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Wikipedia:記事に免責事項を載せない

Wikipedia:DISCLAIMから転送)

実際には、全ての記事には免責についての警告が含まれるべきですが、既にそれはこのページを含む全てのページの下部に存在しています。このページからリンクされているWikipedia:免責事項をお読みください。

ときどき、編集者は免責に関わるテキストを記事に挿入したり、免責事項を示す新しいテンプレートを提案したりします。例えば「この記事には冒涜的な内容が含まれています」や「この記事は子供にふさわしくありません」などといったものです。こういう考えは何度も繰り返し提案されること[1]ですが、形成された合意では、これらは使用されるべきではないということになっています。百科事典の記事にある免責についての記述はほとんどの場合に除去されるべきですし、免責事項について警告する種類のテンプレートも除去や削除を受け得ます。

これらにはいくつかの例外(Wikipedia:ルールすべてを無視しなさい)が存在します。

注意
  1. 本ページは、Wikipedia‐ノート:免責事項/過去ログ1#免責テンプレートの廃止提案にて参考として翻訳されたページである。提案は反対多数で、いくつかの「免責テンプレート」は存続しています。
  2. 日本語版の本草案は、2009年の提案から反対意見がなされており採用には至ってません。また採用された言語版も少なく、廃案・草案のまま保留の言語版もあります。採用された言語版においても、後に例外が認められる場合もあります。日本語版においては、本草案では例外となる項目が慣例として扱われており、実質的に本草案は無効と考えられています。
要するに
議論の参考のために翻訳されたものでガイドラインのために作られたページではありません。日本語版を含むいくつかの言語版において、多くの反対が提出され、合意に至らず長期間草案・最終的に廃案となった言語版もあります。暴力的テンプレートなどの免責テンプレートが必要とされ廃止議論後も存続し多数のページに使われている日本語版では本ページの内容は現状に即していません。合意が得られていない日本語版 Wikipedia において、方針やガイドラインのように扱わないでください。

免責事項とは何ですか?

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このガイドラインの目的は、以下の5つの標準的な免責事項のページにある情報を複製して記事の中に挿入させるテンプレートやテキストに対するものです。

なぜ使用する必要が無いのですか?

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  • 全てのページの最後にある免責事項のリンクと重複します。
  • ウィキペディアは検閲を行っていません
  • ウィキペディアは百科事典であって、ガイドではありません
  • どの記事に免責事項の警告を持たせるべきかを決めるのは困難です(例えば「暴力的な内容」や「性的な内容」の記事のように、人や文化によって基準に大幅に差異のあるものは線引きが困難です)。いくつかの警告を許容してしまえば、どこで線引きするかの論争によって重大な負担が発生し、編集者からより生産的な作業を奪ってしまうでしょう。
  • あるページに警告が無いことが、かえって訴訟のリスクを高めるかもしれません。
  • あなたがこうした警告を見たときはもう手遅れです。なぜなら記事は既に読み込まれてしまっているのですから。
  • バナーの形で使用するとページの領域の莫大な量をとってしまいます。

本ルールが合意や必要性などの結果、例外となったケース

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議論・反対意見

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英語版における過去の議論はen:Wikipedia talk:Risk disclaimer#More disclaimer templatesにあるリストに収録されています。

いくつかのより古い議論についてはen:Wikipedia talk:Risk disclaimerあるいはen:Wikipedia:Templates for discussionにあります。

これらの議論で推された、免責事項の警告をある特定の場合に使用することに賛成する少数意見には次のものがあります。

  • 人々はウィキペディアにある内容を見て取り乱すかもしれません(これに関してはWikipedia is not censored上部にある議論を参照してください)。
  • 利用者は、どこで好ましくないまたは不安になる内容が表示されるのかを知らないため、不意をつかれるかもしれません。
  • 一旦不快な画像を見てしまえば、それを見なかったことにするふりなどできません。
  • 警告の利益は即効的でしばしば現れます。これは訴訟のリスクを高めるという仮想とは対照的です。
本記事のノートページなどから要点を抜粋
  • 最後に免責事項へのリンクを載せただけでは、読み終わった後で意味がない。
  • 重複について、「Wikipedia:記事どうしをつなぐ#同一語に対してすべての出現箇所でリンクしないでください。」とあるが、「すべて」につけてはダメであって例外は認められる。Wikipedia:井戸端/subj/表の中でも内部リンクは1度切り?などのように、利用のしやすさの観点で重複のリンクは容認される傾向がある。
  • 本文に書かれている内容に対しての免責事項説明は、読むか読まないか、もしくは注意点を読者に認識・選択させるためのものであり、常時記事の内容が削除されている訳ではないので検閲とはならない。
  • 「警告を持たせるべきかを決めるのは困難」について、免責テンプレート、記者と読者の倫理感、政府機関の法令・国際機関の勧告などで決める話で、一律で乗せないというのは一種の思考放棄である。

本ガイドラインの状態(草案のまま保留)

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日本語版
日本語版については、本ページのノートにおいて複数人から反対意見・保留提案がなされており、2009年の初版投稿から今現在まで草案として保留状態である。本草案では削除となるテンプレート(法律、暴力性などの警告表示)も記事本文の前に表示する必要性と免責の観点から掲載されており、本草案は実質的に無効状態である。
英語版ウィキペディア
このガイドラインは英語版ウィキペディアにおいて長年にわたって積み重ねられた強固な合意形成によるものです。これは上記にあるいくつかの例外の可能性とこれらの例外をどの程度適用するかという点に不一致があるため、方針にはなっていません。
現在の合意形成はWikipedia:中立的な観点Wikipedia:検証可能性といった基本的な方針のように交渉の余地が無いものではなく、英語版以外のプロジェクトでは、このガイドラインでは排除されているようなある特定の免責事項の警告の使用が認められています(例:de:Vorlage:Gesundheitshinweis (独語版), pt:Predefinição:Aviso médico (葡語版), it:Categoria:Template disclaimer (伊語版))。
このガイドラインが将来変更される可能性があるのは、変更するということで合意が形成されたときのみです。
他言語版
他言語版へのリンクを確認いただければわかるように、ガイドラインとして検討・採用されているのは一部の言語版にとどまる。リンク先を確認していただければわかると思うが、保留もしくは廃案となっている言語版もある。また、採用された場合でも、病気に関するものには例外が認められるケース(Galego、ガルシア語版)もみられる。
加えて、上記の英語版の方で説明されているように、本方針で削除されるような警告テンプレートを運用する言語版は日本も含めて複数の国が存在し、それらの国では本方針が採用される見通しはない。

脚注

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  1. ^ 英語版のPerennial proposalsにて以下のような提案事例があります。
    • 提案:いくつかのウィキペディアのページには「この記事には性的なイメージが含まれています」や「この記事は子供にとって適切ではありません」といった内容に関する警告や免責事項を表示するべきです。
    • 以前却下された理由:ウィキペディアの全てのページには免責事項へのリンクが貼られており、そこから内容法律医療リスクの各免責事項へアクセスすることができます。このページの下部にある「免責事項」リンクを参照してください。さらにウィキペディアは未成年者を守るための検閲は行っていません。たとえ何人かの人々にとってどれだけ不愉快であったり好ましくない作業であったとしても、我々の使命は人々の知識を集約することなのです。あらゆる文化・宗教・政治においても基準を満たすような「不快か」「不快でないか」といった境界線を引くことは不可能です。おそらくどのページも誰かを不快にさせる可能性があります。さらに一旦ページが読み込まれてしまえば、多くの場合すでに警告は手遅れです。

関連項目

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英語版

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