コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「硝子軟骨」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Xqbot (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる 除去: es:Cartílago hiliano
編集の要約なし
1行目: 1行目:
[[Image:Gray292.png|thumb]]
[[Image:Gray292.png|thumb]]
'''硝子軟骨'''(しょうしなんこつ、英:hyaline cartilage)とは[[関節軟骨]]、[[骨端軟骨|骨端板]]、[[肋軟骨]]、[[気管軟骨]]、[[喉頭軟骨]]などを構成する[[軟骨]]。硝子軟骨の基質はゲル状であり、その約70%は[[電解質]]を含む水分で構成されている。軟骨細胞は基質中の軟骨小腔内に存在する。
'''硝子軟骨'''(しょうしなんこつ、またはがらすなんこつ、英:hyaline cartilage)とは[[関節軟骨]]、[[骨端軟骨|骨端板]]、[[肋軟骨]]、[[気管軟骨]]、[[喉頭軟骨]]などを構成する[[軟骨]]。硝子軟骨の基質はゲル状であり、その約70%は[[電解質]]を含む水分で構成されている。軟骨細胞は基質中の軟骨小腔内に存在する。

==特徴==
* 発生段階において一時的に存在する軟骨(後に骨に置き換えられる)、肋軟骨、関節軟骨、気道軟骨等で観察される。
* 血管が存在しない。
* Ⅱ型コラーゲンを含む。
* 軟骨膜に囲まれる。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
10行目: 16行目:
== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
*日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4873621135
*日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4873621135
*内山安男 『組織細胞生物学』 南江堂 2006年 ISBN 4524236767 


{{DEFAULTSORT:しようしなんこつ}}
{{DEFAULTSORT:しようしなんこつ}}

2009年11月22日 (日) 11:21時点における版

硝子軟骨(しょうしなんこつ、またはがらすなんこつ、英:hyaline cartilage)とは関節軟骨骨端板肋軟骨気管軟骨喉頭軟骨などを構成する軟骨。硝子軟骨の基質はゲル状であり、その約70%は電解質を含む水分で構成されている。軟骨細胞は基質中の軟骨小腔内に存在する。

特徴

  • 発生段階において一時的に存在する軟骨(後に骨に置き換えられる)、肋軟骨、関節軟骨、気道軟骨等で観察される。
  • 血管が存在しない。
  • Ⅱ型コラーゲンを含む。
  • 軟骨膜に囲まれる。

関連項目

参考文献

  • 日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4873621135
  • 内山安男 『組織細胞生物学』 南江堂 2006年 ISBN 4524236767 
');