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「リザードン」の版間の差分

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リザードンの進化の過程における前身の[[ヒトカゲ_(ポケモン)|ヒトカゲ]]や[[リザード_(ポケモン)|リザード]]とは異なり、一組の巨大な[[翼]]を持っている。テレビゲームや原作においてはリザードンはポピュラーな存在である。
リザードンの進化の過程における前身の[[ヒトカゲ_(ポケモン)|ヒトカゲ]]や[[リザード_(ポケモン)|リザード]]とは異なり、一組の巨大な[[翼]]を持っている。テレビゲームや原作においてはリザードンはポピュラーな存在である。


[[橙色]]の[[竜]]がベースとされており、竜と同様の頭部を持つ。頭部の角は現在2本だが設定がまだ不安定な頃は1本で描かれていた頃もあった。3本の[[指]]を持つ1組の腕と、同じく3本の指を持つ1組の足を持ち、長い[[尻尾]]を引き摺る。首はやや長く、尻尾の付け根は首よりも太い。尻尾の先端には赤色の外炎と黄色の内炎を持つ[[炎]]が常に灯してあり、水に濡れてもまず消えることはないが、これが消えるとリザードンは死に至るとされる。この炎はリザードンが炎を吐く時にはより激しく燃え上がり、本気で怒った時には青白く燃え上がるという。顔から胴体、翼の裏側にかけて全般的に橙色であるが、腹部から尻尾の裏側までの直線はやや薄みがかった黄色となっていて、翼の内側が[[緑色]]となっている。翼は[[コウモリ]]のような形状をしており、これにより地上1400mまで飛ぶことも可能であるとされる。(ただし、初期の赤、緑、青バージョンでは「そらをとぶ」を覚えられなかった。)
[[橙色]]の[[竜]]がベースとされており、竜と同様の頭部を持つ。頭部の角は現在2本だが設定がまだ不安定な頃は1本で描かれていた頃もあった。3本の[[指]]を持つ1組の腕と、同じく3本の指を持つ1組の足を持ち、長い[[尻尾]]を引き摺る。首はやや長く、尻尾の付け根は首よりも太い。尻尾の先端には赤色の外炎と黄色の内炎を持つ[[炎]]が常に灯してあり、水に濡れてもまず消えることはないが、これが消えるとリザードンは死に至るとされる。この炎はリザードンが炎を吐く時にはより激しく燃え上がり、本気で怒った時には青白く燃え上がるという。顔から胴体、翼の裏側にかけて全般的に橙色であるが、腹部から尻尾の裏側までの直線はやや薄みがかった黄色となっていて、翼の内側が濃い[[緑色]]となっている。翼は[[コウモリ]]のような形状をしており、これにより地上1400mまで飛ぶことも可能であるとされる。(ただし、初期の赤、緑、青バージョンでは「そらをとぶ」を覚えられなかった。)


