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レッツ・ステイ・トゥゲザー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Let's Stay Togetherから転送)
「レッツ・ステイ・トゥゲザー」
アル・グリーンシングル
初出アルバム『レッツ・ステイ・トゥゲザー英語版
B面 Tomorrow's Dream
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 メンフィス、ローヤル・レコーディング・スタジオ(1971年)
ジャンル R&Bソウル
時間
レーベル ハイ・レコード
作詞・作曲 アル・グリーン
ウィリー・ミッチェル英語版
アル・ジャクソン・ジュニア
プロデュース ウィリー・ミッチェル
ゴールドディスク
ゴールドディスク
チャート最高順位
アル・グリーン シングル 年表
タイアード・オブ・ビーイング・アローン
1971年
レッツ・ステイ・トゥゲザー
1971年
ルック・ホワット・ユー・ダン・フォー・ミー
1972年
ミュージックビデオ
「Let's Stay Together」 - YouTube
テンプレートを表示

レッツ・ステイ・トゥゲザー」 (Let's Stay Together) は、アメリカのソウル歌手、アル・グリーンが1971年に発表した楽曲。ビルボードのHot 100とR&Bチャートで共に1位を記録したグリーンの代表作の一つ。

概要

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1971年11月、シングA面曲として発表された[1]。翌1972年2月12日付のビルボード・Hot 100で1位を記録[2]。また、ビルボードのソウルチャートで9週連続で1位を記録し、ゴールドディスクに輝き、1972年の年間チャートで11位を記録した。グリーンは「タイアード・オブ・ビーイング・アローン」に続いて大きな成功を収めることとなった。

1972年1月31日発売のアルバム『Let's Stay Together』のオープニング・ナンバーでもある。

プロデューサーのウィリー・ミッチェル英語版がピアノで作曲し、MG'sのアル・ジャクソン・ジュニアがリズムを加えた。アル・グリーンは、できあがった曲を聴いて、わずか15分で歌詞を完成させた。ミッチェルはこの曲の成功を確信していたという[3]。グリーンの歌入れのレコーディングは何週間もかけられた。ハイ・レコードの同僚アーティストのシル・ジョンスンもそれが誇張ではないことを証言している[4]

作者のアル・ジャクソンは、同じくレコーディングセッションでドラマーとして参加したハワード・グリムズに常にこう言っていたという。「Groove and be simple - not busy.[4]

1985年に英国でロング・バージョン(4分50秒)が12インチ・シングルとして発売されている。ロング・バージョンはその後いくつかのコンピレーション・アルバムで聴くことができる。

ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」においては、2004年版で60位[5]、2010年版で60位[6]、2021年版で84位にランクされている[7]

ティナ・ターナーのバージョン

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「レッツ・ステイ・トゥギャザー」
ティナ・ターナーシングル
初出アルバム『プライヴェート・ダンサー
リリース
録音 1983年11月7日 (1983-11-07)
ジャンル R&Bロックポップス
時間
レーベル キャピトル・レコード
作詞・作曲 アル・グリーン
ウィリー・ミッチェル
アル・ジャクソン・ジュニア
プロデュース マーティン・ウェイル
チャート最高順位
年表
ボール・オブ・コンフュージョン
1982年
レッツ・ステイ・トゥゲザー
1983年
ヘルプ!
1984年
テンプレートを表示

アメリカのR&B歌手であるティナ・ターナーが、1983年に「レッツ・ステイ・トゥゲザー[8]」をカバーしてシングルとしてリリースした。この曲は全英シングルチャートでは6位となるヒットとなり[9]、彼女のイギリスでの3回目のトップ10ヒットであり、イギリスに限ればアル・グリーンのオリジナル・バージョンよりも順位が上だった[9][10]。なお、全米シングルチャートでは26位を記録した[11]

彼女にとってはゲスト・ボーカルとして参加した曲を除くと、この曲が4年ぶりの新曲であり、全米シングルチャートに100位以内に入るのは7年ぶりだった。この曲で復活の兆しをみせたティナは、この曲を含めたアルバム『プライヴェート・ダンサー』を翌年にリリースし、同アルバムの成功をもって復活した。

その他のカバー・バージョン

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チャート・パフォーマンス

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アル・グリーン(1972年)

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チャート 最高位
イギリス 7[10]
アメリカ合衆国 Hot 100 1[13]
アメリカ合衆国 R&B 1[13]

ティナ・ターナー (1983年)

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チャート 最高位
オーストラリア 19
ドイツ 18
アイルランド 15
オランダ 4
ニュージーランド 4
スイス 28
イギリス 6[9]
アメリカ合衆国 Hot 100 26[14]
アメリカ合衆国 R&B 3
アメリカ合衆国 ダンス 1[14]

脚注

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  1. ^ a b 45cat - Al Green - Let's Stay Together / Tomorrow's Dream - Hi - USA - 45-2202
  2. ^ The Hot 100 - 1972 Archive | Billboard Charts Archive
  3. ^ 英「MOJO」誌編・著、中山啓子・訳『ロック不滅の100曲』廣済堂出版、1999年。ISBN 4-331-50696-7 
  4. ^ a b 『Let's Stay Together』のライナーノーツより。コリン・エスコット執筆。2002年10月記述。
  5. ^ Rolling Stone Magazine's Top 500 Song (2004)
  6. ^ Al Green, 'Let's Stay Together'”. Rolling Stone. The 500 Greatest Songs of All Time (2010). 2021年9月20日閲覧。
  7. ^ Al Green, 'Let's Stay Together'”. Rolling Stone. The 500 Greatest Songs of All Time (2021). 2021年9月20日閲覧。
  8. ^ ティナ・ターナーのバージョンの日本語表記は「レッツ・ステイ・トゥギャザー
  9. ^ a b c ChartArchive - Tina Turner - Let's Stay Together”. 2012年6月28日閲覧。
  10. ^ a b ChartArchive - Al Green - Let's Stay Together”. 2012年6月28日閲覧。
  11. ^ Whitburn, Joel (2004). Top R&B/Hip-Hop Singles: 1942-2004. Record Research. p. 593 
  12. ^ ロバータ・フラック/ロバータ”. CDJournal. 音楽出版社. 2016年6月19日閲覧。
  13. ^ a b Al Green - AllMusic - Charts & Awards”. AllMusic. 2012年6月29日閲覧。
  14. ^ a b Tina Turner - AllMusic - Charts & Awards”. AllMusic. 2012年6月29日閲覧。

関連項目

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先代
ドン・マクリーン
アメリカン・パイ
Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル
1972年2月12日(1週)
次代
ニルソン
ウィザウト・ユー
先代
スライ&ザ・ファミリー・ストーン
ファミリー・アフェア
Best Selling Soul Singles ナンバーワンシングル
1972年1月8日 - 3月4日(9週)
次代
ジェームズ・ブラウン
「トーキン・ラウド&セイイン・ナッシング」