JPML WRCリーグ
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開催概要 | |
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開催時期 |
1月-7月(前期) 8月-翌年2月(後期) |
初回開催 | 2016年 |
参加資格 | 日本プロ麻雀連盟員のみ |
方式 | 予選リーグ+トーナメント |
ルール | 連盟WRCルール |
優勝賞金 | 60万円 |
主催 | (株)JPML |
公式サイト | https://www.ma-jan.or.jp/title-fight/champions-league.html |
JPML WRCリーグは、日本プロ麻雀連盟の関連団体である(株)JPMLが主催する競技麻雀のタイトル戦[1]。
2022年に創設された赤牌ありのリーグ戦については、JPML WRC-Rリーグを参照のこと。
概要
[編集]旧「内外タイムス杯」を起源とするリーグ戦で、2001年度前期までは「王座杯」という名称だったが、2001年度後期より「チャンピオンズリーグ」へ改称され、2016年後期からルールや大会形式を変更のうえ、連盟WRCルールで打つ機会を増やす大会として[2]、現行のタイトルとなった。
大会システム
[編集]日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士のみが参加できる。鳳凰戦所属リーグを問わないため、A1リーグ所属の雀士とEリーグ所属の雀士が対戦することも発生しうる[1]。
- 予選リーグ[2][3]
- 1節4日間のリーグ戦を5節行う。50分超過時点でその次の局が最終局となる。
- 各節終了時点でポイントがマイナス150ポイントを超えるとその時点で失格。
- 5節終了時点で成績を比較し、順位に応じて以下のトーナメントに進む。
- 総合首位→ベスト16にシード
- 総合2位-10位(9名)→2次トーナメントにシード
- 総合11位-26位(16名)→1次トーナメント進出
- なお、シード選手の参加辞退等によりトーナメント参加者が不足する場合は順位を繰り上げる。
- 予備予選トーナメント[3]
- 地方支部代表12名(足りない場合は予選リーグ敗退者から補充)を3卓に分け、各卓で半荘2回戦を実施。
- 各卓の上位2名、計6名が2次トーナメント進出。
- 1次トーナメント[2][3]
- シードの女流桜花、プロクイーンと、予選勝ち上がり16名、予備予選トーナメント勝ち上がり6名を加えた24名を6卓に分け、各卓で半荘3回戦を実施。
- 各卓の上位2名、計12名が2次トーナメント進出。
- 2次トーナメント[2][3]
- シードの王位、麻雀マスターズ、麻雀グランプリと予選シード9名、1次トーナメント勝ち上がり12名を加えた24名を6卓に分け、各卓で半荘3回戦を実施。
- 各卓の上位2名、計12名がベスト16進出。
- ベスト16[2][3]
- シードの前期WRC優勝者、鳳凰位、十段位と予選最上位シード、2次トーナメント勝ち上がり12名を加えた16名を4卓に分け、各卓で半荘4回戦を実施。
- 各卓の上位2名、計8名がベスト8進出。
- ベスト8[2]
- ベスト16勝ち残りの8名を2卓に分け、各卓で半荘4回戦を実施。
- 各卓の上位2名、計4名が決勝進出。
- 決勝[2]
- ベスト8勝ち残りの4名で半荘4回戦を実施し、成績上位が優勝。
- 第13期からは優勝賞金として60万円が授与される[4]。
他のタイトル戦と異なり、前回優勝者はベスト16シードとなる(決勝まで2回の勝ち上がりが必要)ため、システム的に連覇の難しい大会となっている[5]。
なお、チャンピオンズリーグ時代は、予選リーグは半荘4回戦×5節。1半荘は時間制限ありの50分+1局で打ち切り。準々決勝からは現チャンピオンズリーグの1名を加えた16名で行う。決勝は準決勝勝ち上がりの4名で半荘5回戦。その半荘5回戦のトータルトップ者が優勝者だった。
2020年の第8期は新型コロナウイルスの影響による3ヶ月間の中断があったため1年通じての開催となり、リーグ戦も7節にわたって行った。
ニコニコ生放送などでは、決勝トーナメント(ベスト16以降)から配信される。
歴代優勝者
[編集]- チャンピオンズリーグ
- 第1期 - 2001年後期 佐々木慶太
- 第2期 - 2002年前期 佐々木慶太
- 第3期 - 2002年後期 島田竜也
- 第4期 - 2003年前期 壽乃田源人
- 第5期 - 2003年後期 室生述成
- 第6期 - 2004年前期 YUTAKA
- 第7期 - 2004年後期 原淳一
- 第8期 - 2005年前期 藤原隆弘
- 第9期 - 2005年後期 岩井健太
- 第10期 - 2006年前期 佐々木寿人
- 第11期 - 2006年後期 石橋薫
- 第12期 - 2007年前期 室伏理麻 ☆
- 第13期 - 2007年後期 瀬戸熊直樹
- 第14期 - 2008年前期 三浦大輔
- 第15期 - 2008年後期 沢崎誠
- 第16期 - 2009年前期 藤原隆弘
- 第17期 - 2009年後期 堀内正人
- 第18期 - 2010年前期 嶋村泰之
- 第19期 - 2010年後期 山田浩之
- 第20期 - 2011年前期 山井弘
- 第21期 - 2011年後期 北野由美 ☆
- 第22期 - 2012年前期 西川淳
- 第23期 - 2012年後期 中村慎吾
- 第24期 - 2013年前期 藤原隆弘
- 第25期 - 2013年後期 森岡貞臣
- 第26期 - 2014年前期 松崎良文
- 第27期 - 2014年後期 客野直
- 第28期 - 2015年前期 西島一彦
- 第29期 - 2015年後期 阿部謙一
- 第30期 - 2016年前期 庄田祐生
- JPML WRCリーグ
- 第1期 - 2016年後期 羽山真生
- 第2期 - 2017年前期 中川基輝
- 第3期 - 2017年後期 小林正和
- 第4期 - 2018年前期 藤島健二郎
- 第5期 - 2018年後期 沢崎誠
- 第6期 - 2019年前期 ダンプ大橋
- 第7期 - 2019年後期 真鍋明広
- 第8期 - 2020年 伊賀則夫
- 第9期 - 2021年前期 小林正和
- 第10期 - 2021年後期 渡辺英梧
- 第11期 - 2022年前期 石立岳大
- 第12期 - 2022年後期 石立岳大 ※現行大会では初の連覇[5]
- 第13期 - 2023年前期 塚田悠介
- 第14期 - 2023年後期 田村良介
- 第15期 - 2024年前期 古橋崇志
脚注
[編集]- ^ a b “JPML WRCリーグ”. 日本プロ麻雀連盟. 2022年9月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g “開催概要 - JPML WRCリーグ”. 日本プロ麻雀連盟. 2024年8月19日閲覧。
- ^ a b c d e “第14期JPMLWRCリーグ予選~トーナメントレポート”. 日本プロ麻雀連盟. 2024年8月19日閲覧。
- ^ “日本プロ麻雀連盟2024年度タイトル戦賞金一覧”. 日本プロ麻雀連盟. 2024年4月7日閲覧。
- ^ a b 福光聖雄 (2023年4月7日). “第258回:プロ雀士インタビュー 石立 岳大 インタビュアー:福光 聖雄”. 日本プロ麻雀連盟. 2023年8月10日閲覧。