==ゲームでのリザードン==
==ゲームでのリザードン==
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[[ポケモンカードゲーム|ポケモンカード]]においては第一弾として発売された「ポケットモンスターカードゲーム」の時点から登場していた。このカードは120のHPを持ち、エナジーバーンという特殊能力と、「ほのおのうず」という技を持っている。エナジーバーンは自分につけられた炎以外のエネルギーカードを炎エネルギーとして扱うことができるというもので、後述のほのおのうずと併用して使用することで大きな攻撃力を持つことができる。また、同シリーズに存在する「無色2個エネルギー」との併用により更に大きな攻撃力を持つこととなる。ほのおのうずは発動に炎エネルギーが4つ必要で、自分のエネルギーカードを2枚剥がして捨てることにより100のダメージを相手に与えることができる。また、逃げるのに3のエネルギーを持ち、水の弱点、格闘の抵抗力を持っている。このカードは他のポケモンと比較しても非常に[[コストパフォーマンス]]に優れた技であったため、バトルや大会で頻繁に使用された。更に、このカードは余りの強さから非常に大きな人気を模すこととなり、後のとりかえっこプリーズキャンペーンでイラスト違いの同カードが配布された他、このCDの特典として封入された。また全面に[[ホログラム]]が入ったカードが『[[劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI]]』の映画館限定発売のカードパックに封入され、これは特殊能力が改められていた。エナジーバーンではなく、ファイヤーレイズというもので、自分の他のポケモンについている炎エネルギーを2枚、自分に付け替えることができるというものであった。このカードは全般的に炎で構成されているデッキに対してしかあまり使えないという欠点があったが、オリジナルのリザードンではエネルギーカードの種類を問わないので炎の特色が弱いデッキにも使用できた。
[[ポケモンカードゲーム|ポケモンカード]]においては第一弾として発売された「ポケットモンスターカードゲーム」の時点から登場していた。このカードは120のHPを持ち、エナジーバーンという特殊能力と、「ほのおのうず」という技を持っている。エナジーバーンは自分につけられた炎以外のエネルギーカードを炎エネルギーとして扱うことができるというもので、後述のほのおのうずと併用して使用することで大きな攻撃力を持つことができる。また、同シリーズに存在する「無色2個エネルギー」との併用により更に大きな攻撃力を持つこととなる。ほのおのうずは発動に炎エネルギーが4つ必要で、自分のエネルギーカードを2枚剥がして捨てることにより100のダメージを相手に与えることができる。また、逃げるのに3のエネルギーを持ち、水の弱点、格闘の抵抗力を持っている。このカードは他のポケモンと比較しても非常に[[コストパフォーマンス]]に優れた技であったため、バトルや大会で頻繁に使用された。更に、このカードは余りの強さから非常に大きな人気を模すこととなり、後のとりかえっこプリーズキャンペーンでイラスト違いの同カードが配布された他、このCDの特典として封入された。また全面に[[ホログラム]]が入ったカードが『[[劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI]]』の映画館限定発売のカードパックに封入され、これは特殊能力が改められていた。エナジーバーンではなく、ファイヤーレイズというもので、自分の他のポケモンについている炎エネルギーを2枚、自分に付け替えることができるというものであった。このカードは全般的に炎で構成されているデッキに対してしかあまり使えないという欠点があったが、オリジナルのリザードンではエネルギーカードの種類を問わないので炎の特色が弱いデッキにも使用できた。


その他に、わるいポケモン、ひかるポケモン、カツラのポケモン、ワタルのポケモン、ポケモンex、δ-デルタ種のポケモンなどとしても収録されている。なおexではルギアex以外で唯一の確定200ダメージ技を持っており、ルギアと違い全ての効果を無視してダメージを与えられる。しかしその分コストなどが大きい。
その他に、わるいポケモン、ひかるポケモン、カツラのポケモン、ワタルのポケモン、ポケモンex、δ-デルタ種のポケモンなどとしても収録されている。なおexではルギアex以外で唯一の確定200ダメージ技を持っており、ルギアと違い全ての効果を無視してダメージを与えられる。しかしその分コストなどが大きい。


ポケモンカードDPでは第三弾の「ひかる闇」に収録。やはり技を使うときのコストが大きいので、このカード単体では使いづらい。しかしポケボディの「れっかのほのお」が強力であり、多少の工夫といくつかのトレーナーカードを使い進化前の技を使うことで、強力なポケモンに変化する。特に、ハーフデッキ戦やスタンダードデッキのサイドカード4枚戦でその強さを遺憾なく発揮できるようで、2007年の夏の大会でよく使用されていた(特に予選で)。
ポケモンカードDPでは第三弾の「ひかる闇」に収録。やはり技を使うときのコストが大きいので、このカード単体では使いづらい。しかしポケボディの「れっかのほのお」が強力であり、多少の工夫といくつかのトレーナーカードを使い進化前の技を使うことで、強力なポケモンに変化する。特に、ハーフデッキ戦やスタンダードデッキのサイドカード4枚戦でその強さを遺憾なく発揮できるようで、2007年の夏の大会でよく使用されていた(特に予選で)。


