コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ペイン・コンフェッサー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Pain Confessorから転送)
ペイン・コンフェッサー
Pain Confessor
出身地  フィンランド 南スオミ州
カンタ=ハメ県 ハメーンリンナ
ジャンル メロディックデスメタル
デスラッシュ
メタルコア
エクストリーム・メタル
ゴシックメタル
活動期間 2002年 - 2019年
レーベル メガマニア
スパインファーム・レコード
ウッド・ベル
公式サイト www.painconfessor.com
メンバー マルック・キヴィスト (ボーカル)
ヨニ・ラハデンカウッピ (ギター)
トミー・ライスト (ギター)
ミッコ・キヴィスト (ベース)
ラウリ・ヘイッキネン (キーボード)
ヤンネ・ミカエル・マンニネン (ドラムス)
旧メンバー ツォーマス・クーシネン (リード&リズムギター)
ヴェサ・サッキネン (リズムギター)
トミ・クルキ (ギター)
サムリ・フェデレイ (ギター)
ヤッコ・クンナス (ギター)
パシ・ライハネン (キーボード)
ミッコ・ライハネン (ドラムス)
アキ・クーシネン (ドラムス)

ペイン・コンフェッサー(Pain Confessor)は、フィンランドヘヴィメタルバンドメロディックデスメタルデスラッシュメタルコアに分類されることが多い。

略歴

[編集]

2002年に、フィンランド南スオミ州カンタ=ハメ県ハメーンリンナで、マルック・"メイク"・キヴィスト (Vo)、ツォーマス・クーシネン (Lead & Rhythm G)、ミッコ・キヴィスト (B)の3人で結成。その後、ミッコ・ライハネン (Ds)、ヴェサ・"ウェスレイヤー"・サッキネン (Rhythm G)、パシ・ライハネン (Key)が相次いで加入し、バンドとしての体制が整い、活動を本格化する。

2003年に、プロモーション用デモ『Demo 2003』を作成する。これをきっかけに、フィンランドのインディーズレーベルメガマニアと契約する。2004年にシングル『Poor Man's Crown』をリリースしデビューする。同年には1stアルバム『Turmoil』をリリースする。

2006年に2ndアルバム『Fearrage』をリリースする。このアルバムは日本でもウッド・ベルからリリースされ、日本デビューを果たした。同年には『Finnish Music Days In Tokyo 2006』に出演した。同年8月にメガマニアから3rdアルバムを2007年3月にリリースするように要求され、曲作り、レコーディングを急ピッチで行い、2007年3月に3rdアルバム『Purgatory of the Second Sun』をリリースする。

この後、メガマニアから離脱し、2008年にデモCD『Demo 2008』、2009年にも『Demo 2009』をリリースしている。

また3rdアルバムリリース後、ヴェサ・"ウェスレイヤー"・サッキネンが脱退し、トミ・クルキ (G)が加入した。2010年にトミ・クルキが脱退し、2011年にサムリ・フェデレイ (G)加入した。

2007年にメガマニアを離脱した後、長らく所属レーベルのない状態が続いたが、2012年3月末にフィンランドの名門レーベル、スパインファーム・レコードと契約した。また、ミッコ・ライハネンとサムリ・フェデレイが脱退し、アキ・クーシネン (Ds)、ヤッコ・クンナス (G)が加入したことも発表された。同年、5年ぶりの4thアルバム『Incarcerated』をリリース。その後、ヤッコ・クンナスが脱退。ヘイトフォームモルス・プリンシピアム・エストで活動歴のあるトミー・ライスト (G)が加入した。

2016年7月、メンバーの正式脱退の発表は無かったものの、マイグレインで活動していたヨニ・ラハデンカウッピ (G)とヤンネ・ミカエル・マンニネン (Ds)がそれぞれツォーマス・クーシネンとアキ・クーシネンに代わって加入することが発表された[1][2]。11月、初期からキーボーディストとして参加していたパシ・ライハネンが脱退することが発表された[3]。脱退の理由は、養豚に専念するためであった[3]。同時にライハネンの後任として、元メンバーのヤッコ・クンナスとヘリオンというバンドで同僚だったラウリ・ヘイッキネンが加入した事も発表された[3]

2019年4月、公式フェイスブックに「全ての物語には始まりと終わりがある」(英語: "Every story has a beginning and an ending")と投稿し、バンドが解散したことを示唆した[4]。後に、メンバーのミッコ・キヴィストがオムニアム・ギャザラムに加入した際の発表でも、ミッコの紹介で「かつてフィンランドのグループ、ペイン・コンフェッサーで知られていた」(英語: "previously known from the Finnish group Pain Confessor.")と綴られ、ペイン・コンフェッサーが既に存在しないことが示唆されている[5]

メンバー

[編集]

最終メンバー

[編集]
  • マルック・"メイク"・キヴィスト (Markku "Make" Kivistö) - ボーカル
ノンスリップレヴェルで活動。
  • ヨニ・ラハデンカウッピ (Joni Lahdenkauppi) - ギター
マイグレインザイレインでも活動。
  • トミー・ライスト (Tomy Laisto) - ギター
ヘイトフォームモルス・プリンシピアム・エストでも活動。
  • ミッコ・キヴィスト (Mikko Kivistö) - ベース
オムニアム・ギャザラム、ノンスリップレヴェルで活動。
  • ラウリ・ヘイッキネン (Lauri Heikkinen) - キーボード
  • ヤンネ・ミカエル・マンニネン (Janne Mikael Manninen) - ドラムス
マイグレイン...アンド・オーシャンズでも活動。

旧メンバー

[編集]
ジェーン・ドゥ69で活動。
  • ヴェサ・"ウェスレイヤー"・サッキネン (Vesa "Wesleyer" Säkkinen) - リズムギター
エンシェント・ロッテン・グレイヴガーズ (A.R.G.)で活動していた。
  • トミ・クルキ (Tommi Kurki) - ギター
サンクニティでも活動。
  • サムリ・フェデレイ (Samuli Federley) - ギター
  • ヤッコ・クンナス (Jaakko Kunnas) - ギター
チュリサストゥー/ダイ/フォーライヴにセッションとして参加していたことがある。
  • パシ・ライハネン (Pasi Laihanen) - キーボード
コロニアで活動。
  • ミッコ・ライハネン (Mikko Laihanen) - ドラムス
ノンスリップレヴェルで活動。
  • アキ・クーシネン (Aki Kuusinen) - ドラムス

ディスコグラフィー

[編集]

アルバム

[編集]
  • 2004年 Turmoil
  • 2006年 フィアレイジ Fearrage
  • 2007年 パーガトリィ・オブ・ザ・セカンド・サン Purgatory Of The Second Sun
  • 2012年 Incarcerated

シングル

[編集]
  • 2004年 Poor Man's Crown
  • 2006年 Fall On Evil Days
  • 2007年 Ne Plus Ultra

デモ

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ Maybe some karaoke with our new drummer and guitarist.”. Pain Confessor Official Facebook (2016年7月16日). 2016年12月17日閲覧。
  2. ^ Here is our new members!”. Pain Confessor Official Facebook (2016年7月17日). 2016年12月17日閲覧。
  3. ^ a b c Hey! Some news again.”. Pain Confessor Official Facebook (2016年11月9日). 2016年12月17日閲覧。
  4. ^ Every story has a beginning and an ending”. Pain Confessor Official Facebook (2019年4月6日). 2020年4月11日閲覧。
  5. ^ BASSIST IN - GUITARIST OUT”. 2020年4月11日閲覧。

外部リンク

[編集]