ライオンズゲート
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商号 |
ライオンズゲート Lionsgate |
---|---|
種類 | 公開 |
業種 | 娯楽 |
後継 | ライオンズゲート スタジオ(映画・テレビ事業) |
設立 | 1997年7月10日 |
創業者 | フランク・ギストラ |
本社 | |
事業地域 | 世界中 |
主要人物 |
マーク・ラチェスキー(会長) ジョン・フェルテイマー(CEO) マイケル・バーンズ(副会長) |
製品 |
映画 テレビ番組 |
売上高 | US$4.017 billion (2024) |
営業利益 | US$−939 million (2024) |
利益 | US$−1.12 billion (2024) |
総資産 | US$7.093 billion (2024) |
純資産 | US$−311 million (2024) |
所有者 | マーク・ラチェスキー |
従業員数 | 1,717 (2024) |
部門 |
ライオンズゲート・インタラクティブ・ベンチャーズ&ゲームズ ライオンズゲート・ミュージック |
子会社 |
Starz ライオンズゲート スタジオ(87.2%) |
ウェブサイト |
lionsgate |
脚注 / 出典 [1][2] |
ライオンズ・ゲート・エンターテインメント(Lions Gate Entertainment Corporation、商号: ライオンズゲート; Lionsgate)は、1997年にカナダのバンクーバーにて、実業家のフランク・ギストラにより設立された映画製作および配給会社である。現在はアメリカのカリフォルニア州サンタモニカに拠点を置く。
2000年には、アメリカのインデペンデント系製作配給会社アルチザン・エンターテインメントやビデオ会社トライマーク・ピクチャーズなどを買収し、これを契機にアメリカ市場進出への足がかりにした。2005年に配給した『クラッシュ』が同社初のアカデミー賞作品賞に輝く。また、製作費1億円足らずの低予算ホラー映画『ソウ』が世界市場で数百億円規模の大ヒットを飛ばし、2023年までに計10作がシリーズ化されている。同社はジャンル映画と呼ばれるホラー映画やコメディで、現在の地位を確立している。
現地法人は疎か、独占配給権も締結されていないため、配給する映画の国外配給権は、買い付けによるものである[3]。中には『パワーレンジャー』[注 1]などのように、日本における配給権が製作開始の段階から予め決められている作品も存在する。
社歴
[編集]- 1997年 - カナダのバンクーバーに創立。
- 2000年 - アメリカのトライマーク・ピクチャーズ社、アルチザン・エンターテインメント社を買収。アメリカ市場進出の基礎を作る。
- 2004年 - 製作費数億円のドラマ『クラッシュ』が公開。翌年アカデミー賞作品賞を受賞。
- 2007年 - 同社の全作品がiTunesストアでダウンロード販売可能に。
- 2008年 - クライヴ・バーカー原作で、日本人監督北村龍平のハリウッドデビュー作品『ミッドナイト・ミートトレイン』を製作、公開。
- 2008年 - タイガー・エンターテイメントを香港に設立[4]。
- 2010年 - サバン・キャピタル・グループと提携を結び、タイガーエンターテイメントを共同で運営する[4]。
- 2016年 - 大手ケーブルテレビ局のStarzを買収及び経営統合しテレビ部門を強化。
- 2024年5月 - 製作部門を特別目的買収会社(SPAC)であるスクリーミング・イーグル・アクエイジョン・コープと合併させて同事業を分離・独立[5][6]。
主な映画
[編集]→「Category:ライオンズゲートの作品」も参照
- 『ガンメン』Gunmen(1994)
- 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)
- 『アメリカン・サイコ』American Psycho(2000)
- 『ワンダーランド (2003年の映画)』Wonderland(2003)
- 『オープン・ウォーター』Open Water(2003)
- 『華氏911』Fahrenheit 9/11(2004)
- 『デイ・アフター・トゥモロー』The Day After Tomorrow(2004)
- パニッシャーシリーズ
- 『パニッシャー (2004年の映画)』Punisher(2004)
- 『パニッシャー: ウォー・ゾーン』Punisher: War Zone(2008)
- ソウシリーズ
- 『ソウ (映画)』Saw(2004)
- 『ソウ2』Saw 2(2005)
- 『ソウ3』Saw 3(2006)
- 『ソウ4』Saw 4(2007)
- 『ソウ5』Saw 5(2008)
- 『ソウ6』Saw 6(2009)
- 『ソウ ザ・ファイナル 3D』Saw 3D(2010)
- 『ジグソウ:ソウ・レガシー』Jigsaw(2017)
- 『スパイラル:ソウ オールリセット』Spiral: From The Book of Saw(2021)
- 『ソウX』Saw X(2023)
- 『クラッシュ (2004年の映画)』Crash(2004)
- 『ホテル・ルワンダ』Hotel Rwanda(2004)
- アドレナリンシリーズ
- 『アドレナリン (映画)』Crank(2006)
- 『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』Crank: High Voltage(2009)
