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トリオ・ジャパン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トリオ・ジャパンは、移植医療を広く社会に定着させるために移植者が中心となって1991年に設立された任意団体である。 アメリカのTRIO(Transplant Recipients International Organization)の日本支部。[1]

概要

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1991年設立 胆道閉鎖症のために肝臓移植を待ちながらオーストラリア・ブリスベンで亡くなった水谷公香ちゃんの募金残金を「トリオ・ジャパン公香ちゃん基金」として出発した。[2]

活動

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  • 啓発活動(講演・セミナー)、患者及び家族に対する移植手術前・術後のサポート、移植について講師の派遣・研究の請負。[3][4][5]
  • 陳情書・要望書の提出(厚生労働省 臓器移植対策室、日本救急医学会理事会、各党協議会各議員、衆議院等)。[6]
  • 臓器移植法案の推進活動(陳情・陳述・傍聴・公聴会口述人)。[7][8][9]

組織

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  • 会長:青山竜馬
  • 事務局長:横山慎也
  • 事務局所在地
東京都中央区銀座6-14-5 銀座ホウライビル7F

参考文献

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  • トリオ・ジャパン編『これからの移植医療 移植者たちからの発信』 はる書房 1993年
  • トリオ・ジャパン編『医師との対話 これからの移植医療を考えるために』 はる書房 1997年
  • トリオ・ジャパン編『生きたい!生かしたい! 臓器移植医療の真実』 はる書房 2008年
  • 野村祐之『死の淵からの帰還』 岩波書店 1997年
  • 荒波嘉男『臓器移植の現況と展望I 総論6.患者側からみた移植の問題点』 南江堂 1998年
  • 荒波嘉男『日本の論点 臓器移植法は急ぐべきか』 文藝春秋 1998年
  • 日本肝移植研究会『肝移植四半世紀の歩み 日本肝移植研究会25周年寄稿集(荒波嘉男)』 日本医学館 2009年

脚注

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  1. ^ TRIO Japan Address and Contact”. Transplant Recipients International Organization. 2014年2月24日閲覧。
  2. ^ “公香ちゃん基金”. 琉球新報. (1996年12月9日). http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-85778-storytopic-86.html 2014年2月24日閲覧。 
  3. ^ 『肝移植医療の明日』”. 財団法人日本消化器病学会 (2001年9月20日). 2014年2月24日閲覧。
  4. ^ “『心移植成功 臓器提供の国民的議論を』”. 琉球新報. (2011年4月28日). http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-176551-storytopic-11.html 2014年2月24日閲覧。 
  5. ^ “『「普通に平凡に暮らしたい」支援者ら「そっと見守って」』”. 琉球新報. (2011年11月16日). http://www2.ryukyu.jp/news/storyid-184127-storytopic-1.html 2014年2月24日閲覧。 
  6. ^ 『脳死移植10年 臓器提供81例のみ』 読売新聞 2009年2月27日
  7. ^ “『ニッポンの分岐点 臓器移植(3) 難航した法制化 取り残された子供の権利』”. 産経新聞. (2013年11月23日). https://web.archive.org/web/20140301062219/http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/131123/lif13112317540013-n1.html 2014年2月24日閲覧。 
  8. ^ “『「改革」のはざまで 臓器移植 ハードル高い助かる道』”. 朝日新聞. (2005年9月8日). https://www.asahi.com/senkyo2005/local_news/shiga/OSK200509080023.html 2014年2月24日閲覧。 
  9. ^ “『足踏みする臓器移植法改正/今国会提出にも暗雲』”. 東奥日報. (2004年3月27日). http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2004/0327.html 2014年2月24日閲覧。 

外部リンク

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