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スポーツ行進曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NTVスポーツテーマから転送)
映像外部リンク
ミュージックエイト公式YouTubeチャンネルより
《吹奏楽行進曲》スポーツ行進曲(NTV) - YouTube

スポーツ行進曲」(スポーツこうしんきょく)は、1953年黛敏郎が作曲した管弦楽のための行進曲である。現在では吹奏楽用に編曲されたものが広く演奏されている。

通称は「日本テレビスポーツのテーマ」で、番組オープニングのテロップでは「NTVスポーツのテーマ」と表記されることが多かった。

概要

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日本テレビの開局にともない同局の委嘱によって作曲され、同局のスポーツ中継におけるテーマ曲として使用されていた。

プロレスラージャイアント馬場の「王者の魂」以前の入場曲、もしくは輪島大士のプロレスラー時代の入場曲としても知られ、プロレスそのものを表す代名詞のようにも扱われている。全日本プロレスにおいてはバトルロイヤル形式の試合時の入場にも使われたことがある。また、プロボクシング中継においては世界タイトルマッチの入場曲にも使用された。

ゲームミュージックとしての使用例は、任天堂からファミリーコンピュータ向けゲームソフトとして発売された『ベースボール』・『テニス』・『バレーボール』・『プロレス』ではどのタイトルであっても任天堂サイドが短めに編曲した同一メロディのものであり、スーパーファミコン向けソフト『全日本プロレス』では原曲のSFC音源バージョンが両者ともタイトルBGMとして用いられている。

現在は日テレジータスの番組で多用されている。なお、2013年春夏季に放送された『Dramatic Game 1844』内では、野球のテレビ中継開始60年を記念して「あなたが選ぶベストナイン」募集案内告知放送時にこの曲が流れていた。

2014年1月クールの日本テレビ系土曜ドラマ戦力外捜査官』のテーマ曲としても使われた(メインテーマは原曲にハードロックのアレンジが加えられたもの。それ以外にタイム・ファイブによるスキャットバージョンなど様々なバージョンが用意された)。なお、日本テレビの情報番組で流すVTRや一部バラエティ番組にてスキャットバージョンが使用されることが多い。

また、2015年8月に日テレプラスで放送された『鉄道発見伝 鉄兄ちゃん藤田大介アナが行く!』では当テーマ曲のアレンジバージョンが使われた。

なお、似た名前で古関裕而作曲の「スポーツショー行進曲」という作品があるが、こちらはNHKのスポーツ中継(プロ高校を問わず野球中継)のテーマ曲に使用されている。

使用された番組

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日本テレビ・系列各局以外の番組で放送された事例

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  • 音楽の広場 - タモリのスポーツ中継を模したコントの一環として、NHKの「スポーツショー行進曲」・TBSの「コバルトの空」と共に演奏された。
  • 題名のない音楽会 - 「スポーツ・ニュースのための音楽」(1993年10月10日放送)のラストで演奏。 秋山和慶(この回の指揮者)による演奏が始まった後、黛は舞台袖に引っ込んでしまったが、ゲストの矢崎泰久に促されて再登場。演奏が終わると黛は矢崎と握手を交わした。

関連項目

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