Wikipedia:発表/5000ページ達成
ウィキペディア日本語版が2003年3月23日、5000ページを達成しました。この中には、プロジェクト関連文書、記事としては未完成のスタブ項目など、あらゆるページが含まれています。
前回1000ページ達成が2003年2月12日だったので、約1ヶ月ほどで5倍に成長したことになります。登録ユーザー数ベースでも5倍以上の成長を見ました。
ちなみに5000ページ目はKdfjさんによる染色体の記事の作成で、13:12(UTC)のことでした。
既に10万件以上の記事を擁する英語版に比べるとまだまだ先は長いですが、他言語版と比較すると、日本語版は最も成長の速い部類に属しているようです。
もっとも新しく作成されたページの中には百科事典の記事としては内容が不足しているものや、記述がないリストの類、プロジェクトの関連文書、その他雑多なページも混じっています。記事やリストなどコンテンツとして数えられるページに限れば4000未満、本当に優れた記事はもっとずっと少ないと思います。
とは言え、既にかなり充実している領域、ページなどもあります。以下のページ群は、よくできたウェブサイトひとつ分ぐらいの情報を含んでいるように思います。
- 第一原理バンド計算など物理学関連のページ
- オペレーティングシステム、インターネットなど情報技術や情報工学関連のページ
- 生物学関連のページ
- 鉄道関連のページ
- コンピューターゲーム関連のページ
個別の記事の中にも質の高いものがあります。
記事の執筆状況以外にも、ここ1ヶ月ほどの間に様々な進展がありました。依然としてプロジェクトが立ち上げ段階にあることを裏付けるような事柄ですが、順調な展開の証拠でもあると思います。
- 年表、365日などフォーマットの統一案の模索
- 記事名の付け方などをめぐる様々な議論
- 技術的な問題やノウハウなどをめぐるユーザー間のコミュニケーションの増加
- 様々な記事の共同執筆作業の増加。
- Wikipedia:管理者
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