利用者:好日
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記事名のおかしい刑事事件群
- 佐賀入院患者射殺事件 - 事件が起きたのは「佐賀」ではなく「武雄」であり、百科事典の記事名としては不適切。「佐賀県~」なら正しい。この手の記事名は大量にある模様。
- 赤坂日枝神社内巫女強姦事件 - 神社の所在地は「赤坂」ではなく「永田町」。また、神社の正式名称は単に「日枝神社」なので、記事名もそのまま「日枝神社内~」で良い。
- 愛知長久手町立てこもり発砲事件 - 「愛知長久手町」なんて自治体は存在しない。「愛知県(愛知郡)長久手町~」なら正しい。
- 埼玉県所沢市ガソリンスタンド店員放火殺害事件 - 「所沢市」は日本中探しても1箇所しかない。わざわざ都道府県名を冠する必要がない。この手の記事名は大量にある模様。
ほか調査中。これらの記事名は、無智な編集者(ないしは一般国民)が都道府県名を冠さないと事件の所在地を理解できないことに起因するが、そもそも地理に疎いので正しい冠しかたもわからず、結果としてさらに間違った方向に記事名を変えてしまうものである。
想定される反論
- 「報道ではこれらの名称を使っている」 - 全国紙の見出しは伝えやすさ、わかりやすさを第一としている点で、それだけを専門的に扱う百科事典の項目名とは事情が異なる。そもそも報道でも、地元レベルでは武雄市の事件に「佐賀~」なんて冠する馬鹿げたことはしていない。
- 「すでに定着している」 - 定着しているほど時間が経過しているわけではない。報道の匙加減ひとつで定着度は大きく異なる。
- 「わかりにくい」 - 事件名とわかりやすさは関係ない。そもそも地理に詳しい人間にとっては、武雄市の事件に「佐賀~」なんて名前をつけられるほうがパッと見で混乱するのである。また、わかりにくいという点ではたとえば「高田事件」ほど発生地がわからない事件名もないが、現在では常識的にみんなあの新潟県の高田を想像するのである。報道しだいでどうとでも定着するのだから、いま現在のわかりやすさとは別に事件名を考えるべきだ。