コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

フレディ・ギブス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Freddie Gibbsから転送)
Freddie Gibbs
Freddie Gibbs 2014年
基本情報
出生名 Fredrick Jamel Tipton
別名 Kane; Freddie Kane & The Lords
生誕 (1982-06-14) 1982年6月14日(42歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国インディアナ州ゲーリー
ジャンル
職業
活動期間 2004年 - 現在[2]
レーベル
共同作業者
公式サイト esgnrecords.com

フレディ・ギブス: Freddie Gibbs、本名: Fredrick Tipton、1982年6月14日 - )は、アメリカ合衆国インディアナ州ゲーリー出身のラッパーソングライター。別名ギャングスタ・ギブス(Gangsta Gibbs)としても知られており、ヒップホップグループStr8 Slammin'Clickのメンバーでもある。

多数のミックステープをリリースした後、2013年にデビュー・アルバム『ESGN』をリリース。その後『Shadow of a Doubt』 (2015年)、『You Only Live 2wice』 (2017年)、『Freddie』 (2018年)などのソロアルバムをリリースした他、MadlibThe Alchemistとのコラボレーティヴ・アルバムなどを多数発表している。

略歴

[編集]
Young Jeezy(左)とFreddie Gibbs(2011年)

2006年インタースコープ・レコードと契約、その後ロサンゼルスに移りアルバムを収録するも一年後にレコード会社の方針が変わり契約を切られる[3]

2011年にはヤング・ジージーのレーベルであるCTE Worldと契約するが、2012年8月にはヤング・ジージーがビジネスベンチャーを一旦リセットするため、ギブスを手放す。このことはお互い合意の上でギブスは対立などは一切なかった[4]

多数のミックステープの自主リリースを経て、2013年6月19日に自身のレーベルESGNからデビューアルバム『ESGN』をリリースした[5]

2014年10月31日、マッドリブとのコラボアルバム『Piñata』をリリースする。

2015年11月20日、2作目のソロアルバム『Shadow of a Doubt』をリリースする[6]

2017年3月31日、3作目のソロアルバム『You Only Live 2wice』をリリースする[7]

2018年6月22日、4作目のソロアルバム『Freddie』をリリースする[8]。10月31日にはカレンシーアルケミストとのコラボアルバム『Fetti』をリリースする。

2019年6月28日、マッドリブとのコラボアルバム『Bandana』をリリースする。

2020年5月29日、アルケミストとのコラボアルバム『Alfredo』をリリースする。このアルバムは第53回グラミー賞の最優秀ラップ・アルバム賞にノミネートされた[9]

音楽性

[編集]

影響を受けたアーティスト

[編集]

フレディ・ギブスは2012年のインタビューで影響を受けたアーティストとして、スカーフェイス、DMX2パックジェイ・Zナズボーン・サグズン・ハーモニーゲトー・ボーイズUGKスリー・6・マフィアアウトキャストリークウォンエミネムトゥイスタアイス・キューブ、N.O.R.E.、オール・ダーティ・バスタードを挙げている[10]

人物

[編集]

2014年11月4日、ニューヨーク州ブルックリン区ウィリアムズバーグのレコード店で演奏を終えた後、車の中に座っていたフレディ・ギブスに対し銃撃戦が起きた。フレディ・ギブスは無傷で逃がれ、側近の2人が撃たれたが命に別状はなかった[11]

2015年5月、地元インディアナ州ゲーリーの子供たちのに学用品を購入するために、School Supply Giveaway of Garyを支援する基金を立ち上げた。フレディ・ギブスは、「ゲイリーで育った私のような子供が自分で何かを作る機会はほとんどありませんでした。基本的な用品を持っていなかったために学校でうまくやっていこうという意欲がほとんどなく、多くの人が暗い道に進んでしまいました」と説明している[12]

ディスコグラフィ

[編集]

スタジオ・アルバム

  • ESGN (2013年)
  • Shadow of a Doubt (2015年)
  • You Only Live 2wice (2017年)
  • Freddie (2018年)

コラボレーティヴ・アルバム

脚注

[編集]
  1. ^ Beaumont, Mark (September 4, 2014). “Freddie Gibbs review – tales of thug life carried off with devil's panache”. The Guardian. October 31, 2020閲覧。
  2. ^ David Jeffries. “Freddie Gibbs”. AllMusic. 2019年11月22日閲覧。
  3. ^ Breihan, Tom. “Rising: Freddie Gibbs” (英語). Pitchfork. 2020年11月15日閲覧。
  4. ^ https://hiphopdx.com, HipHopDX- (2012年12月11日). “Freddie Gibbs Leaves Young Jeezy's Label, Says They "Move In Different Ways"”. HipHopDX. 2020年11月15日閲覧。
  5. ^ ESGN - Evil Seeds Grow Naturally by Freddie Gibbs” (英語). Apple Music. 2020年11月15日閲覧。
  6. ^ Shadow of a Doubt by Freddie Gibbs” (英語). Apple Music. 2020年11月26日閲覧。
  7. ^ You Only Live 2wice by Freddie Gibbs” (英語). Apple Music. 2020年11月26日閲覧。
  8. ^ https://hiphopdx.com, HipHopDX- (2018年6月22日). “Review: Freddie Gibbs' Self-Titled Album Is Steroidal Gangsta Music”. HipHopDX. 2020年11月26日閲覧。
  9. ^ 2021 GRAMMYs: Complete Nominees List” (英語). GRAMMY.com (2020年11月24日). 2020年11月26日閲覧。
  10. ^ Freddie Gibbs Describes His Partnerships With Madlib And Young Jeezy | Get The Latest Hip Hop News, Rap News & Hip Hop Album Sales | HipHop DX”. web.archive.org (2014年10月18日). 2020年11月26日閲覧。
  11. ^ Gordon, Jeremy. “Freddie Gibbs Allegedly Targeted in Shooting Outside Rough Trade in Brooklyn” (英語). Pitchfork. 2020年11月26日閲覧。
  12. ^ Freddie Gibbs launches GoFundMe for Gary, Indiana school supplies” (英語). IMPOSE Magazine (2015年5月26日). 2020年11月26日閲覧。

外部リンク

[編集]