国際ボート連盟
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国際ボート連盟 (こくさいボートれんめい、仏: Fédération Internationale des Sociétés d'Aviron (FISA))は、ボート競技の国際競技連盟。略称はWorld Rowing(ワールドローイング)。2019年10月現在の会長はジャンクリストフ・ロラン。世界ボート選手権などの大会を主催している。
歴史[編集]
ボート競技の人気上昇に伴い、さまざまなルールの統一を目的に1892年6月25日にフランス、スイス、ベルギー、アドリア、イタリアの代表によりトリノに設立。
初めてFISAが開催した大会は、1893年にイタリアのオルタ湖で開催されたヨーロッパボート選手権である。3種目10組のみの参加であった。
FISAはオリンピックの活動に最初に参加した国際競技連盟である。その後第1回アテネ大会(1896年)からボートはオリンピック競技となっている(1896年は強風のため中止)。ボートが行われている国にはFISAに加盟する国内競技連盟が設置されていて、2019年10月現在、155団体に及ぶ。
大会[編集]
FISAは1年を通して国際的なボートの大会を開催している。
- オリンピック
- FISAは第1回アテネ大会からオリンピックにおけるボート競技を支援している。オリンピック参加者の選抜を行っているのは、FISAである。
- FISAワールドカップ
- 夏に開催される、3つのレガッタからなる大会である。1997年から開催されている。
- 世界ボート選手権
- 毎年1週間行われるボート大会である。オリンピックが開催される年は、オリンピックで行われない種目のみの開催となる。
- 世界ジュニアボート選手権
- 18歳以下の選手が参加できる大会である。1967年から開催されている。
- World Rowing Under 23 Championships
- World Rowing Masters Regatta
- World Rowing Sprints
外部リンク[編集]
- 国際ボート連盟公式ホームページ (英語)
- World U23 Rowing Regattaの歴史 - ウェイバックマシン(2002年11月24日アーカイブ分)