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「マリア (ハヤテのごとく!)」の版間の差分

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== 人物像 ==
== 人物像 ==
優しくて面倒見のよい性格をしており、三千院家の屋敷の家事を一身に担う器量の良さを持っている。話し方や物腰も大人っぽく落ち着いており、母親のような包み込む優しさも持ち、ハヤテやナギをたしなめている。しかし何もかも許容するような性格でもなく、怒るとかなり怖いが決してはっきりと表面に表したりはせず、常に満面の笑顔を浮かべる。怒らせた相手に対して行きすぎとも言えるようなことをしようとすることもあるので、普段の優しさのイメージとの差から「黒い」と思われがちである。この面はハヤテにも共通している。その反面、ハヤテやナギにからかわれると拗ねて子供っぽい態度を取る一面もある。[[ゴキブリ]]が苦手で、目にすると普段の姿が嘘のように我を忘れてとまどい怯え、泣き叫んでしまう。ナギやハヤテが滅茶苦茶にした部屋をいつも片付けているので苦労が絶えず、酷いときには目が死んだようになる。相当な料理の実力者で[[桂ヒナギク|ヒナギク]]以上の手つきの良さだが、ハヤテの方が上手くハヤテには料理で丸め込まれたり落ち込んだりする(得意はアップルパイ)。
優しくて面倒見のよい性格をしており、三千院家の屋敷の家事を一身に担う器量の良さを持っている。話し方や物腰も大人っぽく落ち着いており、母親のような包み込む優しさも持ち、ハヤテやナギをたしなめている。しかし何もかも許容するような性格でもなく、怒るとかなり怖いが決してはっきりと表面に表したりはせず、常に満面の笑顔を浮かべる。怒らせた相手に対して行きすぎとも言えるようなことをしようとすることもあるので、普段の優しさのイメージとの差から「黒い」と思われがちである。この面はハヤテにも共通している。その反面、ハヤテやナギにからかわれると拗ねて子供っぽい態度を取る一面もある。[[ゴキブリ]]が苦手で、目にすると普段の姿が嘘のように我を忘れてとまどい怯え、泣き叫んでしまう。ナギやハヤテが滅茶苦茶にした部屋をいつも片付けているので苦労が絶えず、酷いときには目が死んだようになる。相当な料理の実力者で[[桂ヒナギク|ヒナギク]]以上の手つきの良さだが、ハヤテの方が上手くハヤテには料理で丸め込まれたり落ち込んだりする(得意はアップルパイ)。普段は[[三千院ナギ|ナギ]]のことをナギと呼ぶが、皮肉を込めた時だけお嬢様と呼ぶ


帝から受けた[[英才教育]]のために常人離れした数々の才能を持っており、白皇を13歳で卒業したこと以外にも13カ国語を解するなどの高い学力がある。また、メイドとしての仕事は完璧にこなす。ゲームと名のつくものは全て得意で、テレビゲームやチェスはナギに楽勝、[[ビリヤード]]はハヤテを圧倒。釣りやお菓子作り、卓球など、勉強以外も優れている。さらに単なるメイドでありながら何人ものSPに指示を下し、SPは主のナギを差し置いてマリアに従ってしまう。執事長のクラウスも頭が上がらない。白皇学院においては1点差で編入試験を不合格になったハヤテを自分の推薦状で合格させるほどの信頼を白皇学院から得ており、またその成績、経歴から白皇では伝説の生徒であると言われ、周囲からはこういった数々の才能から完璧超人と思われている。しかしずっと屋敷にいるため意外と世間知らずな面もあり、新幹線以外の電車や[[地下鉄]]、[[カラオケ]]、[[カップラーメン]]の食べ方を知らない。金銭感覚も庶民とはかけ離れていて、数千万円なら「そのくらい」と思える金額らしい。下田旅行編では駅で電車に乗る方法すらわからず、いつも面倒を見ているナギとともに迷子になりかけたほどだった。
帝から受けた[[英才教育]]のために常人離れした数々の才能を持っており、白皇を13歳で卒業したこと以外にも13カ国語を解するなどの高い学力がある。また、メイドとしての仕事は完璧にこなす。ゲームと名のつくものは全て得意で、テレビゲームやチェスはナギに楽勝、[[ビリヤード]]はハヤテを圧倒。釣りやお菓子作り、卓球など、勉強以外も優れている。さらに単なるメイドでありながら何人ものSPに指示を下し、SPは主のナギを差し置いてマリアに従ってしまう。執事長のクラウスも頭が上がらない。白皇学院においては1点差で編入試験を不合格になったハヤテを自分の推薦状で合格させるほどの信頼を白皇学院から得ており、またその成績、経歴から白皇では伝説の生徒であると言われ、周囲からはこういった数々の才能から完璧超人と思われている。しかしずっと屋敷にいるため意外と世間知らずな面もあり、新幹線以外の電車や[[地下鉄]]、[[カラオケ]]、[[カップラーメン]]の食べ方を知らない。金銭感覚も庶民とはかけ離れていて、数千万円なら「そのくらい」と思える金額らしい。下田旅行編では駅で電車に乗る方法すらわからず、いつも面倒を見ているナギとともに迷子になりかけたほどだった。

