中距離弾道ミサイル
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(IRBMから転送)
中距離弾道ミサイル(ちゅうきょりだんどうミサイル、英語: intermediate-range ballistic missile, IRBM)は、弾道ミサイルのうち射程3,000-5,500km程度のもの[1][2]。
この分類が生まれた米ソの冷戦期においては、米ソの直接対決に使用が想定された大陸間弾道ミサイルには及ばない程度の射程を持ち、かつ戦域内で使用される短距離弾道ミサイルよりは射程の大きいミサイルがこの分類に含まれた。すなわちヨーロッパからソビエト、またはその逆を目標とする規模の射程をもつミサイルである。
近年は発展途上国に拡散した弾道ミサイルの長射程化により、この範疇に属するミサイルの保有国が増加傾向にある。
中距離弾道ミサイルの一覧
[編集]- 島嶼防衛用高速滑空弾 ブロック2(事実上) - 開発中[3]
脚注
[編集]- ^ Wragg, David W. (1973). A Dictionary of Aviation (first ed.). Osprey. p. 166. ISBN 9780850451634
- ^ 多田智彦 (10 2007). “ミサイル防衛の巨大センサー網”. 軍事研究 42巻 (10号): p.67. ISSN 0533-6716.
- ^ 内閣府『シンクタンク機能の試行事業の成果物 資料6 広範囲調査分析』2023年3月17日 。p. 240