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利用者:Cuizhilong

国家ブランド委員会(大韓民國)


国家ブランド委員会(こっかぶらんどいいんかい。英訳名:Presidential Council on Nation Branding)は、韓国の大統領直属機関の一つ。韓国の国家ブランド価値向上を推進する。

韩国总统直属国家品牌委员会LOGO
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概要

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2008年8月15日、韓国李明博大統領の演説に端を発し、準備期間を経て、2009年1月22日に発足。2009年1月30日、「国家ブランド価値向上に関する規定」(大統領令第21283号)を公布。各部処省 [1] により散発的に実施されている事業に対して分野横断的連携を促し、国家ブランドの価値向上を図るコントロールタワーとしての役割を遂行、施策の効率的な実施を支援する。政策の推進においては官民協力体制を構え、さらに、国民参加を呼びかけアイディア・政策を発掘、授賞することによって、全国の共通認識を高める。

背景

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国家ブランドとは、国に対する好感度・信頼度などの総称。昨今の国際社会においてはハードパワー(軍事力、経済力)よりソフトパワー(国の品格、イメージ等)を以って国力を示す傾向にある。韓国の国家ブランドは50ヵ国中第33位(2008年9月発表されたAnholt指標[2]による)、世界第13位の経済大国であることを鑑みると相当低い位置に据えられている。このような現状を打破すべく、国家事業として国家ブランドの価値向上に取り組む。当面の目標としては、2013年までに世界第15位圏内。

組織

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委員会:47名。34名の民間委員と13名の政府委員から成り、5つの専門分野に分かれる[3]。委員長は民間委員の中から1名を選出。

企画分科委員会
国際協力分科委員会
企業・IT分科委員会
文化・観光分科委員会
グローバル市民分科委員会

現委員長: 魚允大(オユンデ)

事業支援団: 委員会への効果的な支援、行政業務等を任務とする。関係部処省と民間企業から派遣された官民共同組織、4つの局に分かれる。

企画総括局
企業・IT局
対外協力局
文化・市民局

課題

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5大重点分野: 国家ブランドの価値を決定づける構成要素。

・国際社会への貢献
・最先端技術と商品の広報
・魅力的な文化・観光
・多文化社会づくり
・グローバル市民意識の普及

10大推進課題: 国家ブランド委員会と関係部処省が協力し優先的に推進する課題。

1 韓国と共に経済発展
2 世界学生交流
3 海外ボランティアのブランド統一
4 在外韓国人統合ネットワーク構築
5 韓国語の普及拡大及び世界化/テコンドー名品化
6 グローバル市民意識の普及
7 大韓民国名品ブランドの発掘及び広報
8 心温まる多文化社会づくり
9 デジタルコミュニケーションの国、大韓民国づくり
10 国家ブランド指標の開発・運営

脚注

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  1. ^ 日本の省庁に該当する。
  2. ^ Simon Anholt。季刊誌「地域のブランディングと広報外交」の編集長。数多くの国や市、地域に対してブランディングや経済開発、広報、貿易などに関するコンサルティングを行っている。彼の開発した‘国家ブランド’の概念に基づき、市場調査会社GMIのオンライン調査によって算出された順位。
  3. ^ この他に、 在韓外国人(31名)・韓国人(43名)の専門家等を諮問委員として招聘し、委員会の効率的な運営を図るため定期的に専門家フォーラムを開催。


外部リンク

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·国家ブランド委員会   ·青瓦台