2007年8月6日 (月) 13:21時点における版

マリアは、畑健二郎の漫画作品及びそれを原作とするアニメ『ハヤテのごとく!』に登場する架空の人物。アニメでの声優は田中理恵

プロフィール

  • 生年月日:1987年12月24日(仮)
  • 血液型:O型
  • 年齢:17歳
  • 身長:158cm
  • 体重:42kg

経歴

三千院家に仕える有能で美人なハウスメイド。現在はハヤテと共にナギに仕えている。 とあるクリスマスイブに、ある教会のマリア像の前で拾われた。マリアという名前や12月24日の誕生日は、このことから便宜上与えられたものである。便宜上の苗字もあるが、現在は明かされていない。生みの親や本名・本来の誕生日などは不明。

経歴等は不明な部分が多く、4歳の頃から三千院家におり、日本より海外生活の方が長い。幼い頃から帝に英才教育を受けており、飛び級で白皇学院高等部に10歳で入学し、1年の時から生徒会長を2期連続で務め、最優秀生徒に贈られる銀時計を3つ与えられ、3年間成績はぶっちぎりのトップで13歳の時高校を卒業した。なお、1年生で生徒会長を務めた生徒は白皇史上マリアとヒナギクのみで、今のヒナギクより当時のマリアの方が若かった。

人物像

優しくて面倒見のよい性格をしており、三千院家の屋敷の家事を一身に担う器量の良さを持っている。話し方や物腰も大人っぽく落ち着いており、母親のような包み込む優しさも持ち、ハヤテやナギをたしなめている。しかし何もかも許容するような性格でもなく、怒るとかなり怖いが決してはっきりと表面に表したりはせず、常に満面の笑顔を浮かべる。怒らせた相手に対して行きすぎとも言えるようなことをしようとすることもあるので、普段の優しさのイメージとの差から「黒い」と思われがちである。この面はハヤテにも共通している。その反面、ハヤテやナギにからかわれると拗ねて子供っぽい態度を取る一面もある。ゴキブリが苦手で、目にすると普段の姿が嘘のように我を忘れてとまどい怯え、泣き叫んでしまう。ナギやハヤテが滅茶苦茶にした部屋をいつも片付けているので苦労が絶えず、酷いときには目が死んだようになる。相当な料理の実力者でヒナギク以上の手つきの良さだが、ハヤテの方が上手くハヤテには料理で丸め込まれたり落ち込んだりする(得意はアップルパイ)。普段はナギのことをナギと呼ぶが、皮肉を込めた時だけお嬢様と呼ぶ。

