利用者:Sakudaiou
医学博士・理学博士の元大学講師として、不足がちなものを見つけたら加筆していきたいと思います。
情報元の論文や文献を記すように心掛けていますが、ウィキは3次資料の百科事典を目指しているという姿勢から、中学高校での教科書に掲載されている程度の科学常識については出典を控えて文章中で説明する方が一般的な理解には良いと解釈しています。表現不足や誤解の発生しそうな文がある場合は出来るだけ速やかに修正したいと思いますので、よろしくご指摘くださいませ。
・専門は、救急、外科、麻酔科(USA)そして老年科(医学部第三内科系)です。
・特に老年科というのは、ご老体の専門科目ではなく、なぜ老化するのか?等の生命科学を研究します。
・老年科研究の際にサツキマスなど海から遡上して産卵後に死亡するタイヘイヨウサケ属を特別に選択。なぜ産卵したら死なないといけないのか?という大きなテーマで、脊髄幹細胞や塩類細胞など人間医学への応用に名古屋大学医学部付属病院長、坂本博士(名誉教授)の指導を受けました。死なせないことができて世界初の快挙として海外から多数の問い合わせをいただく(15年前)。日本からはまったくなかった(釣り雑誌やNHK社会文化部ぐらい)。本人も驚きました。
・最も最新で、公的に私の名前と研究が引用にて出たのは国立遺伝学研究所による論文発表(米国国際会議2012年11月28日~12月12日開催、発生遺伝学研究部門の発表)。無脊椎動物の生命維持に不可欠な重力感知器官である平衡胞、負の重力走性など、未確認の器官が存在し、航空宇宙工学にも応用が利くという展開にて引用紹介された。まだまだ最先端科学にて使われることで嬉しく思ったものです。
▲ウィキでは上記研究を紹介しようとしても単語レベルの段階で項目がないため、芸能や事件に比べ科学は偏りがあると感じていました。出来るだけ解説を広めれるよう頑張るつもりです。重力走性は走地性といいますが、水中の無脊椎動物では走地性という単語がしっくりこなくて、科学者間では負の重力走性と呼ぶのが無難なところです。
・阪神大震災での最初に出来た医療チーム(名古屋大学付属病院長、坂本博士をリーダーとする)に対し、政府より待機を命じられたため(混乱時につき控える目的だった)、私は院長に懇願し薬品を持って車を走らせ被災地へ。医療チームがいないから混乱しているのだという院長らの意見もあり、時には強引さも重要と考えました。
・東日本大震災でも(当時はリーダーとして)救助活動と指揮を行いました。
・MBSJ日本分子生物学会(癌など悪性新生物等) / 日本魚類学会(老年科の研究材料であったサツキマスによる)
・森内閣と小泉内閣により表彰と国家貢献への感謝状を頂いています。
外部リンク
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