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Wikipedia:オーバーサイト依頼

半永久的に保護されているページ
Wikipedia:RFOから転送)

オーバーサイトは何でないか

オーバーサイト依頼は削除依頼即時削除依頼の代わりにはなりません。また、単に依頼者にとって決まりが悪い記述や百科事典として正当な記述を秘密裏に取り除くための制度でもありません。オーバーサイトの対象になるのは下に挙げるような中傷・個人情報など、そのまま残しておくと明らかに有害な情報だけです。基準に明確に合致しない依頼にオーバーサイトがされる事はありませんし、そのことが依頼者に通知されることもありません。削除依頼即時削除依頼で対応できるケースではないか、十分に検討してください。

方針に合致しない場合は当然ながら依頼を送っても秘匿の対処は見送られます。削除の方針のケースB-2の削除を秘密裏で依頼するためにオーバーサイト依頼を使用しないでください。

オーバーサイト依頼を送ったから必ずしも対処されるとは限りません。オーバーサイト依頼を送る際は、なぜ秘匿の必要があるのかをオーバーサイト係が分かるように説明する必要があります。

どのような時に依頼するか

オーバーサイトは中傷・プライバシーを侵害する記述や非公開情報を含む記述に対して用いられます。オーバーサイトされた記述を閲覧・復帰できるのはウィキメディア財団に対して身分証明をした少数のオーバーサイト係だけです。管理者ですらオーバーサイトされた内容を確認することはできません。この機能を使用できるのはコミュニティから広く信頼されているごく限られた一部の利用者("オーバーサイト係")に限られ、その行使はプライバシーポリシーによって厳格に制限されます。  詳しくは、オーバーサイトの方針をご覧ください。

オーバーサイトが許されるのは、次の場合です。

  1. 一般に公開されていない個人情報。 ここでいう「個人情報」とは、依頼者個人のものであっても第三者のものであっても構いません。誰によって投稿されたかを問わず、またウィキペディア日本語版の全てのページがオーバーサイトの対象になります。

    ここでいう個人情報に含まれるものの一部として、電話番号、住所、職場や学校の情報、オンライン・オフラインのID、誕生日、手違いから表示されてしまったIPアドレス、またオーバーサイト係が妥当と考える個人の特定につながる情報が挙げられます

  2. 荒らし投稿のうち、非公開情報を含むもの。 例:誰かの電話番号を書き記し、そこに電話を掛けるよう促すもの。
  3. 明らかにプライベート・個人的・非公開である情報。 オーバーサイト係の判断による。

    オーバーサイトは、非常に機微かつ公開されれば害をもたらす可能性がある情報を除去するために使われます。個人を厳密に"特定"できる情報である必要はありません。例えば年少者による過剰な自己開示や、個人の医療情報もこうした情報に含まれます。

  4. 明確に(もしくは高確率で)名誉を毀損している投稿。 編集上、その投稿を保存しておく必要が無い場合。
  5. 露骨で不適切な利用者名。 個人攻撃、嫌がらせ、中傷、脅迫、名誉棄損などを含む利用者名に限ります。
  6. その他 上のケースに当てはまらないケースでオーバーサイト権限が行使されることはほとんどありません。

    例外的にオーバーサイト権限の使用が認められたケースの一つに、実社会でのストーカー行為の延長である投稿が(他言語版)ウィキペディアで行われたものが挙げられます。そうした投稿はプロジェクトにとって何の価値もないうえ無視や削除と言った対応は十分でないと考えられました。また、警察の介入もありました。

    この他、オーバーサイトはウィキメディア財団の助言によって著作権侵害への対応にも用いられることがあります。

オーバーサイトは、係の判断によって行われます。条件に合わない依頼にオーバーサイトが行われる事はほとんどありません。  条件に合致しない場合は代わりに即時削除版指定削除を依頼することも検討してください。これらの方法によって削除された記述は一般の利用者からは閲覧できなくなりますので、通常は十分です。削除された記述は管理者のみ閲覧することができます。

依頼に必要な情報

誰でもいつでもオーバーサイト依頼をすることができます。

  • オーバーサイトが必要な項目の完全なURL(ウェブブラウザーに表示されるアドレス)、またそれだけでは対象が明確にならない場合は何が、どうして除去されなければならないのか簡単な説明を加えてください。

更に、もしご存知であれば

  • 問題の編集の差分、もしくは版の範囲を記述してください。より迅速な対応が可能になります。
  • 版指定削除もしくはリバートをしてください。オーバーサイトが行われるまで一般利用者から問題記述が見えなくなり、以降の版に出てくる事も防げます。ただし、そうすることによって逆に問題記述が注目を集めてしまわない場合に限ります。要約欄には一般的な編集概要を書いてください。決して「オーバーサイト待ち」などと書かないようにしてください。

オーバーサイトを依頼するには

ご自身にとって一番早くて簡単な方法をご自由にお選びください。複数の方法で依頼しても構いません。

ウィキペディアの依頼フォームを使う – 既に利用者アカウントをお持ちの方におすすめです

ウィキペディアのアカウントをお持ちで、ウィキメール機能を有効にされている方は、このフォームから直接依頼することができます。 (ウィキメールを有効にするにはここをクリック)

オーバーサイトを最も迅速に依頼する方法の一つです。件名を見て依頼内容がよく分かるようにしてください。
方針に合致すれば確実に処理されます
Eメールで依頼する – 利用者アカウントをお持ちでない方におすすめです

ウィキペディアに利用者アカウントをお持ちでない場合、またはEメールで依頼する事をご希望の場合はoversight-ja-wpwikipedia.orgまで直接依頼を送る事ができます。

依頼フォーム同様、迅速に依頼する方法の一つです。件名を見て依頼内容がよくわかるようにしてください。
方針に合致すれば確実に処理されます
個人的に依頼する

もしオーバーサイト係を個人的にご存知でしたら、メール・電話など手段を問わずに直接依頼することができます。その場合は上で挙げたような方法で依頼を提出しなくても構いません。オーバーサイト権限を持っている利用者の一覧はここで確認できます。

依頼が迅速に処理されるために、依頼フォームやEメールを併用することをお勧めします。


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