーニー、ゲイリー・ワイズマン、ロブ・フェリセッティの4人。1994年に結成され、2000年にメジャー・デビュー。

略歴

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1994年に、テキサス州にある小さな町、ウィチタフォールズにて結成。彼等が本格的に活動するようになったのは1997年。この頃からライブを頻繁に行うようになり、アメリカ・インディーズ・シーンを代表する「スカ/ポップ・パンクバンド」として、ファンベースを確実に増やしていった。同時期に、フル・アルバムを自主制作で2枚リリースしている。

1998年には、初期ドラマーだったランス・モリールがバンドを脱退したため、新メンバーにゲイリー・ワイズマンを迎え入れている。その後、インディーズ・レーベルのFFroeと契約を結び、同レーベルから3作目のスタジオ・アルバム『ロック・オン・オナラブル・ワンズ!!』をリリース。

1999年、初のEP『Tell Me When to Whoa!』をリリース。本作からのシングル「The Bitch Song」が地元のラジオ局で火が点き、結果的に販売累計が1万枚を突破するヒットを記録。すると、ジャイヴの目に留まることとなり、メジャー・レーベルとの契約を結ぶことに成功した。

2000年、ジャイヴからの最初のリリースとなるアルバム『レッツ・ドゥ・イット・フォー・ジョニー!!』が発売。

2002年、アルバム『ドランク・イナフ・トゥ・ダンス』をリリース。

2003年、アルバム『ドランク・イナフ・トゥ・ダンス』からのシングル「Girl All The Bad Guys Want」が大ヒット。同曲は、グラミー賞の「ベスト・ボーカル・パフォーマンス賞」にノミネートされた。

2004年、アルバム『ア・ハングオーヴァー・ユー・ドント・ディザーヴ』をリリース。同アルバムからシングル・カットされた「1985」が大ヒットを記録。彼らの代表曲と呼ばれるほどの人気曲になる。同曲のヒットも相まって、結果的に『ア・ハングオーヴァー・ユー・ドント・ディザーヴ』は、アメリカで50万枚以上を売り上げ、ゴールド・ディスクを獲得した。

2005年、コンピレーション・アルバム『ゴー・トゥ・ザ・ムービー』をリリース。テレビや映画で使用されたオリジナル曲及びカバー曲を収めたアルバムである。

2006年、アルバム『ブリトー強奪大事件』をリリース。

ボウリング・フォー・スープ(2008年)

2008年、セガのゲーム『ソニック ワールドアドベンチャー』の主題歌を担当。

2009年、アルバム『ソーリー・フォー・パーティン』を発売。本作はジャイヴからの6枚目にして最後のリリースとなった。

2011年、アルバム『フィッシング・フォー・ウーズ』をリリース。

2013年、アルバム『Lunch. Drunk. Love.』をリリース。全米142位、全英100位を記録。

2015年、新録ベスト・アルバム『Songs People Actually Liked – Volume 1 – The First 10 Years (1994–2003)』をリリース。

2016年、アルバム『Drunk Dynasty』をリリース。全米59位、全英33位を記録。

2019年、1月にエリック・チャンドラーが脱退。エリックの後続として、2012年頃よりボウリング・フォー・スープのツアーにサポートやゲストとして参加していた、バンド「Patent Pending」のベーシストであるロブ・フェリセッティが加入[8]

メンバー

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現在のラインナップ

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  • ジャレット・リディック (Jaret Reddick) - ボーカル、ギター (1994年– )
  • クリス・バーニー (Chris Burney) - ギター、ボーカル (1994年– )
  • ゲイリー・ワイズマン (Gary Wiseman) - ドラム (1998年– )
  • ロブ・フェリセッティ (Rob Felicetti) - ベース、ボーカル (2019年– )

旧メンバー

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  • ランス・モリール (Lance Morril) - ドラム (1994年-1998年)
  • エリック・チャンドラー (Erik Chandler) - ベース、ボーカル (1994年-2019年)

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • Bowling for Soup (1994年、Que-so)
  • Cell Mates (1996年、Que-so) ※The V.I.M.Sとのスプリット盤
  • 『ロック・オン・オナラブル・ワンズ!!』 - Rock on Honorable Ones!! (1998年、FFROE)
  • 『レッツ・ドゥ・イット・フォー・ジョニー!!』 - Let's Do It for Johnny!! (2000年、Jive/Silvertone/FFROE/Zomba)
  • 『ドランク・イナフ・トゥ・ダンス』 - Drunk Enough to Dance (2002年、FFROE/Silvertone/Jive/Zomba)
  • 『ア・ハングオーヴァー・ユー・ドント・ディザーヴ』 - A Hangover You Don't Deserve (2004年、FFROE/Jive/Zomba)
  • 『ブリトー強奪大事件』 - The Great Burrito Extortion Case (2006年、Jive/Zomba)
  • 『ソーリー・フォー・パーティン』 - Sorry for Partyin' (2009年、Jive/RCA)
  • 『フィッシング・フォー・ウーズ』 - Fishin' for Woos (2011年、Que-so/Brando)
  • Lunch. Drunk. Love. (2013年、Que-so/Brando)
  • Drunk Dynasty (2016年、Que-so/Brando)
  • 『POP DRUNK SNOT BREAD』 - Pop Drunk Snot Bread (2022年、Que-so/Brando)

