コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

フレッシュアイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FreshEYEから転送)
株式会社スカラコミュニケーションズ
Scala Communications, Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
150-0012
東京都渋谷区広尾一目1番39号
恵比寿プライムスクエアタワー
設立 2004年04月05日
業種 情報・通信業
代表者 代表取締役 梛野憲克
資本金 8,000万円
決算期 6月30日
主要株主 株式会社スカラ
外部リンク https://scala-com.jp/
テンプレートを表示

フレッシュアイ (FreshEYE) は、1998年(平成10年)にサービスを開始した検索ポータルサイトである。株式会社スカラの子会社であるスカラコミュニケーションズ株式会社が運営している。

『フレッシュアイの「フレッシュ」は情報の新鮮さを、「アイ」は インターネット上の情報を常にウォッチし ユーザーの「目」にかわって新しい情報を探し出してくるということを意味する。』(東芝プレスリリース[1]より引用)

サービス開始から26年後の2024年(令和6年)4月30日にサービス終了した。[2]

検索エンジンの特長

[編集]

ロボット型検索エンジンは当初は東芝独自のものだったが[3]、のちにExciteMooter[4]と同じinktomiに切り替わった。このエンジンの特長として、わずか1時間前に更新したサイト情報も探し出すことができるとされていた。検索結果の「新着順」のタブをクリックすることにより、最新の情報を表示できた。 ただし、新着として表示された検索結果が実はずいぶん前に作成された内容だった、ということが多かった。この現象は、ウェブページが作成された時のみを新着として扱うのではなく、ごく一部分が更新されたときも新着として扱っているために起きていた。

そして2010年11月26日に NAVERのウェブ検索エンジンがフレッシュアイに導入された[5]

沿革

[編集]
  • 1998年06月30日 - 株式会社東芝が、検索サービス「フレッシュアイ」を開始。
  • 1998年12月01日 - 株式会社東芝、凸版印刷株式会社、株式会社電通の3社が共同で株式会社フレッシュアイを設立。
  • 2002年04月01日 - 東芝の子会社である株式会社ニューズウォッチが株式会社フレッシュアイを吸収合併。
  • 2006年04月01日 - ヤフー株式会社と資本提携。株式会社ニューズウォッチは、ヤフー株式会社の連結子会社、株式会社東芝の関連会社となる。
  • 2010年11月30日 - 株式会社ニューズウォッチは、株式会社フュージョンパートナー(現・株式会社スカラ)の連結子会社となる。
  • 2012年04月01日 - フュージョンパートナーの連結子会社であるデジアナコミュニケーションズ株式会社(現・株式会社スカラコミュニケーションズ)が株式会社ニューズウォッチを吸収合併[6]
  • 2024年 4月30日 - サービス終了。

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 東芝:プレスリリース (1998.6.29)
  2. ^ 「フレッシュアイ」終了のお知らせ”. 2024年5月13日閲覧。
  3. ^ フレッシュアイを支えるテクノロジーについて” (1998年6月29日). 2024年7月8日閲覧。
  4. ^ “ムーター、検索結果を仕分け表示するWeb検索サイト「Mooter」”. INTERNET Watch. (2006年2月16日). https://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/02/16/10909.html 
  5. ^ “ニューズウォッチ、NAVERのウェブ検索エンジンをフレッシュアイに導入(プレスリリース)”. http://www.newswatch.co.jp/company/press/pr20101126.html 
  6. ^ 子会社合併に関するお知らせ (PDF)
  7. ^ “フレッツ・アイ,やっぱり名称変更”. ITmedia. (2000年7月18日). https://www.itmedia.co.jp/news/0007/18/flets.html 

外部リンク

[編集]