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Help:ウォッチリスト

H:WATCHから転送)

ウィキペディア日本語版ヘルプページです。元文書はメタウィキヘルプです。


ウィキペディアにログインすることにより、ウォッチ機能ウォッチリストを使って指定したページに変更が加えられた時に通知されるように設定できます。MediaWikiでは、利用者はページを「所有」することはできませんが、ウォッチリストを使い、ページの差し戻し機能を利用することで、そのページに関心を持っている利用者がページを好ましい状態に維持できるようにすることができます。しかも、誰かがページに対して絶対的なコントロール力を持ってしまう、というページを所有するシステムの短所はありません。

ページのウォッチの方法

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ログインしている時には、ページの上部に「☆」(星印)のマークのタブがあります(ベクタースキン(2010と2023)以外の場合、別の場所にリンクがあります)。そのタブをクリックすることで、閲覧中のページとそのノートページ(閲覧中のページがノートページの時には本文ページ)が、あなたが「ウォッチ」しているページのリストに追加・削除されます。本文ページとノートページのウォッチは常にセットで、どちらかだけをウォッチリストに追加・削除することはできません。

ページを保存する時には、「ウォッチリストに追加」のチェックボックスを利用して、そのページをウォッチリストに追加するか、ウォッチリストから削除するか選択することができます。個人設定で「編集したページをウォッチリストに追加する」を有効にすると、この編集ページのチェックボックスが自動でチェックされ、保存前に手動でチェックを外さない限り、ウォッチリストに追加されます。

ウォッチするとどうなるか

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ウォッチリスト

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ログインしている時には、全てのページに利用者のウォッチリストへのリンクが表示されます。ウォッチリストにはSpecial:Watchlistを使ってもアクセスできます。

ウォッチリストは、あなたが関心を持っているページに限定した、専用の最近更新したページのリストのようなもので、ウォッチしているページのうち最近更新されたものが、設定した時間の範囲で、新しいものから順番にリストされます。ただし、ここで表示される内容はrecentchanges tableの情報から取得されているので、$wgRCMaxAgeより古い情報は表示されません。

また、ページの保護や移動、削除などのログも表示されます[注 1]。画像ページをウォッチすると、画像ページのテキストの変更だけでなく、画像の差し替え(再アップロード)も追跡できます[注 2]

ウォッチリストの各行は、そのページに加えられた最終編集(拡張版の場合は最近の全編集)の詳細を示しています。具体的には、編集日時、細部の編集かどうか、ページ、差分、履歴へのリンク、投稿者の利用者名(またはIPアドレス)、増減したページのバイト数、そして編集の要約が示されます。利用者がログイン状態で最近そのページを訪れた後に更新が行われた場合、ページ名がボールド体で表示されます。

個人設定で「ウォッチリストを拡張する」を選択すると、ウォッチリストには最終の更新だけでなく、最近の編集全てが表示されるようになります。また、個人設定で「最近更新したページを拡張する」も選択してあれば、ウォッチリストの更新情報は、ページごとに各日単位にまとめられます(選択していない場合は、単に編集の時間順に並びます)。「ウォッチリストを拡張する」を選択していない場合は、「最近更新したページ」の拡張はウォッチリストには及ばず、各日ごとの最終編集がウォッチリストには表示されます。なお、この場合、最終編集が「細部の編集」になっている時には、その前に通常の編集があったのかどうか、ウォッチリストからだけでは分からなくなります。通常は、最後に確認した時からの更新を全て確認したいでしょうから、この場合にはページの履歴を確認してください。

個人設定で編集の性格によってはウォッチリストに表示させないように選択できます。対象となるのは、細部の編集、Botの編集、そしてあなた自身の編集です。

ウォッチリストの管理

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ウォッチリストの編集画面

ウォッチリストに入っているページの一覧へは、ウォッチリストを表示させた時に上部にある「ウォッチリストの編集」リンクを使って移動できます(特別:Watchlist/edit でも同じ画面にリンクされます)。一覧のページでは、ページ名の左にあるチェックボックスを利用して、ページを一括してウォッチリストから削除できます。

また「ウォッチリストをテキストで編集」のページでは、1行ごとに1ページずつページが並べられたテキストを編集することでウォッチリストが管理できます。「ウォッチリストの編集」ページと異なり、ウォッチリストへの複数ページの一括追加もできます。

「ウォッチリストをすべて削除」リンクをクリックすると、ウォッチリストがすべてリセットされます。なお、リセットの前に確認のダイアログが出るので、うっかりクリックしてしまっても即座にリセットされるわけではありません。

これらのページから通常のウォッチリストの表示に戻るには「ウォッチリストの確認」リンクを使います。

最近更新したページ、関連ページの更新状況、履歴

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ウォッチリストは、「ウォッチ機能」の一部に過ぎません。ウォッチリストを使わなくても、ページをウォッチすることには有用な点があります。