ライブ・アルバム

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  • Bowling for Soup: Live and Very Attractive (2008年、Jive/Zomba)
  • Acoustic in a Freakin' English Church! (2016年、Jive/Zomba)
  • Live from Brixton: Older, Fatter, Still the Greatest Ever! (2018年、Que-So/Brando)

コンピレーション・アルバム

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  • 『ゴー・トゥ・ザ・ムービー』 - Bowling for Soup Goes to the Movies (2005年、FFROE/Jive/Zomba)
  • Merry Flippin' Christmas Volume 1 (2009年、Crappy/Brando)
  • Jaret & Erik 2010 UK Acoustic Tour Limited Edition CD (2010年)
  • Playlist: The Very Best of Bowling for Soup (2011年、Legacy)
  • 『グレイテスト・ヒッツ+フィッシング・フォー・ウーズ』 - Greatest Hits (2011年、Jive/Que-so/Brando)
  • Merry Flippin' Christmas Volumes 1 and 2 (2011年、Brando)
  • Bowling for Soup Presents One Big Happy! (2012年、Que-so/Brando) ※The Dollyrots、Patent Pendingとのスプリット盤
  • Songs People Actually Liked – Volume 1 – The First 10 Years (1994–2003) (2014年) ※PledgeMusic pledgesで発売
  • A Nice Night for an Evening, Vol. 1 (2019年、Que-so/Brando) ※Spotifyで発売
  • Don't Mind If We Do (2023年、Que-so/Brando)
  • Songs People Actually Liked - Volume 2 - The Next 6 Years (2004-2009) (2023年)

EP

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  • Tell Me When to Whoa (1998年、FFROE)
  • On Your Mark, Get Set...Smoke a Cigarette (2005年、Jive)
  • My Wena EP (2009年、RCA/Jive)
  • The Dollyrots vs. Bowling for Soup (2011年、Que-so/Brando)

シングル

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  • "Scope" (1998年)
  • "The Bitch Song" (2000年)
  • "Girl All the Bad Guys Want" (2002年)
  • "Emily" (2002年)
  • "Punk Rock 101" (2003年)
  • "1985" (2004年)
  • "Almost" (2005年)
  • "Ohio (Come Back to Texas)" (2005年)
  • "I Melt with You" (2006年)
  • "High School Never Ends" (2006年)
  • "When We Die" (2007年)
  • "I'm Gay" (2007年)
  • "My Wena" (2009年)
  • "S-S-S-Saturday" (2011年)
  • "Turbulence" (2011年)
  • "Circle" (2013年)
  • "Catalyst" (2018年)
  • "Alexa Bliss" (2020年)
  • "Getting Old Sucks (But Everybody's Doing It)" (2021年)

映像作品

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  • 『ライブ・アンド・ベリー・アトラクティブ』 - Bowling for Soup: Live and Very Attractive (2008年、Jive/Zomba)
  • Live from Brixton: Older, Fatter, Still the Greatest Ever! (2018年、Brando/Que-So)

出演作品

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映画

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脚注

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出典

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  1. ^ a b Huey, Steve. Bowling for Soup Biography - オールミュージック. 2024年3月9日閲覧。
  2. ^ a b Woods II, Wes (14 March 2014). "Vans Warped Tour adds Yellowcard, Bowling For Soup". Daily Bulletin. MediaNews Group. 2024年3月9日閲覧
  3. ^ Kaufman, Gil (20 June 2003). "Bowling Make Soup From Blink-182, Sum 41, Good Charlotte". MTV News. MTV Networks. 2024年3月9日閲覧
  4. ^ a b Dalmar, Sari (16 February 2007). "Bowling for Soup". Exclaim!. Exclaim! Media Inc. 2024年3月9日閲覧
  5. ^ Marx, Tommy (9 October 2009). "One Hit Wonder: Bowling for Soup". PopMatters. PopMatters Media. 2024年3月9日閲覧
  6. ^ O'Neill, Christina (22 June 2016). "Bowling For Soup to launch 11th album Drunk Dynasty". Louder. Future Publishing Limited. 2024年3月9日閲覧
  7. ^ "Alternative rock band Bowling for Soup to perform at Texas City Lagoonfest". ABC13 Houston. American Broadcasting Companies, Inc. 2024年3月9日閲覧
  8. ^ Bowling For Soup” (英語). www.facebook.com. 2019年1月13日閲覧。

外部リンク

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