コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

佐野信義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Sanodgから転送)
佐野 信義
生誕 (1969-01-19) 1969年1月19日(55歳)
出身地 日本の旗 日本 静岡県三島市
学歴 明治大学
ジャンル ゲームミュージック
職業 作曲家
活動期間 1992年 -
公式サイト http://www1.ttcn.ne.jp/~sanodg/

佐野 信義(さの のぶよし、1969年1月19日 - )は、ゲームミュージック作曲家佐野 電磁(さの でんじ)、sanodgの名義でも知られる。

来歴

[編集]

1992年よりナムコ(後のバンダイナムコゲームス)のサウンドチームに在籍。主に『リッジレーサー』シリーズや『鉄拳』シリーズなどで音楽を手掛ける。2001年、株式会社キャビアへ移籍、『KORG DS-10』のプロデュースなどを手がける。2010年には光田康典DETUNEを設立し同社代表取締役を務める。一方1996年に細江慎治相原隆行佐々木宏人とともにYMOのパロディバンド『OMY』でメジャーデビュー。彼らの他佐宗綾子江幡育子をメンバーとするテクノポップユニット『まにきゅあ団』や同人音楽サークルnanosoundsでも音楽活動を行う。近年ではCBCラジオにて2012年から2015年のおよそ3年にわたり放送された佐野電磁をメインパーソナリティとしたレギュラーラジオ番組『電磁マシマシ』やFM西東京での隔週水曜(奇数週)に放送されている『You got チャンネルα』でのラジオパーソナリティ活動、タイトーの音楽ゲーム・『グルーヴコースター』への楽曲提供をきっかけとして結成された株式会社ノイジークローク加藤浩義とのEDM音楽ユニットSATOでの活動がある。

音楽活動初期の『リッジレーサー』のGripでは、エフェクターがないアーケードゲーム基板の音源で22chの発音数を全て使い切って擬似ディレイを実現した。その後も、1990年代の制約が厳しいゲーム音楽の制作で養った高度な技術力を、様々な音楽制作に続々と投入してきている。緻密な表現が得意である。

携わった作品

[編集]

※作曲が一部のみの作品を含む

アーケード

[編集]
加藤浩義とのEDMユニット『SATO』(「セイトー」と読む)として参加。

コンシューマ

[編集]

佐野電磁/sanodg名義

[編集]
初のオリジナル・アルバム。過去に手掛けたゲーム音楽からのセレクション・アルバム。2015年現在廃盤。
オリジナル・アルバム2作目。2015年現在廃盤。
オリジナル・アルバム3作目。
  • Sanodg's Drawings for 23 minutes at an Exhibition 1-2-3 / 2014年6月4日発売
アンビエント調のオリジナル・アルバム。1トラックに再編集・アナログ録音したCDと、無編集のデジタル音源を収録したDATA-CDの2枚組。
「ニューマンアスレチックス」「マッハブレーカーズ」「ダンクマニア」「ガンメンウォーズ」等の楽曲を収録。

その他

[編集]
自身のラジオ番組「電磁マシマシ」からの企画CD。番組テーマ曲のほか、番組内で制作された楽曲等を収録。
「電磁マシマシ」企画CD第2弾。番組内で制作された楽曲や、ラジオ本編の抜粋等を収録。
  • L.E.D. first album「電人K」収録(LASER CLUSTERRRRrrrrrrr -sanodg dub remix-)
  • CLUB M01 / compilation with only KORG M01
  • KORG M01D Super Users Official Compilation vol.1 / 2013年12月13日
  • KORG DSN-12 Super Users Official Compilation vol.1 / 2014年12月17日
上記すべて、当該ソフトウェアのみを用いて制作された楽曲のコンピレーション・アルバム。

出演番組

[編集]

外部リンク

[編集]