== 映画でのリザードン ==
== 映画でのリザードン ==

2007年12月31日 (月) 10:04時点における版

リザードン
全国
リザード - リザードン(#006) - ゼニガメ
ジョウト
カビゴン - リザードン(#231) - フシギソウ
ホウエン
なし - リザードン(#208) - なし
基礎データ
英語名 Charizard
進化体系 2進化ポケモン
進化前 リザード
進化後 なし
世代 第1世代
ポケモン学
分類 かえんポケモン
タイプ ほのお / ひこう
高さ 1.7m
重さ 90.5kg
特性 もうか
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リザードンは、ポケットモンスターシリーズに登場する1025種の架空のキャラクターモンスター)のうちの一種である。

特徴

リザードンの進化の過程における前身のヒトカゲリザードとは異なり、一組の巨大なを持っている。テレビゲームや原作においてはリザードンはポピュラーな存在である。

橙色がベースとされており、竜と同様の頭部を持つ。頭部の角は現在2本だが設定がまだ不安定な頃は1本で描かれていた頃もあった。3本のを持つ1組の腕と、同じく3本の指を持つ1組の足を持ち、長い尻尾を引き摺る。首はやや長く、尻尾の付け根は首よりも太い。尻尾の先端には赤色の外炎と黄色の内炎を持つが常に灯してあり、水に濡れてもまず消えることはないが、これが消えるとリザードンは死に至るとされる。この炎はリザードンが炎を吐く時にはより激しく燃え上がり、本気で怒った時には青白く燃え上がるという。顔から胴体、翼の裏側にかけて全般的に橙色であるが、腹部から尻尾の裏側までの直線はやや薄みがかった黄色となっていて、翼の内側が濃い緑色となっている。翼はコウモリのような形状をしており、これにより地上1400mまで飛ぶことも可能であるとされる。(ただし、初期の赤、緑、青バージョンでは「そらをとぶ」を覚えられなかった。)

ゲームでのリザードン

『赤・緑・青』で最初に選べるヒトカゲの最終進化形態。リザードがレベル36でリザードンに進化する。進化により翼を得た事で「ひこう」タイプが追加された。これにより、ほのおタイプの苦手わざであるじめんタイプの技に対抗できるようになった。ただしこれによって逆にほのお・ひこう両方のタイプの弱点であるいわタイプの技にはさらに弱くなっている。

覚える技がとても多く、特殊技も物理技も優秀な技が多い。 ただし他の地方の最初の3匹の最終進化形が使える「かみなりパンチ」だけは使えない。とくこうとすばやさが高いが、こうげきはとくこうと比べると若干低いので「はらだいこ」や「つるぎのまい」を使って補う必要がある。似たような扱い方をするポケモンにジュカインがいる。 攻撃面が優秀な反面耐久性は平均より少し低く、タイプ一致の効果抜群技を食らうときつい。

鳴き声は、同じ音源を使用しているのかサイホーンにそっくりである。

正式にはドラゴンタイプではないが、その容貌や習得可能なドラゴン技の多さ、タマゴグループにドラゴンがある事と、『金・銀』にてチャンピオンのドラゴン使いのワタルの手持ちであることから、ドラゴンタイプとの認識を持つ人もいる。

ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ、続編の大乱闘スマッシュブラザーズDXに、モンスターボールから出現するポケモンの一匹として登場。その場で左右に「かえんほうしゃ」を放ってプレイヤーを攻撃する。