帝から受けた英才教育のために常人離れした数々の才能を持っており、白皇を13歳で卒業したこと以外にも13カ国語を解するなどの高い学力がある。また、メイドとしての仕事は完璧にこなす。ゲームと名のつくものは全て得意で、テレビゲームやチェスはナギに楽勝、ビリヤードはハヤテを圧倒。釣りやお菓子作り、卓球など、勉強以外も優れている。さらに単なるメイドでありながら何人ものSPに指示を下し、SPは主のナギを差し置いてマリアに従ってしまう。執事長のクラウスも頭が上がらない。白皇学院においては1点差で編入試験を不合格になったハヤテを自分の推薦状で合格させるほどの信頼を白皇学院から得ており、またその成績、経歴から白皇では伝説の生徒であると言われ、周囲からはこういった数々の才能から完璧超人と思われている。しかしずっと屋敷にいるため意外と世間知らずな面もあり、新幹線以外の電車や地下鉄カラオケカップラーメンの食べ方を知らない。金銭感覚も庶民とはかけ離れていて、数千万円なら「そのくらい」と思える金額らしい。下田旅行編では駅で電車に乗る方法すらわからず、いつも面倒を見ているナギとともに迷子になりかけたほどだった。

こういった立場や才能・技術は特筆に値するが、学生時代は勉強に明け暮れ、卒業後はすぐにナギ付きのメイドとなり、その後もずっと屋敷にいたこともあり恋愛経験はなく、ハヤテのいうところの「灰色の青春」を送っている。飛び級により学生時代から周りに年の近い男の子がおらず、現在もハヤテしかいない。そのため恋愛についての話を聞いてとまどってしまう。ハヤテに肩に手を触れられ話しかけられただけで何かと誤解しそうになったり、ハヤテがチョコをあげたのにクッキーをホワイトデーのお返しと勘違いし、ナギに指摘されるまで気づかなかった事もある。将来の夢もナギが引きこもりから脱却して真人間になることくらいで、月を見ながら自分の人生を考えたりする時もある。

容姿

17歳でありながら同年代の少女よりも遙かに豊富な人生経験を送っているので、性格だけでなく容姿も大人っぽい。他の女の子よりも段違いに可愛いらしく、白皇学院に潜入したときには知らない生徒から「可愛い子」「美人」だと思われていた。しかし何故目立っているのかを理解できなかったので自覚はないと思われる。ハヤテには「美人でキレーなお姉さん」と思われており、ストライクゾーンに入っている。ただし実年齢よりも年上に見られることが多く、17歳相応に扱ってもらえないことで度々落ち込み、何度も「ピチピチです」と主張している。

常にロングスカートで紺色のメイド服を着ており、普段は見えないが黒のニーソックスを履いている。いつもメイド服なので他の服を着ると周りに不審がられたりからかわれたりすることが多く、学院に侵入するため制服を着た際は「不気味なコスプレ」「恥ずかしい格好」とナギやハヤテに言われている。また、他にもネコミミをつけさせられたりプリキュアをもじった「メイドブラックマックスハート」[1]の衣装を着せられたりとコスプレまがいの衣装も着せられ「見なかったことにしてほしい」と思ってしまうような目にあった。

交友

ナギとは幼い頃からの付き合いで、妹や親友のような存在である。二人は単なる主従の関係を越えており、他人の前で体裁を保つとき以外はナギのことを名前で呼び捨てにしている。ナギにとってはメイドであり母であり姉であり友達でもあるため、今は世界で一番大事な人。また白皇の卒業生としても頼られ、ヒナギクとの関わりも深い。牧村志織は白皇に通っていた時代の同期で、動画研究部では「可愛い女の子の映像を残す」という名目で体操着姿などをビデオで撮影されていた。その後、ネット上にその動画が流出してしまったので、何とか消そうと尽力している。

