マイナー・スレット
表示
(Minor Threatから転送)
マイナー・スレット(稀にマイナー・スレートとも、MINOR THREAT)は、1980年に結成され、ワシントンD.C.を中心に活動したハードコア・パンクバンド。のちのハードコアシーンに大きな影響を与えた。
バイオグラフィ
[編集]- 1980年に、イアン・マッケイ (Vo) 、ジェフ・ネルソン (Dr) 、ライル・プレスラー (G) 、ブライアン・ベイカー (B) により結成される。
- 1982年4月に再結成。
- 1983年に、スティーブ・ハンセンがベーシストとして加入し、ブライアン・ベイカーがギタリストに転向、ツインギター体制となる。サードEP『OUT OF STEP』をリリース。
- 9月にライブを行い、解散。解散後に、EP『SALAD DAYS』をリリース。
メンバー
[編集]- ストレートエッジ思想の原点とされる人物。
- マイナー・スレット解散の後、エンブレイスを経て1987年にFugaziを結成。
- なお、イアンが設立したレーベル「Dischord Records」は、ハードコアシーンで最も重要なレコードレーベルの一つになっている。
- ライル・プレスラー (Lyle Preslar) (G)
- ブライアン・ベイカー (Brian Baker) (B/G)
- スティーブ・ハンセン (Steve Hansgen) (B)後にSECOND WIND結成。
- ジェフ・ネルソン (Jeff Nelson) (Dr)
作品
[編集]- コンプリート・ディスコグラフィ - Complete Discography (1989年)
- ほぼ全ての音源が収録されたアルバム。1から10曲目までは『マイナー・スレット』から、11から14曲目までは『イン・マイ・アイズ』から、15から23曲目までは『アウト・オブ・ステップ』から、24から26曲目までは『サラダ・デイズ』からの収録曲となっている。
- ファースト・デモ・テープ - First Demo Tape (2003年)
- 結成して二ヵ月後に録音されたというデモテープの音源をリマスターした作品。当時、このデモテープはメンバーの意向で世に出なかったという。