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こころの時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NHKこころの時代から転送)

こころの時代(こころのじだい)は、NHK教育テレビで放送されているインタビュー番組。かつてはラジオ第1FM放送の「ラジオ深夜便」でも放送されていた。長寿番組の一つである。

概要

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宗教の話題を中心に、人生の苦境を克服した人物、あるいは人生経験や各種研究の第一人者に対し、アナウンサーが話を伺う。

この番組の原点は、1962年から1982年にかけて放送された『宗教の時間[1]であり、1982年4月11日より「こころの時代」に改題した。

NHKラジオ第1放送では1990年4月28日未明に放送開始した。放送当初は『おはよう早起きさん』と題してNHK教育テレビ放送分『こころの時代』から音声だけでも内容が通じる回を選んで音声のみを再放送していた。ラジオ深夜便の1コーナーとしてほぼ毎日放送されるようになるとテレビ版の再放送だけでは間に合わず、ラジオ版も製作されるようになり、1993年にこころの時代に改題した。2010年度にリニューアルが行われ「明日へのことば」に改題した。

NHK教育テレビがEテレと名称変更し、バラエティに近い番組が増加して以降も、一貫して宗教をテーマとした落ち着いた番組構成を継続してる。

番組テーマ曲は、ウォン ウィンツァンによる作曲[2]

内容

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インタビューを受ける出演者や講演者の半生に関わってきた人々の話題を中心に、経済人にあっては過去に携わったプロジェクトの舞台裏・人間模様・苦労話等々、各界の先達と呼ばれる人にあってはその地位に至るまでの失敗談などインタビュー以前には活字や各種メディアで目にすることのなかった内容がインタビュアーの質問により引き出され、堅苦しいインタビュー番組とは異なる。

著名な哲学者仏教学者神学者などへのインタビューの時は、高度な宗教論神学論を語る内容になることもある。但し、初心者にも分かりやすいよう、極力平易な言葉で語られるよう配慮されている。2011年4月からは東日本大震災をテーマにしたシリーズ『私にとっての“3・11”』を原則月1回不定期で放送。

ラジオではオリジナル版のほか、随時テレビ版の『こころの時代』、または『宗教の時間』で過去に放送された番組内容を再構成して放送する場合もある。2日やそれ以上にかけて放送する事が多い。臨時ニュースなどで中断した場合、後日改めて放送する事があった。

金曜日深夜(土曜日未明)の放送は、原則として1日で完結する。第1 - 3週金曜日は大阪局の深夜便アンカーが聞き手となる。第4 - 5週金曜日は各地方局が制作、原則としてNHK地方局主催による公開収録「ラジオ深夜便のつどい」の中で「こころの時代講演会」と題して各界著名人を迎えた内容を放送する。

また、2005年4月から2010年3月までは毎月最終土曜日の深夜(日曜未明)に五木寛之による「わが人生の歌語り」が放送されていた(全60回)。

聞き手

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放送時間

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いずれも日本時間

教育テレビ
  • 本放送:日曜 8:00 - 9:00(1982年4月11日 - 1984年6月24日)[3] → 日曜 8:10 - 9:00(1984年7月1日 - 1985年3月24日)[4] [5] → 日曜 8:00 - 9:00(1985年4月7日 - 1991年3月24日)[6] [7] → 日曜 7:30 - 8:30(1991年4月7日 - 1999年4月4日)[8] → 日曜 5:00 - 6:00(1999年4月11日 - )[9]
  • 再放送:原則当週 土曜 13:00 - 14:00[10](Eテレ3は月曜 14:00 - 15:00)
    4月5日のEPG電子番組ガイド)では、土曜の放送終了後に放送休止という名前の番組があり、その後この番組が始まり、日曜の放送開始までの時間をこの番組の時間として放送されている(NHK岡山放送局の場合)。
  • こころの時代セレクション:木曜 22:00 - 22:50(2020年5月7日 - 6月11日)
    本来この時間帯には2020年4月から「世界はTokyoをめざす E+」を開始する予定であったが、2019年コロナウイルス感染症による影響ならびにそれによる2020年東京オリンピックの開催延期により放送開始の目途が立たないため、その代替番組として編成。ナビゲーターは近江友里恵アナウンサー。
ラジオ第1放送、FM放送(「深夜便こころの時代」)

