エヴァ・グリーン
エヴァ・グレーン Eva Green | |||||||||||||
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本名 | Eva Gaëlle Green | ||||||||||||
生年月日 | 1980年7月5日(44歳) | ||||||||||||
出生地 | フランス パリ | ||||||||||||
身長 | 168cm | ||||||||||||
職業 | 女優、モデル | ||||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||||
活動期間 | 2003年 - 現在 | ||||||||||||
著名な家族 | 母:マルレーヌ・ジョベール | ||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||
映画 『ドリーマーズ』 『キングダム・オブ・ヘブン』 『007 カジノ・ロワイヤル』 『ライラの冒険 黄金の羅針盤』 『300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜』 『シン・シティ 復讐の女神』 『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』 『ダンボ』 テレビドラマ 『ナイトメア〜血塗られた秘密〜』 | |||||||||||||
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エヴァ・ガエル・グレーン(Eva Gaëlle Green, 1980年7月5日 - )は、フランスの女優、モデル。身長168cm。
greenは「緑の」や「緑色」を意味する英語のgreenとは関係がなく、スウェーデン語で「(木の)枝」を意味する「gren」に由来する。その発音も正しくは「グリーン」ではなく、グレーン/gʁeːn/だという。
生い立ち
[編集]パリにて、二卵性双生児の姉として生まれる[1]。父親のワルター・グレーンはスウェーデン人の歯科医、母親はフランス領アルジェリア出身(ピエ・ノワール)の女優のマルレーヌ・ジョベール(Marlène Jobert)。スウェーデン人、ピエ・ノワール系ユダヤ人[2][3][4]、の血を引く。歌手のエルザ・ランギーニは従姉妹で、女優のマリカ・グリーン(Marika Green)は伯母である。父方の曽祖父はフランスの作曲家ポール・ル・フレムである。幼少期はイギリスやアイルランドで過ごす[5]。14歳の時にイザベル・アジャーニ主演の映画『アデルの恋の物語』を見て、女優を志すようになる。
パリ17区で育ち、フェヌロン・サント=マリ校に通ったのち、パリにあるアメリカン・スクールに進んだ。幼い頃はエジプト学者になりたかったというが、同時に演劇にも興味を抱いていた。成績は良かったが、16歳で通常の学校教育を終えた。「もうこれ以上リセに耐えられなかった」からだという。
キャリア
[編集]パリのエヴァ・サン=ポール演劇学校(Les cours d'art dramatique Eva Saint-Paul)で3年間、ロンドンのウェバー・ダグラス・アクティング・スクール(ロンドン・ワークショップ)で10週間、演劇を学んだ後に2001年に初舞台を踏むと、その演技力と美貌でベルナルド・ベルトルッチに見出され[6]、2003年に『ドリーマーズ』で映画デビュー。この作品ではそのエロスが話題になったが、作曲も手がけている。アルマーニの推薦で2005年公開の『キングダム・オブ・ヘブン』でハリウッドに進出した。
2006年にはダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる『007 カジノ・ロワイヤル』で、ボンドガールに選ばれる(フランス人女優として5人目)。この年の英国アカデミー賞のライジング・スター賞を受賞した。
俳優以外の活動では、ランコム、アルマーニ、ハイネケン、クリスチャン・ディオールのモデルをしている[7]。
2012年に、映画『パーフェクト・センス』が日本で公開した。また、ティム・バートン監督の『ダーク・シャドウ』に出演を果たす。その後も同監督とは『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(2016)、『ダンボ』(2019)でタッグを組んでいる。
私生活
[編集]『キングダム・オブ・ヘブン』で共演したマートン・チョーカシュと交際していたが[5]、2009年に破局[8]。
イギリス英語を流暢に話すことができ[5]、現在はアメリカ英語のアクセント[9]や日本語[10]も学んでいる。
出演作品
[編集]映画
[編集]年 | 題名 | 役名 | 備考 |
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2003 | ドリーマーズ The Dreamers |
イザベル | |
2004 | ルパン Arsène Lupin |
クラリス・ドゥ・ドルー=スービース | |
2005 | キングダム・オブ・ヘブン Kingdom of Heaven |
シビラ | |
2006 | 007 カジノ・ロワイヤル Casino Royale |
ヴェスパー・リンド | |
2007 | ライラの冒険 黄金の羅針盤 The Golden Compass |
セラフィナ・ペカーラ | |
2008 | サブリミナル Franklyn |
エミリア / サリー | |
2009 | 汚れなき情事 Cracks |
ミス・G | |
2010 | 愛を複製する女 Womb |
レベッカ | |
2011 | パーフェクト・センス Perfect Sense |
スーザン | |
2012 | ダーク・シャドウ Dark Shadows |
アンジェリーク・ブシャール | |
2014 | ブリザード 凍える秘密 White Bird in a Blizzard |
イブ・コナーズ | 日本劇場未公開 |
300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜 300: Rise of an Empire |
アルテミシア | ||
悪党に粛清を The Salvation |
マデリン | ||
シン・シティ 復讐の女神 Sin City: A Dame to Kill For |
エヴァ・ロード | ||
2016 | ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち Miss Peregrine's Home for Peculiar Children |
ミス・ペレグリン | |
2017 | 告白小説、その結末 D'après une histoire vraie |
エル | |
Euphoria | エミリー | ||
2019 | ダンボ Dumbo |
コレット・マーチャント | |
約束の宇宙 Proxima |
サラ | ||
2022 | NOCEBO/ノセボ Nocebo |
クリスティーン |
テレビシリーズ
[編集]製作年 | 題名 | 役名 | 備考 |
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2011 | CAMELOT 〜禁断の王城〜 Camelot |
モーガン・ペンドラゴン | 計10話出演 |
2014 - 2016 | ナイトメア〜血塗られた秘密〜 Penny Dreadful |
ヴァネッサ・アイヴス | 計24話出演 |
2023 | リエゾン Liason |
アリソン | 計6話出演 |
参考文献
[編集]- ^ Charlotte Williamson. "Green Goddess", Harpers & Queen, June 2005, pp. 111.
- ^ Elizabeth Day, "Eva Green interview: Playing evil", The Guardian, 4 June 2011
- ^ Telle mère, quelle fille, Novembre 2010, Par Sophie Carquain, Madame, Le Figaro
- ^ Berg, Roger; Chalom Chemouny, Franklin Didi (1971). Guide juif de France. Éditions Migdal. pp. 402
- ^ a b c Stuart Jeffries (2007年1月26日). “He's the Bond girl, not me”. The Guardian 2007年8月27日閲覧。
- ^ 2006年12月号「日経エンタテインメント!」内『HIT DIGEST 今月の話題人 映画』より
- ^ Sharon Verghis (2006年12月3日). “Not easy being Green”. The Age 2007年8月27日閲覧。
- ^ Silvia Nucini (January 2009). “La signora delle mosche” (Italian). Vanity Fair (Italy)
- ^ Daniel Schweiger (2005年5月). “All Hail The Queen: Eva Green Rules Supreme Over The Kingdom of Heaven”. Venice. pp. 60-63
- ^ “007 piangera sulla mia spalla” (イタリア語). Io Donna. (2006年12月). pp. 90