youtube-dl
初版 | 2006年 |
---|---|
最新版 | 2021.12.17[1] - 2021年12月17日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | Python |
対応OS | クロスプラットフォーム |
種別 | ダウンロードマネージャ |
ライセンス | Unlicense |
公式サイト |
ytdl-org |
youtube-dlは、YouTubeなどの動画共有サービスから動画のダウンロードや音声の抽出を行うコマンドラインプログラムである。Pythonで記述されており、クロスプラットフォームである。Unlicenseの下で配布されている。
使用方法
[編集]基本的な使用方法[2]:
youtube-dl [OPTIONS] URL [URL...]
複数のファイルフォーマットが存在する場合、それを指定することができる。指定しない場合は、最適なフォーマットが自動選択される。
利用可能なフォーマットの確認:
youtube-dl -F URL
フォーマットを指定してダウンロード:
youtube-dl -f FORMAT URL
依存関係
[編集]youtube-dlはそれ単体でも動作するが、オプションで他のプログラムに依存する場合がある[3]。動画や音声を変換する場合にはFFmpegまたはavconvが必要となる。RTMPによってストリーミングされている動画を取得するにはRTMPDumpが必要となる。データのダウンロードにJavaScriptが必要な場合にはPhantomJSを使用する。これらのプログラムはyoutube-dlには含まれておらず、別途導入する必要がある。 なおフロントエンドであるVideomassは動画ダウンロードは勿論、内包されているFFMpegと連携して動画変換・連結まで行うことができる。
対応しているサイト
[編集]youtube-dlは1000以上のサイトに対応している[4]。
動画
[編集]音声
[編集]騒動
[編集]2020年10月23日、アメリカレコード協会が提出したDMCAテイクダウン申請により、GitHub上での公開が停止される事態となった[5]。
しかし、2020年11月16日、GitHubは公式ブログ[6]で電子フロンティア財団(EFF)の弁護団から送付された「youtube-dlライブラリーはYouTube動画の技術的保護を回避しているわけではなく、DMCA第1201条に違反していない」とする書簡[7]を掲載し、DMCA第1201条に違反している事実はないとして、youtube-dl関連のリポジトリを復活させた。
脚注
[編集]- ^ "Release youtube-dl 2021.12.17".
- ^ “youtube-dl”. GitHub. 2019年11月18日閲覧。
- ^ “Do I need any other programs?”. GitHub. 2019年11月18日閲覧。
- ^ “Supported sites”. rg3.github.io. 2019年11月18日閲覧。
- ^ “dmca/2020-10-23-RIAA.md at master · github/dmca” (英語). GitHub. 2020年10月24日閲覧。
- ^ “Standing up for developers: youtube-dl is back” (英語). The GitHub Blog (2020年11月16日). 2020年11月19日閲覧。
- ^ “dmca/2020-11-16-RIAA-reversal-effletter.pdf at master · github/dmca” (英語). GitHub. 2020年11月19日閲覧。
関連項目
[編集]- mpv - 動画共有サービスの動画の再生にyoutube-dlを使用