関係書籍

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脚注

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  1. ^ 2013年6月現在もラジオ第2で同名番組が継続して放送されている。
  2. ^ サトワミュージック♪ ウォン・ウィンツァン Homepage
  3. ^ 読売新聞』(縮刷・関東版) 1982年(昭和57年)4月 - 1984年(昭和59年)6月、テレビ欄。
  4. ^ 1984年7月1日より6:30 - 6:40に『テレビ体操』が放送されることに伴い、日曜 6:30 - 8:00の時間帯を10分繰り下げ、本番組は50分枠に縮小して放送。また1985年3月31日は8:10 - 10:00に『第57回選抜高等学校野球大会』を放送のため、休止。
  5. ^ 『読売新聞』(縮刷・関東版) 1984年(昭和59年)7月 - 1985年(昭和60年)3月、テレビ欄。
  6. ^ 1991年3月31日は8:15 - 10:00に『第63回選抜高等学校野球大会』を放送のため、休止。
  7. ^ 『読売新聞』(縮刷・関東版) 1985年(昭和60年)4月 - 1991年(平成3年)3月、テレビ欄。
  8. ^ 『読売新聞』(縮刷・関東版) 1991年(平成3年)4月 - 1999年(平成11年)4月、テレビ欄。
  9. ^ 『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)4月、テレビ欄。
  10. ^ スポーツ中継により休止・変更あり。

外部リンク

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町田宗鳳
NHK教育 日曜 7:30 - 8:00
前番組 番組名 次番組
アンニョンハシムニカ・ハングル講座
(1990年4月8日 - 1991年3月31日)
※7:20 - 7:40
【水曜 7:40 - 8:00に移動】
イタリア語会話
(1990年4月8日 - 1991年3月31日)
※7:40 - 8:00
【月曜 7:20 - 7:40に移動】
こころの時代
(1991年4月7日 - 1999年4月4日)
NHK歌壇
(1999年4月11日 - 2003年4月6日)
【金曜 21:25 - 21:50より移動】
NHK教育 日曜 8:00 - 8:10
宗教の時間
(1976年4月11日 - 1982年4月4日)
※8:30 - 9:30 → 8:00 - 9:00
こころの時代
(1982年4月11日 - 1984年6月24日)
アンニョンハシムニカ・ハングル講座
(1984年7月1日 - 1985年3月31日)
※7:40 - 8:10
【10分繰り下げて継続】
アンニョンハシムニカ・ハングル講座
(1984年7月1日 - 1985年3月31日)
※7:40 - 8:10
【10分繰り上げて継続】
こころの時代
(1985年4月7日 - 1999年4月4日)
NHK俳壇
(1999年4月11日 - 2003年4月6日)
※8:00 - 8:30
【金曜 20:00 - 20:30より移動】
NHK教育 日曜 8:10 - 8:30
宗教の時間
(1976年4月11日 - 1982年4月4日)
※8:30 - 9:30 → 8:00 - 9:00
こころの時代
(1982年4月11日 - 1999年4月4日)
NHK俳壇
(1999年4月11日 - 2003年4月6日)
※8:00 - 8:30
【金曜 20:00 - 20:30より移動】
NHK教育 日曜 8:30 - 9:00
宗教の時間
(1973年4月8日 - 1982年4月4日)
※8:30 - 9:30 → 8:00 - 9:00
こころの時代
(1982年4月11日 - 1991年3月24日)
趣味の園芸
(1991年4月7日 - )
※8:30 - 8:55
総合テレビ 日曜 8:30 - 8:55より移動】
名曲アルバム
(1991年4月7日 - 1992年4月5日)
※8:55 - 9:00
NHK教育→NHK Eテレ 日曜 5:00 - 6:00
-
※放送休止枠につき無し
こころの時代
(1999年4月11日 - )
-