最近更新したページおよびその拡張版関連ページの更新状況では、ウォッチ中のページはボールド体で表示されます。

また、ウォッチ中のページの履歴を、ページ本体を見ずにいきなり表示させた時には、最新の編集記録にアップデートマークが記されていることがあります(MediaWiki:Updatedmarker に応じた「前回の閲覧以降に更新されました」などの文言です)。これは、あなたがまだ確認していない、あなた以外の利用者が行った編集であることを示しています。

ウォッチできないこと

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ページのウォッチは、ウィキテキストの更新だけを対象にしており、生成されたページの変化がすべて追跡されないことに注意してください(Help:履歴#特定の版へのリンクを参照してください)。

  • ページ本体に加えて、使用されているテンプレートや、そのテンプレートで使われているテンプレートなどを個別にウォッチすることはできます。また、ページの追加・除外を監視するという意味では、カテゴリをウォッチすることもできません。
  • カテゴリをウォッチすることは、カテゴリページの編集可能なテキスト部分の更新をウォッチすることを意味します。
  • カテゴリの追加については、カテゴリページの関連ページの更新状況を利用して追跡できます。
  • カテゴリからの除外については、カテゴリに入っているページをすべてウォッチリストに追加しなければ追跡できません(詳細はHelp:カテゴリ#カテゴリへの項目の追加・除外履歴を閲覧するを参照してください)。

存在しないページのウォッチ

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存在しないページのウォッチもできます。だれかがそのページを作成すると、ウォッチリストに表示されます。

例えば、ノートページのないページをウォッチした時には、まだ存在していないノートページも自動的にウォッチされます。また、本文ページもノートページもない時にもウォッチすることはできます。

赤リンクがあれば、そのリンクをクリックして「ウォッチリストに追加」するだけです(スキンによっては最初に「キャンセル」を押す必要があるかもしれません)。また、URLを使ってもまだ存在していないページにアクセスできます。

関連ページの更新状況

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関連ページの更新状況」はウォッチリストのように使うことができます。

すなわち、リンクを一覧にしたページの「関連ページの更新状況」ページは、一種の「特別ウォッチリスト」として使えますので、利用者ページのサブページなどとしてこの目的のためにページを作ることができます。ただし、利用者自身のウォッチリストと違って、関連ページの更新状況にはノートページの更新を自動的に含まないので、ノートページも監視するためには、一覧ページにノートページへのリンクも書きこむ必要があります。

もし、この目的のためだけに一覧ページにノートページへのリンクを書きこむのならば、パイプ付きリンクを使ってリンクラベルを空白記号にしておけば、ページ本体ではリンクが不可視になります。

なお、関連ページの更新状況はこれを適用しているページとノートページの更新は表示しません。これを監視するためには、自己リンクをページ内に含めるか、別の「特別ウォッチリスト」に入れるか、通常のウォッチリストに入れておく必要があります。

このようなページには、テンプレートを利用して他のページを取り込むことができますが、これについてはカテゴリの汚染に注意してください。

カテゴリに入っているページを関連ページの更新状況をつかってウォッチすることには、カテゴリからのページの削除を追跡できない、という大きな欠点があります。

CSS

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ウォッチリストの代わりに、またはウォッチリストに加えて、指定したページへのリンクについて、次のようなCSSを使って外装の詳細設定を設定することができます。

a[title="ページ名"] {
    color: white;
    background: red;
    font-size: 150%;
}

このCSSは、最近更新したページでは上述のボールド体表示のように機能しますが、中でも特に関心のあるページを指定したり、関心分野ごとに個別の指定をすることで、これらのページをさらに目立たせることができます。さらに利用者の投稿記録や、通常のページ中のリンクでも有効です(パイプ付きリンクへも有効、ただしリダイレクトを経ている場合は無効です)。ただし、ページ中の節編集リンクにも適用されてしまいます。

言語間リンクを含む、外部リンクに対しては、下のCSSを使ってください。

a[href="リンク先のURL"] {
    (ここにCSS指定を入力)
}

同じプロジェクト内のページでHTMLコードがローカルで指定されている場合でも、CSSでは完全なURLの指定が必要です。

ウォッチリストのプライバシー

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通常の利用者または管理者は他の利用者のウォッチリストの中身や、特定のページをだれがウォッチしているかを知ることはできません。プロジェクトのデータベースのあるサーバーにアクセスできる開発者は、この種の情報を解析することができます。公開されているデータベースダンプにはこの種の情報は含まれません。

脚注

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注釈

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  1. ^ r32685で実現。phab:T7546も参照してください。
  2. ^ r32685で実現。phab:T2778も参照してください。

関連項目

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