Fonar
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
アメリカ合衆国 ロングアイランド |
設立 | 1978年 |
業種 | 医療機器 |
事業内容 | MRIの開発、製造 |
従業員数 | 400人以上 |
関係する人物 | レイモンド・ダマディアン |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
FonarはMRIを開発、製造するアメリカ合衆国ニューヨーク州ロングアイランドの企業[1]。
概要
[編集]核磁気共鳴画像法の先駆者であるレイモンド・ダマディアンによって1978年に設立された[1]。 ニューヨーク州ロングアイランドに本社があり、400人以上の従業員を擁し、これまでに300台以上のMRIを販売した。 ダマディアンの考案した磁場焦点法によるMRIを開発、生産していたものの、撮像に時間がかかり、他社製品との競争に負け、他社製品と同様の撮像方法を導入した[2]。1990年代には知的財産を巡り同業他社と係争に発展した[1]。
1982年に日本国内で最初のMRIとして中津川市民病院に同社のQED 80-αが導入された[3][4][5]。
沿革
[編集]- 1970年 - レイモンド・ダマディアンが磁場焦点法による核磁気共鳴画像化の原理を考案[1]
- 1974年 - MRI関連の特許が成立[6]
- 1978年 - Fonar設立[1]
- 1980年 - 最初のMRIを発売[1]
- 1982年 - QED 80-αが日本で最初のMRIとして中津川市民病院に設置された[3][4][5]
- 1992年 - 知的財産を巡り訴訟を起こす[1]
- 1996年 - 立姿勢で撮像可能なStand-Up™ MRIを発売[1]
- 1997年 - 合衆国最高裁判所はゼネラルエレクトリックに対してFonarの特許を侵害していたとして$128,705,766の支払いを命じた。[1]
- 2004年 - 2004年10月にStand-Up™ MRIの名称をUpright™ MRIに変えた[1]
主な製品
[編集]- Upright MRI
- FONAR 360°
- OPEN SKY MRI
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 沿革
- ^ The "Indomitable" MRI | Science & Nature
- ^ a b 古瀬 和寛「磁気共鳴診断装置FONAR QED 80ーaIpha導入の思い出」『MEDICA1 IMAGING TECHNOLOGY』第17巻第3号、1999年5月。
- ^ a b 古瀬 和寛「地域医療における画像診断の役割と展開とくに磁気共鳴診断装置登場の背景とその後の歩み」『全国自治体病院協議会雑誌』第373号、全国自治体病院協議会、1999年7月、35-49頁。
- ^ a b 井澤 章「2001年号記念企画 1号機物語・MRI編 FONAR QED80α導入の想い出」『日本放射線技術学会雑誌』第57巻第3号、2001年3月、302-307頁。
- ^ アメリカ合衆国特許第 3,789,832号