Microsoft Expression Web
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開発元 | マイクロソフト |
---|---|
初版 | 2007年2月16日 |
最新版 |
4
/ 2010年9月3日 |
対応OS | Microsoft Windows |
前身 | Microsoft FrontPage |
サポート状況 | 終了 |
種別 | Webオーサリングツール |
ライセンス | フリーウェア |
Microsoft Expression Web(マイクロソフト エクスプレッションウェブ)は、かつてマイクロソフトが開発し提供していたWebオーサリングツールである。
Webアプリケーションデザインスイート「Microsoft Expression Studio」を構成する一つとして定義され、Expression Studioに先駆けてシングルカットされた単体商品として2007年2月16日に発売された[1]。2012年に開発が終了し、最終版のExpression Web 4 SP2は無償化され、2012年12月20日以降は同社サイトで配布された[2]。
2018年2月頃、サイトが閉鎖され、すべての提供が終了した。
機能
[編集]Web開発者などの利用を想定しており、CSSから細かくコーディングする用途に適したWebオーサリングツールである。
Web標準(W3C勧告)の枠組みであるXHTML及びCSSによるサイト構築が標準となるように作られている。直感的な操作がより行いやすくなるのはもとより、スタイルシート作成・定義が分かりやすく操作しやすいようになっている。
FrontPage/SharePoint Designerとの違い
[編集]Microsoft FrontPageの後継のひとつに位置づけられ、ワークフロー対応のSharePointサイトの作成でITワーカーを支援するMicrosoft SharePoint Designerとは部分的にFrontPageをベースにしている点は共通するが、想定する利用者や利用シーンが異なる[3]。
バージョン履歴
[編集]- Expression Web
- Expression Web 2
- Expression Web 3
- Expression Web 4
関連項目
[編集]日本における競合製品
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “マイクロソフト、クリエイター向けWebデザインソフト「Expression Web」”. pc.watch.impress.co.jp. 2023年8月20日閲覧。
- ^ a b “Microsoft Expressionが終了へ 「Expression Web」「Expression Design」は無償化”. 窓の杜 (2012年12月21日). 2020年9月17日閲覧。
- ^ “FrontPageの終焉――非Windows対応のWeb開発サポートの行方は?”. ITmedia エンタープライズ. 2023年8月20日閲覧。
- ^ ASCII. “マイクロソフト、プロフェッショナルデザインスイート『Microsoft Expression Studio』を発売”. ASCII.jp. 2023年8月20日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、Expression Studio 2 日本語版を披露 - @IT”. atmarkit.itmedia.co.jp. 2023年8月20日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2009年10月1日). “マイクロソフト、「Expression 3」を提供開始-パッケージ版は11月6日発売”. Enterprise Watch. 2023年8月20日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2010年7月21日). “MS、ウェブとアプリのデザイン製品「Expression 4」日本語版を提供開始”. クラウド Watch. 2023年8月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- Microsoft Expression 公式サイト - ウェイバックマシン(2012年12月15日アーカイブ分)
- ダウンロード:Microsoft Expression Web 4 (無料版) - 日本語版 - ウェイバックマシン(2016年3月22日アーカイブ分)