- 『監獄島』The Condemned(2007)
- 『ローグ アサシン』War(2007)
- 『ドラゴン・キングダム』The Forbidden Kingdom(2008)
- 『アイズ (2008年の映画)』The Eye(2008)
- エクスペンダブルズシリーズ
- 『エクスペンダブルズ』The Expendables(2010)
- 『エクスペンダブルズ2 』The Expendables 2(2012)
- 『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』The Expendables 3(2014)
- 『エクスペンダブルズ ニューブラッド』Expend4bles(2023)
- アルファ・アンド・オメガシリーズ
- 『アルファ・アンド・オメガ』 Alpha and Omega(2010)
- 『アルファ・アンド・オメガ2』Alpha and Omega 2: A Howl-iday Adventure(2013)
- 『アルファ・アンド・オメガ3』Alpha and Omega 3: The Great Wolf Games(2014)
- 『アルファ・アンド・オメガ4』Alpha and Omega: The Legend of the Saw Tooth Cave(2014)
- 『アルファ・アンド・オメガ5』Alpha and Omega: Family Vacation(2015)
- 『アルファ・アンド・オメガ6』Alpha and Omega: Dino Digs(2016)
- 『アルファ・アンド・オメガ7』Alpha and Omega: The Big Fureeze(2016)
- 『アルファ・アンド・オメガ8』Alpha and Omega: Journey to Bear Kingdom(2017)
- キック・アスシリーズ
- 『キック・アス (映画)』Kick-Ass(2010)
- 『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』Kick-Ass 2(2013)
- ハンガー・ゲームシリーズ
- 『ハンガー・ゲーム (映画)』The Hanger Games(2012)
- 『ハンガー・ゲーム2』The Hunger Games: Catching Fire(2013)
- 『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』 The Hunger Games: Mockingjay - Part 1(2014)
- 『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』The Hunger Games: Mockingjay - Part 2(2015)
- 『ハンガー・ゲーム0』The Hunger Games: The Ballad of Songbirds & Snakes(2023)
- 『アナーキー』Cymbeline(2014)
- 大脱出シリーズ
- 『しろくまノーム』Norm of the North(2016)
- 『しろくまノーム ニューヨークへ』Norm of the North(2018)
- 『キング・オブ・エジプト』 Gods of Egypt(2016)
- 『ラ・ラ・ランド』 La La Land(2016)
- 『パワーレンジャー (映画)』Power Rangers(2017)
- 『映画マイリトルポニー プリンセスの大冒険』My Little Pony: The Movie(2017)
- ヒットマンズ・ボディガードシリーズ
- 『ヒットマンズ・ボディガード』The Hitman's Bodyguard(2017)
- 『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』Hitman's Wife's Bodyguard(2021)
- 『ワンダー 君は太陽』Wonder(2017)
- 『ハンターキラー 潜航せよ』Hunter Killer(2018)
- 『アンテベラム』Antebellum(2020)
- 『生きる LIVING』Living(2022)
- 『イマジナリー』Imaginary(2024)
- 『ボーダーランズ』Borderlands(2024)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 原作のスーパー戦隊シリーズの著作権が映画配給会社の東映にあるため。
出典
[編集]- ^ Agency, RED Interactive. “Corporate” (英語). www.lionsgate.com. 2020年6月15日閲覧。
- ^ “2019 Annual Report”. Lionsgate. September 8, 2019閲覧。
- ^ イギリスには支社が存在する。
- ^ a b “Celestial Tiger Entertainment”. サバン・キャピタル・グループ. 2014年5月9日閲覧。
- ^ Thomas Buckley (2023年12月22日). “ライオンズゲート、製作部門をSPACと統合し別の株式公開企業に”. Bloomberg.com. 2023年12月26日閲覧。
- ^ “米ライオンズゲートが完全独立へ 企業価値は46億ドル”. 映画.com (2023年12月25日). 2023年12月26日閲覧。