沖本姉妹
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(Dio (デュオ)から転送)
沖本姉妹(おきもとしまい、姉・沖本富美代、妹・美智代、1970年10月31日 - )は、1980年代後半〜90年代にかけて女優・歌手として活動した一卵性双生児の姉妹。北海道札幌市出身[1]。かつての所属事務所はホリプロ。沖本富美代・美智代の名前で表記されることもあった。
人物・来歴
[編集]姉妹ともに北星学園女子中学・高等学校に在籍し、新体操の選手として全国中学校体育大会、国体、高校総体などに出場した。姉は全国中学校体育大会で種目別の優勝歴がある。
高校2年の時にホリプロにスカウトされ、堀越高等学校に編入。1988年以降、榊原郁恵の後任として、舞台『ピーター・パン』のタイトルロールをダブルキャストで演じた[1]。1992年には、アイドルグループ「Dio」を結成し、アニメ『ミラクル☆ガールズ』のエンディングテーマ「ふたりじゃなきゃだめなの」でデビュー。同作品には声優としても出演。
1995年に妹の美智代が公演中に腰を強打し、体力の限界を感じて引退[1]。富美代はその後も活動を続けたが1997年にピーター・パンを降板、芸能界を引退した。
美智代は27歳のとき、3歳年下で不動産建設業の男性と結婚。2人の娘をもうけた後、千葉県で新体操クラブ「ANGEL R.G. CLUB 」を設立。一時期、姉の富美代と2人で運営していたが[2]、富美代は2014年にネイリストに転身した[1]。
出演
[編集]舞台
[編集]テレビドラマ
[編集]- 裸の大将放浪記 第73話「清とサクランボ娘」(1995年5月7日、関西テレビ) - 桃子・桜子
テレビ番組
[編集]- 燃えろ春休み スポーツヒーローにチャレンジ(1994年3月、NHK-BS2)- 美智代のみ
- クイズ!年の差なんて(1994年4月 - 1994年9月、フジテレビ) - 不定期レギュラー
テレビアニメ
[編集]- ミラクル☆ガールズ (1993年、日本テレビ) - エマイユ・ミルグレイン・ディアマス、初期の数回のみ
ディスコグラフィ
[編集]CD(「Dio」名義)
[編集]- FASCINATION(1992年4月1日、ポニーキャニオン) FASCINATION(シルク・ドゥ・ソレイユ日本公演)イメージソング
- ふたりじゃなきゃダメなの(1993年2月3日、同) 「ミラクル☆ガールズ」エンディングテーマ
- 真珠の約束(1993年4月7日、同) 世界祝祭博覧会、通称まつり博みえ'94のテーマ曲
脚注
[編集]- ^ a b c d 2代目「ピーターパン」沖本美智代さん 新体操クラブ指導者に(日刊ゲンダイデジタル。2015年9月2日発信) - 2024年11月4日閲覧
- ^ “KiriRGのブログ「発表会」”. 2012年5月15日閲覧。
参考文献
[編集]- 『明星』1988年1月号