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放射能X

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
放射能X
Them!
監督 ゴードン・ダグラス
脚本 テッド・シャードマン
ラッセル・ヒューズ
原案 ジョージ・イェーツ
製作 デヴィッド・ウェイスバート
出演者 ジェームズ・ホイットモア
エドマンド・グウェン
ジェームズ・アーネス
音楽 ブロニスラウ・ケイパー
撮影 シド・ヒコックス
編集 トーマス・ライリー
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 1954年6月19日
日本の旗 1954年8月10日
上映時間 94分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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放射能X』(ほうしゃのうエックス、原題:Them!)は、1954年公開の映画ゴードン・ダグラス監督、ワーナー・ブラザース製作。1950年代に人気を集めた「放射能の影響で巨大化した怪物」を扱った映画の1つであり[1]第27回アカデミー賞特殊効果賞にノミネートされた[2]

あらすじ

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ニューメキシコの町で惨殺事件や失踪が発生。それは放射線による突然変異で誕生した巨大アリの仕業だった。

巨大アリ

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キャンピノータス・ヴィキーナスと呼ばれるアリが放射線の影響で突然変異し、2.7メートル以上に巨大化した怪物。日中は地下の巣穴に潜む夜行性であり、仲間とは甲高い摩擦音を立てて交信する。性格は極めて凶暴であり、人間も餌食とするほか、砂糖を好む。多くのアリ同様、雄アリと生まれたばかりの女王アリは翅で飛翔し、生息域を広げる。幼虫や蛹の時期は無く、卵から成虫が孵化する。

外皮は拳銃弾程度なら弾き返すが、サブマシンガンでは致命傷となり得る。強力な武器となる大顎はもとより、腹部先端の毒針も強力であり、これを人体に突き刺して蟻酸を注入して毒殺する。

弱点は触角であり、拳銃弾が通じるほど脆く、損失すると動きが鈍る。また、炎に弱い。

キャスト

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※括弧内は日本語吹替(初回放送1972年7月28日『ゴールデン洋画劇場』)

スタッフ

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脚注

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  1. ^ McCrillis, Neal.R. (2002). “Atomic Anxiety in Cold War Britain: Science, Sin, and Uncertainty in Nuclear Monster Films”. In Aichele, George; Walsh, Richard. Screening Scripture: Intertextual Connections Between Scripture and Film. Trinity Press International. p. 47 
  2. ^ The 27th Academy Awards, 1955

外部リンク

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