ハヤテとは仲がよく、落ち込みやすいハヤテを慰めたりするほか、おどおどする姿を見て可愛いと思い、からかう一面もある。ハヤテの女装姿をかなり気に入っているようで、罰ゲームとして女装させようとする時がある。マリアを美人だと思っているハヤテとは違って特に恋愛感情のようなものはないが、たまたま温泉に一緒に入って裸を見られたり、ハヤテの必殺技でスカートをめくられる事故が起きたり、ハヤテがつまづいて転んだ拍子に胸に顔をつっこまれたりと色々と恥ずかしい経験をしている(扉絵でも自身の入浴シーンが描かれている)。ハヤテがナギを誘拐しようとした事実を知っている唯一の人物(公式ガイドブック収録の読切『ハヤテの如く』ではナギにその事を伝えていた)であり、そして二人の双方誤解の上に成立している危ういナギの恋模様を見守っている。

ちなみに、伊澄は遠まわしに彼女がハヤテの事を好きになると大変な事になると予期している(4巻)。10巻第4話では、ナギの漫画のヒロインである「魔法少女ブリトニー」役に当て振られた。ブリトニーは、センパイ(ハヤテ)に好意を抱いているが、妻(ナギ)がいるため思いを伝えることができない、という伊澄の予期を擬似的に再現したストーリーになっている。漫画の最後(書きかけではあるが)には「(星にされたセンパイと)一緒にいる事を望むか、思いが届かないと知って正義のようなものを貫くか(マリアの解釈による)」という選択肢の場面で終わっている。 それについて、「あのセンパイっていうのがハヤテ君なら、一生、星の姿にしておくのもいいかもしれませんね。」と発言しているが本意からの発言かどうかは定かではない。

備考

  • 作品のファンからは、基本的に『マリアさん』と呼ばれる。
  • 最初に単行本1巻のプロフィールで年齢が公開されたとき、上記のような容姿のせいで多くの読者が「まだ17歳だったんですか?」といったような感想を抱き、ファンレターでもそのことが多く書かれた。
  • 読切時は現在とは違う性格をしており、ハヤテを好きになったナギを苦悩させるためにハヤテを執事として雇ったり、「(ハヤテが)能なしならクビになるだけですし」と言ったりと、腹黒い性格が丸出しな言動をしていたので、本作でも読者に本当は腹黒い性格なのを隠していると思われてしまうことがある。実際は本作では設定が変わったためそのような言動はほとんどなくなっているが、天の声が若干腹黒と言った時には包丁を突きつける行為を見せるなど、完全に腹黒さがなくなったわけでもないようだ。
  • 連載当初は上記のように老けて見えることや読切時の腹黒いイメージが先行したため人気が無く、ハガキの量は圧倒的に少なかった。女装ハヤテの方が人気があったほどである。しかし、現在では第1回キャラクター人気投票でもナギを抑えての2位を獲得している。
  • アニメ第10話では、中の人つながりのネタとして『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のミーア・キャンベルの髪飾りを付け、○クの手の上で自身のキャラクターソングを熱唱している。

脚注

  1. ^ 『マラソン自由型』でハヤテとナギに助太刀する為に、正体を隠す為に変装したマリアの偽名。サキのメイドホワイトマックスハートとのコンビで「メイドマックスハート」(二人でキュアキュア)と称した。登場文句は「弱きを助け 強きをくじく!! 我ら正義の味方!! メイドブラックマックスハート!!」。サングラスを着用している。ナギはかっこいいと思ったようで、2人からサインをもらいたがっているが、マリア自身は「見なかった事にしてほしい」と思っており、また当の発案者のクラウスが氷室にあまりにも男らしくない方法で負けを認めさせた事で変装が何の意味も無かった事が発覚した為に、クラウスがナギにクビを言い出された時には賛成に回ったほど、思い出すのも嫌であった様子である。また、ナギやハヤテがダンジョンに行っていて構ってもらえなかった際は、この名で一人で「さみしいとやっぱりウサギは死ぬ」という歌を作詞作曲し大昔のカラオケセットで歌っている。

関連項目

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