古橋廣之進記念浜松市総合水泳場
古橋廣之進記念 浜松市総合水泳場"ToBiO" | |||||||||||
施設情報 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
正式名称 | 古橋廣之進記念 浜松市総合水泳場"ToBiO" | ||||||||||
都市 | 静岡県浜松市中央区篠原町23982-1 | ||||||||||
座標 | 北緯34度40分31.29秒 東経137度40分15.63秒 / 北緯34.6753583度 東経137.6710083度座標: 北緯34度40分31.29秒 東経137度40分15.63秒 / 北緯34.6753583度 東経137.6710083度 | ||||||||||
開場 | 2009年2月7日 | ||||||||||
主な大会 |
第85回日本選手権水泳競技大会 日本学生選手権水泳競技大会 とびうお杯全国少年少女水泳競技大会etc. | ||||||||||
プール | |||||||||||
|
古橋廣之進記念浜松市総合水泳場(ふるはしひろのしんきねんはままつしそうごうすいえいじょう)は、静岡県浜松市中央区篠原町にある総合水泳場。愛称はToBiO。2009年2月7日にオープンした。指定管理者は浜松グリーンウェーブ株式会社、運営はセントラルスポーツ株式会社である。
概要
[編集]当水泳場は西部清掃工場とともにPFI事業として建設された。老朽化した江之島水泳場隣接の市営屋内プールの後継施設でもある。
一般から愛称の公募が行われ、同市出身の古橋廣之進を記念して命名された。古橋の活躍に関連した展示コーナーも設けられた。
しかし、当の古橋は、開業から約半年後の8月初旬、2009年世界水泳選手権のため訪問していたイタリア・ローマで客死した。そのため、今後は文字通り「古橋翁記念館」としての役割も担うこととなる。
オープンした2009年には第85回日本選手権大会、第54回日本泳法大会、第26回日本身体障害者水泳選手権大会が行われ、2010年には第1回全日本学生ライフセービングプール競技選手権大会が行われた。
また2011年には、東北地方太平洋沖地震により東京辰巳国際水泳場が施設破損の被害を蒙った為に日本選手権が中止され、その代替となる国際大会派遣選手選考会が開催された。
2013年には、第89回日本選手権水泳競技大会アーティスティックスイミング競技の会場となった。2015年には天皇杯日本学生選手権水泳競技大会が開催された。
また、当施設開館まで浜松市江之島水泳場の屋外50mプールで行われていたとびうお杯全国少年少女水泳競技大会が、2009年の24回大会以降、当施設で開催されるようになった。
2011年9月の台風15号被害により屋根の約3分の1が吹き飛ばされた。メインプール、サブプール、ジムなどは比較的早くに営業を再開し、飛込プールはしばらく営業を中止したものの再開している。
同プールの周辺地は、静岡県と浜松市が整備を進めている遠州灘海浜公園の拡張エリア「篠原地区」の一角であり、将来的には日本プロ野球の公式戦にも対応した浜松球場の代替予定地とされる硬式野球場や、防災施設を整備する計画が予定されている[1]。
施設
[編集]- 延床面積:17,752㎡
- 建築面積:12,385㎡
- 構造:鉄筋コンクリート造+鉄骨造、地上2階地下1階
メインプール
- 50m×10コース(国際公認8コース)。可動床を採用(水深0m~3m)。短水路2面としても使用可能。
飛込みプール
- 25m×25m(国際公認)。可動床を採用(水深0m~5m)。観覧席はメインプールと共通。
サブプール
- 25m×8コース(国内公認)。メインプールとは別にサブプール観覧席がある。
レジャープール
- 屋内レジャープール
- 子供プール/幼児プール
- 屋外レジャープール(夏期のみ)
- 屋外児童プール(無料・夏期のみ)
その他
- ジム・スタジオ(中学生以下利用不可)
- 風呂・サウナ
- レストラン
- 日本水泳の歴史資料室
- ショップ
- スイムミル(垂直循環型回流水槽・専用利用のみ)
交通
[編集]- JR東海道本線浜松駅より遠鉄バス(浜松駅バスターミナル4番のりばから「浜松市総合水泳場」行きに乗車。所要時間約30分)
- 国道1号浜松バイパス「篠原東」交差点より車で1分