利用者:青木拡憲

あおき　ひろのり 青木 拡憲
生誕	(1938-09-23) 1938年9月23日（86歳） 日本 長野県長野市篠ノ井
国籍	日本
職業	実業家

青木 拡憲（あおき ひろのり、1938年9月23日-）は、日本の実業家。メンズ、レディースファッションの「AOKI」・ブライダルの「アニヴェルセル」・エンターテイメントの「快活フロンティア」を中心としたAOKIグループの創業者。AOKIホールディングス代表取締役会長。公益財団法人AOKI財団の評議員、名誉会長。

概要

1938年9月、長野県長野市篠ノ井で米穀商・青木商店の長男として生まれる[１]。太平洋戦争後の1946年、父親が質屋を開業するも、行き詰まる。

長野商業高校卒業後の1958年9月、数有る質流れ品の中で自分が着用し理解できる洋服の販売を決意、弟　青木寶久とともに個人商店「洋服の青木」を創業[２]。質流れ品の背広の行商をスタート。1965年7月、第1号店篠ノ井駅前店開店。その後2店舗開店するも赤字経営が続く。地域一番店の立地を探し、1971年11月、長野駅前店開店。黒字経営に転換し、生活のためのビジネスが終わる。以後、世の中のためになるビジネスを決意。経営理念（社会性の追求・公益性の追求・公共性の追求）を確立。当時、１着がサラリーマンの月給に匹敵する価格だったスーツを、毎日日替わりで着られるよう紳士服の流通革命を実現[３]。渥美俊一氏主宰のペガサスクラブでチェーンストア理論を学ぶ。[４]

1976年8月、AOKIホールディングス設立、同社代表取締役社長就任〔5〕。

1979年12月、郊外型第一号店として、長野市に長野南高田店開店。本格的なチェーン展開スタート[6]。

1986年11月、本社を横浜市都筑区に移転[7]。

1991年9月、東京証券取引所市場第一部へ上場〔8〕。

1998年、アニヴェルセル株式会社（ブライダル事業）・株式会社快活フロンティア（エンターテーメント事業）の２事業を創業[9〕。

2008年、純粋持株会社体制に移行。2010年、代表取締役会長に就任〔10〕。

2011年、文化、教育振興を目的とし、公益財団法人AOKI財団設立、評議員、名誉会長就任〔11〕。

2014年、紺綬褒章受章〔12〕。

2016年より新日本フィルハーモニー交響楽団評議員を務める〔１3〕。

2020年、信毎賞受賞〔14〕。

趣味は美術鑑賞。特にマルク・シャガールの作品を好み、取得。代表作「アニヴェルセル」は、ブライダル事業の施設名の由来にもなった。公共性の追求の一環として、2011年の台北・国立故宮博物館にて開催された中華民国建国100周年記念展覧会「シャガール展」他、各美術館のさまざまな「シャガール展」に作品を貸し出し、協力。