また、大乱闘スマッシュブラザーズXでは、「ポケモントレーナー」の手持ちのポケモンのうちの1匹として操作が可能(もう2体のポケモンは、ゼニガメフシギソウ)。

アニメでのリザードン

サトシリザードからリザードンに進化した。当初はリザードの時と同様になかなか命令を聞かなかったが、後に心を開くようになる。以降はその強力な攻撃力を遺憾なく発揮して、サトシのパーティの主力として活躍した。その後リザードンの谷でサトシと別れ、修行にはげむ。下記の映画では応援に駆けつけ、フスベジムやバトルピラミッドなどでも助けに来ている。このとき必ずサトシの顔に「かえんほうしゃ」をしている。ちなみに、現在は谷で一緒に住む♀のリザードン「リサ」の彼氏でもある。

ポケモンカードでのリザードン

ポケモンカードにおいては第一弾として発売された「ポケットモンスターカードゲーム」の時点から登場していた。このカードは120のHPを持ち、エナジーバーンという特殊能力と、「ほのおのうず」という技を持っている。エナジーバーンは自分につけられた炎以外のエネルギーカードを炎エネルギーとして扱うことができるというもので、後述のほのおのうずと併用して使用することで大きな攻撃力を持つことができる。また、同シリーズに存在する「無色2個エネルギー」との併用により更に大きな攻撃力を持つこととなる。ほのおのうずは発動に炎エネルギーが4つ必要で、自分のエネルギーカードを2枚剥がして捨てることにより100のダメージを相手に与えることができる。また、逃げるのに3のエネルギーを持ち、水の弱点、格闘の抵抗力を持っている。このカードは他のポケモンと比較しても非常にコストパフォーマンスに優れた技であったため、バトルや大会で頻繁に使用された。更に、このカードは余りの強さから非常に大きな人気を模すこととなり、後のとりかえっこプリーズキャンペーンでイラスト違いの同カードが配布された他、このCDの特典として封入された。また全面にホログラムが入ったカードが『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』の映画館限定発売のカードパックに封入され、これは特殊能力が改められていた。エナジーバーンではなく、ファイヤーレイズというもので、自分の他のポケモンについている炎エネルギーを2枚、自分に付け替えることができるというものであった。このカードは全般的に炎で構成されているデッキに対してしかあまり使えないという欠点があったが、オリジナルのリザードンではエネルギーカードの種類を問わないので炎の特色が弱いデッキにも使用できた。

その他に、わるいポケモン、ひかるポケモン、カツラのポケモン、ワタルのポケモン、ポケモンex、δ-デルタ種のポケモンなどとしても収録されている。なおexではルギアex以外で唯一の確定200ダメージ技を持っており、ルギアと違い全ての効果を無視してダメージを与えられる。しかしその分コストなどが大きい。

ポケモンカードDPでは第三弾の「ひかる闇」に収録。やはり技を使うときのコストが大きいので、このカード単体では使いづらい。しかしポケボディーの「れっかのほのお」が強力であり、多少の工夫といくつかのトレーナーカードを使い進化前の技を使うことで、強力なポケモンに変化する。特に、ハーフデッキ戦やスタンダードデッキのサイドカード4枚戦でその強さを遺憾なく発揮できるようで、2007年の夏の大会でよく使用されていた(特に予選で)。

映画でのリザードン

第1作目のポケモン映画である『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』では、サトシのリザードンがコピーリザードンと戦うが、素早さが上回るコピーリザードンに負けてしまう。 短編映画『ピカチュウのなつやすみ』では、首が土管にはまってしまい、他のポケモン達に引っ張り出してもらうシーンと、 ライチュウカラカラマリルブルーを相手に雑魚寝したままの体制でシーソーで遊ぶシーンがある。 第3作目のポケモン映画である『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』では、リザードンが谷から応援に駆けつけることとなる。エンディングでは再び谷に戻っている。

その他におけるリザードン

ポケモン金銀が発売するまでリザードンはカメックスフシギバナピカチュウと並び、積極的にプロモーション活動に使用された。またポケモンを象徴する初期メンバーとしての印象も強い。

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