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映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
映画 妖怪ウォッチ
FOREVER FRIENDS
監督 高橋滋春
脚本 日野晃博
原案 日野晃博
原作 レベルファイブ
製作総指揮 日野晃博
出演者 種﨑敦美
木村良平
東山奈央
関智一
小桜エツコ
子安武人
小栗旬
ブルゾンちえみ
音楽 西郷憲一郎
主題歌大好きだった東方神起
制作会社 OLM TEAM INOUE
製作会社 映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト2018
配給 日本の旗 東宝
香港の旗 My Way Film Company英語版
大韓民国の旗 CJ ENM
中華人民共和国の旗 中国電影集団
公開 日本の旗 2018年12月14日
中華民国の旗香港の旗マカオの旗 2019年6月28日
大韓民国の旗 2020年10月15日
中華人民共和国の旗 2022年3月12日
上映時間 100分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 12.5億円
前作 映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活
次作 映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか
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映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS』(えいが ようかいウォッチ フォーエバー フレンズ)は、テレビアニメ妖怪ウォッチ』の劇場版第5作目。2018年12月14日より公開。

キャッチコピーは「ずっと一緒だと思っていた」「何があっても、この友情は忘れない[1][2]

概要

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『妖怪ウォッチ』の映画シリーズ5周年記念作品[3]2018年6月15日に本作が12月に公開することが発表され[4]、同年6月22日に予告動画が公開された[5]

現代より約60年前にあたる1960年代のさくら元町および妖魔界を舞台に、妖怪ウォッチ[注 1]を手にした少年少女たちの活躍と友情、2015年公開の『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』で初登場して以降、妖怪ウォッチシリーズのキャラクターとして高い人気を誇っているエンマ大王の誕生に迫る物語。登場キャラクターも一新し、メインに登場する妖怪の多くは日本古来の伝承神話にある妖怪やがモチーフとなっている[4][注 2]

第1作目~第4作目までは公開日が土曜日となっていたが、本作以降の公開日は金曜日となっている。

なお、2019年6月20日レベルファイブより発売されたNintendo Switchゲームソフト妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている』では、今作の舞台や人物がこれまでのシリーズと合わせて登場する。

ストーリー

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1960年代の東京・さくら元町。少年下町シンは新聞配達のアルバイトをしながら、唯一の肉親である病気の母を懸命に支えていた。しかし謎の妖怪が母に取り憑き、母は突然操られたように家を飛び出した末、車に轢かれて命を落としてしまう。自暴自棄に至ったシンは母の後を追おうと川に飛び込もうとした時、高城イツキに引き止められ「死んだって母さんには会えない」「最後まで投げるな」と諭す。イツキの姉も同じようにビルから飛び降り命を落とし、それは魂を奪う妖怪・玉藻前(タマモ)の仕業であるという真相に至った。

妖怪から魂を取り戻すと誓うシンとイツキのもとに、有星タエという少女が現れ、シンの背後に守護霊スーさんを見つける。妖術師見習いであり霊や妖怪が見えるという彼女にイツキは協力を仰ぐ。タエも、祖母キネが別の妖怪に襲われたと語る。

イツキは自宅である屋敷にシンとタエを招き、こちらも妖怪を味方に付け対抗すべく、かつて入手した妖怪を召喚するアイテム「妖怪アーク」を見せ、これを使うための「妖怪ウォッチ」が必要とあり、古い山姥屋敷(やまんばやしき)を探索する。3人は山姥に襲われるもののキネを救出し、ついに妖怪ウォッチを見つける。妖怪ウォッチは選ばれし者でない人間の腕からは外れてしまうが、シンが付けたところ外れる事はなく、妖怪ウォッチの使い手となる。

シンは妖怪ウォッチとアークで猫又河童座敷童子の3体を召喚する。個性が強くマイペースな彼らに皆は困惑するものの、タマモを見つけ出し戦いの末に懲らしめる。しかしタマモは、魂を奪ったのは「閻魔大王様の命令」だと語る。そこで3人は閻魔大王に会うため、キネが作った妖怪切符で妖魔界行きの列車に乗り、無事妖魔界へたどり着く。

妖魔界で閻魔大王に申し出を立てた3人は、折しも開かれていたエンマ武闘会に出場する事になる。そこでは閻魔大王の息子・紫炎が次期大王の座を争奪すべく暗躍していた。

キャスト

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スタッフ

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主題歌

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エンディングテーマ「大好きだった」
作詞 - H.U.B. / 作曲・編曲 - Jean Yves Ducornet、Benjamin Groff、Calanit Ledan / 歌 - 東方神起
他の劇場版とは異なり流れるのは一曲だけとなっている。またエンディング映像にはケータやナツメといったこれまでのシリーズのキャラクターが登場する。

テレビ放送

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テレビ東京系列では、次作『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』公開に合わせ、2019年12月7日に地上波初放送された。本編開始の直前には『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか 公開記念! Y学園の情報をお送りしちゃうぞSP』を放送し、同作主題歌のピンクレディー未唯mieが出演し、テレビ東京アナウンサー原田修佑がナビゲーターを担当。また、同番組内で未唯の相方であったピンクレディーの増田恵子がサプライズ出演しており、同作へのゲスト声優も発表されている。

脚注

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注釈

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  1. ^ 今作に登場する妖怪ウォッチは『妖怪ウォッチ シャドウサイド』の妖怪ウォッチエルダの前身にあたる「妖怪ウォッチエルダ零(ゼロ)・神(ジン)」。舞台・設定も同作に準じる。
  2. ^ モブシーンでは前シリーズの妖怪も登場し「過去最多数の妖怪登場」とされている。
  3. ^ 『妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている』では鈴木達央が担当。

出典

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  1. ^ イントロダクション 『映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS』公式サイト
  2. ^ 映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS : ポスター画像”. 映画.com. 2020年10月9日閲覧。
  3. ^ 映画「妖怪ウォッチ」主題歌は東方神起! 楽曲入り予告映像&本ポスター公開”. アニメ!アニメ! (2018年10月25日). 2018年10月25日閲覧。
  4. ^ a b 「映画 妖怪ウォッチ」新作が12月公開、日野晃博「イマドキの妖怪は登場しない」”. 映画ナタリー (2018年6月15日). 2018年10月25日閲覧。
  5. ^ 「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」の予告解禁”. 映画ナタリー (2018年6月22日). 2018年10月25日閲覧。

外部リンク

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